気が付いてみれば、はや夏休み期間に入っております。
ですが、梅雨は未だに明けておらず、お天気ははなはだ不安定。
くわえて廿日市辺りは大雨の警報が度々でありましたな。
ようやく雨の上がった本日ちょっとお山のほうへお出かけ。
巣立ちの頃を迎える鳥さんたちも、この長雨はきっと大変だったでしょう。
気になるところですよ。
友人ハタさんに教えられて、10日ほど前に大野の森で見かけたオオルリの巣。↓
思いがけないところに巣を作っておりましたが、親鳥メスが抱卵中でありました。
ちょっと驚かせてしまったのか、親鳥が一度は飛んでいってしまいましたが、
その後また戻ってきて巣にどっかり座り込んでいましたから、ほっと致しました。
さて、このオオルリさん、そろそろ雛が孵っているに違いない、
と思って、行ってみようとしたのですが、ちょっと手前の道路が工事中で通行止め。
しょうがありませんから、大峯山のブッポウソウのほうへ方向転換でありました。
こちらはそろそろひな鳥たちの巣立ちの頃のはずです。
ブッポウソウが出入りしている巣箱の近くを車で通りますと、すでに先客がおりました。
前回も見かけた方であります。しかも観察用の迷彩テントをしつらえての本格的な観察。
お散歩がてらちょっと寄ってみましたというこちらのスタンスでは
何だかとってもお邪魔みたいな雰囲気ですから、ちょっと離れた別の巣箱へ移動です。
すると、前回使っている雰囲気のなかった巣箱の付近に3,4羽ほどのブッポウソウ。
しかも結構騒がしく鳴き声を出しながら飛び交っておりましたよ。↓
巣箱に入ることもあります。でも餌をくわえてではありません。
周辺の電線の上に止ったり、近くの森の高い木の枝に止ったりであります。
どうやらひな鳥が巣立ったあとのようです。
雛の巣立ち直後を親鳥と他の成鳥たちが一緒になって守っているのかもしれません。
どこかにひな鳥が混じっているはずですが、ちょっと見つけられません。
でもアカマツの高い木の枝に止ったこちらのブッポウソウ。↓
暗すぎて、シルエットでしかないのですが、
もしかすると巣立ちのひな鳥かも知れませんね。
こちらはもちろん成鳥のほう。↓
さて、迷彩テントの方。きっと巣立ちの瞬間をねらっているのでしょう。
気になるところでしたが、雨が上がったばかりのお山の天気。
湿度100%かと思うほどの蒸し暑さで、気分も悪くなってきて早々に退散でありました。
梅雨が明けると、いよいよ本格的な酷暑となりそうです。
さて、無事にこの夏を越すことが出来るやら、何だか今から戦々恐々の気分ですな。