渓流釣りのハタさん、多彩なご趣味をお持ちですが、
最近は鳥撮にも関心を寄せておいでであります。
そのハタさんから先日オシドリの見事な写真を見せられました。
錦川支流の渓谷で、連れの山ちゃんが「おぅ、変なカモがおるでぇ」と。
ハタさん、「こんな渓流にカモなんかおりゃーせんが!」
と言い合いながら車から渓流を覗いてみれば、びっくり。
50mも隔てない間近にオシドリの群れであったとか。
400㍉のレンズを手に入れたばかりのハタさん、
岸に上がったオシドリや遊泳中のオシドリを近接でパチリ、パチリであります。
いるはずもないと思っていたところでの出会いこそ、醍醐味でありますな。
というわけで、珈琲店仲間のハタさん、この鳥見のなべさんを
親切にも錦川渓流へ連れて行ってあげようとおっしゃってくださいましたよ。
お出かけは、16日。(ちょっと寒の戻りの曇り空。)
奥山育ちに里山生活の山ちゃんも同行です。この御仁も地元の達人。
ハタさんとは何やら楽しい付き合いのやじ・きたコンビのようであります。
さて、さすがにご自分の庭のように車をすいすいと運転されて、
あっという間に、錦川の河原。 ↓
ハタさんと山ちゃんは釣り仲間でもあります。
もともと先日も渓流釣りの時のことであります。
さて、オシドリはもっと奥の渓流へいるはずと上流へ向かいます。
渓谷で車を降りて、双眼鏡を覗いていた山ちゃんが目ざとく見つけてくれました。↓
滝の流れのそばの淵に10羽ほどのオシドリがくつろいでいます。
残念ながら近接できるような間近とはいきません。
望遠レンズでようやくそれとわかる遠い距離であります。
ちょっと無理やりのトリミングです。 ↓
さらに、上流へ上がってみるのですが、2、3羽のオシドリが
気配を感じては奥へ奥へ飛び去ってしまいます。なかなか近づけません。
どうも先日のように、「間近に」というのはうまくいきません。
渓流釣りの車も行き来していますし、警戒心が強くなってるのかもしれません。
残念でありましたね。
しょうがないね、まあ今日はこんなところね、と帰途につくのでありますが、
下流のダムのところで、「ここにいるかもしれんから。」と山ちゃんが車を停めさせます。
ハタさん、「こんなとこにおりゃーせんがぁ。」と言います。
それでもダムの高いところからはるか下の流れを見ると10羽ほどのオシドリが
豆粒のように見えました。
山ちゃん、やっぱりなかなかの達人なんですよ。
(この項、続く。)
次号が楽しみでございまする。。。
楽しいお出かけでした。またいつかご一緒できればうれしいですね。山ちゃんにもお世話になりました。
それにしてもその翌日もお出かけとはタフでありますね。