玉造温泉のお宿は老舗の長楽園、庭園大露天風呂で有名なところ。
なかなかの露天風呂でありまして、滅多にない風情を味合わせていただきましたよ。
さて、16日は、せっかくここまで来たことですし、しっかり冬の水鳥観察でも
したいところなのですが、車がないと機動力に欠けて何かと不便であります。
しょうがないので、駅近のフィールドをひとつ選びました。
それでも山陰線の出雲市まで行って、一畑電車に乗り換えて行きますので、
たいそう時間がかかります。
そして降り立ったのが湖遊館新駅という無人駅でありました。↓
一畑電車。電車賃ちょっと高めです。↓
鉄ちゃんらしい学生さんが数人乗っておりましたね。
駅からの眺め。↓
宍道湖の西側になります。水田の向こうが湖畔の岸辺になっています。
そこに野鳥観察のできるグリンパークがあるはずです。歩いていきます。
コハクチョウでも見られたら良いのですが。
でも、野鳥公園のところまで歩いていく途中の水田で、
色々鳥さんが飛び交っているようでありました。とりあえず、ツグミとか。
そして、タゲリ! です。↓
時折り飛び立っては、水田の刈り跡に降り立ちます。あぜ道に踏み込んで
近づきますと、飛び立ってしまいますので、はなはだ遠い姿だけでありました。↓
でも、水田の遠い一画にマガンらしい群れがたむろしているのを発見。
なべ嫁さんを広い道路に残したままあぜ道をそのまま進ませてもらいました。↓
5,60羽もいるでしょうか。刈り跡にゆったりくつろいでおります。
マガンかと思っていましたら、後で調べてみると、ヒシクイのようであります。
マガンより一回り大きいそうですが、ガンの仲間であります。天然記念物です。
ちょっと近づきすぎて、数羽が飛び立ってしまいました。↓
さて、野鳥公園のほうはどうかと言いますと、観察小屋などがありまして
立派な施設になっています。
ところがちょうど遠足らしい幼稚園児の集団がわいわいがやがやで騒がしくありました。
スタッフの方が水辺に向けたスコープを覗かせて親切に対応しておりました。
コハクチョウは見られませんでした。ここはポイントではないとのこと。
それでも先日の雪の激しいときに数羽降り立ったらしいのですが。
ヒドリガモ、キンクロハジロ、オオバンなど、お馴染みの水鳥さんばかりでしたね。
こちらは、シギ?はて? ↓
足元が隠れていますが、アオアシシギかもしれませんね。
というわけで水辺はもうひとつでしたから、しばらく休憩しましたあと、
ヒシクイの群れをなべ嫁さんにも見せてあげようと、再び水田の刈り跡まで
戻ることにしたのであります。タゲリさんにも近づけるかもしれませんし。