19日、山猫珈琲店で知り合った画家の玉垣さんから、
個展の案内状を頂きましたので、街中のギャラリーまでお出かけしました。
玉垣 光 展
「人・間・物・語」(素描・テンペラ)
自画像にこだわり、何年もしつこく描き続けておられます。ちょっと苦しいほどにも。
北方ルネサンスのボッスを連想させるような画風だなあと前から思っております。
ですが、この1年間の作品を一覧すると、相変わらずの辛辣さの中にも
どこかユーモアの柔らかい光が差しているようで、ちょっとニコッとしたりもします。
何だかほっと安堵して好ましく思ったりも致しまたよ。
ご自身との格闘にまだまだタフでいらっしゃるようです。今後も奮闘されるかと。
さて、ギャラリーを覗いたその足で、広島城公園まで。
10月も半ばになると、お約束のようにノゴマさんが入ってきます。
北海道から南へ渡る通過点。公園の植え込みの中でしばらくご休憩のはず。
何度か様子を見に行きましたが、これまでは空振り。さて。
カメラマンさんがとある植え込みの前にお二人、じっとしております。
「いますよ~。」とおっしゃるのですが、なかなか姿を見せません。
ずいぶんと待たされたあげく、ようやく出てきてくれました。
春の渡りの時にはちらっと見ただけでしたから、しっかりした姿はまあ1年振りというところ。
採餌中。どうやらカメラマンのおじさん、持参の餌を撒いているようです。
ですので、時々「餌くれ~。」とでもいった様子で植え込みから出てきます。
今季もこうして何とかお会い出来ました。やれやれですな。
夏場の北海道では珍しくもないのでしょうが、こちらでは1年に一度、
渡りの途中に出会えるというのもなかなかよろしいかと思います。
さて、この日の行程は、友人ハタさんの前日の行程をなぞったようなものでした。
ただ縮景園を省略しているのは、こちらの体力の問題。もうお歳ですから。
一度の行程で、精々2箇所のはしごが限度といったところですよ。
アハッ。