街路樹のてっぺんにジョウビタキの雌らしい
小鳥を、見かけたりしていたのですが、
雌がいるんだったら雄もいるはずと
注意深く、気を配って、探しておりました。
すると、近所の公園の中でなく、
自宅のマンションを出たすぐの電線の上に。 ↓
居ました!
ジョウビタキの雄です。↓
いきなりでしたので、カメラを引き出すのに手間取って
充分に撮れないまま、逃げられてしまいました。
雄の方は胸のオレンジがあざやかで、
黒っぽい羽とコントラストがはっきりしているので、
判別に悩むことはありません。
雌の方は随分と控えめですが、目がくりくりっとして
可愛さは雌のほうですね。
いずれにしても、大陸の方から
海をわたってきた冬鳥だと思うと
何ともけなげやなと感じてしまいます。
それから、冬枯れの森の中に入ると、コゲラさんが
高い樹木の幹にへばりついて「コッコッコッ」
とドラミングの音を出していました。 ↓
何だか「冬枯れの孤独なコゲラさん」という
これも好もしいよろしげな雰囲気でありましたね。
冷たい空気で凛とした冬の森の中も
案外と良いものであると思ったのであります。