7日、お宿を出てまずは大観峰で阿蘇の山並みを遠望します。
中岳からは噴煙。ちょっと曇り空。 ↓
そしてやまなみハイウェイから久住方面へ上がって行きますと、紅葉ロードです。
1000メートルを越えるとどうやら紅葉のピークのようでした。
牧ノ戸峠からの紅葉ね。↓ ちょっと曇り空なのが残念。
峠を下っていくと、長者原の湿原。ススキが全面光り輝いています。↓
広い湿原の木道を歩いてみるものの、鳥さんはなかなか姿を見せません。
夏鳥はすでに去って、冬鳥がやってくるにはまだぼちぼち、という時期。
残念ですけど少々がっかりですね。
ハイカーや登山者はススキの広がりを楽しんで散策しております。
この日のお宿は長者原に程近い筋湯温泉。
午後の昼下がりになってようやく晴れ間が広がってきました。
そうするとお宿の前から見えるお山は、陽を浴びて燃えるような紅葉。↓
筋湯温泉の名物外湯「うたせ湯」です。↓
以前入ったことがありますからこちらの外湯も今回はスルー。
お宿にいくつも内湯がありそうですし、いくつも入る体力がありませんな。
とりあえずお宿の部屋でごろ寝して休息でありますよ。
8日、晴天。もう一度長者原湿原へ立ち寄ってみました。
朝のうちだったら鳥さんの姿も見られるかと期待しましたが、空振り。
前日とさして様子は変わりません。湿原の奥まったところが坊がつるへの入口。↓
この山道の森の中へ入っていけば鳥さんもいそうですけど、今回は予定外。
九州最高地点での温泉、法華院温泉があったりするのですが、
それもまたいつの日にか、ということでしょうか。(もうお歳ですからしんどいですけど。)
この入口のところにようやく鳴き声を聞かせていたのはジョウビタキでした。↓
さて、長者原でのんびりと過ごしたあと、やまなみハイウェイを南へ向かって、
今回の旅の帰路をとります。再び紅葉ロードです。
牧ノ戸峠を越えていくと眼下に瀬の本高原の紅葉です。↓
そうして、せっかくですから平地へおりてさらに阿蘇山へ上がり草千里であります。 ↓
それからさらに噴煙立ち上る中岳の手前を回りこんで南阿蘇へ下りて行き、
白水水源などを見学。
かっての熊本地震で被害の大きかった辺りです。
土砂に埋まった地獄温泉や垂玉温泉はお気に入りの温泉だったのですが、
まだ再建途上のようであります。何とか昔の風情を取り戻してほしいものです。
通りすがった益城町では道路脇に被災者の仮設住宅が並んでいたりしました。
その益城ICで高速に乗り、広島への帰途となりましたよ。
2泊3日の紅葉温泉旅行。ちょっとお疲れね。
鳥さん少なくて残念でしたけど。