何だか標高の高いところではヒレンジャクやらルリビタキを見たとか、
イスカを見たとかの鳥見情報が入ってくるのですが、
北の奥のほうまで行くには、気合がなかなか足りません。
でもって、6日、近場の植物公園です。
ぽかぽか陽気の小春日和です。
珍しく園内のうらら池のほうでカワセミくんの鳴き声がちらほらしてきます。
端から端へお池の側を行き来しておりますと、ようやくお姿拝見。↓
でもお散歩カメラのレンズではちょっと心もとない。
こちらはまるっきりの逆光でシルエット状態です。↓
おだやかな天気ですので、気持ちよくゆるゆるとした散策です。
もう12月の冬ですが、ところによっては紅葉がまだ続いています。↓
でもってようやくこの公園でもルリビタキ見っけでありましたよ。
繁みの暗いところでありましたけど。
さて、ヤマガラ、ジョウビタキ、ミヤマホオジロなど散見しておりますと、
繁みの中で、この鳥さん。↓
おや、びっくり、サンショウクイじゃないですか!
サンショウクイは夏鳥。今は12月の冬。どういうこと?
冬でも見られるということでしょうか。
繁みから明るいところに飛び出してくれました。
帰って調べてみると、
どうやらこれは亜種のリュウキュウサンショウクイ。
南西諸島や九州南部では留鳥。近年、その分布が北上中だとか。
90年代に九州北部。2017年には東京でも観察されたようです。
冬季でも観察される。冬季に観察したとすれば
リュウキュウサンショウクイの可能性が高い。
額の白色が狭い、胸部は暗灰色なのが特徴。
納得です。2羽が連れ添って飛んでおりました。
せっかくのチャンス、うまくショット出来なかったのがちょっと残念でした。
この日はイカルさんも見かけました。
ということで結構色々鳥さんを見かけることが出来たのですが、
あまり良い写真になったとは言えません。
でもこの日のお散歩、まずまずということでしょうか。
公園はイベントでクリスマスコンサートの夜間営業。
夕方の来園者と入れ違いに引き上げさせていただきました。
陽が落ちるとさすがに寒々としてくるのでしたよ。