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カタ焼きそばと餃子の中華弁当/「焼きそば」の思い出。

2021年07月13日 | 田舎生活の衣食住
 カタ焼きそば
  (ベーコン、キャベツ、ピーマン、モヤシ、タマネギ、ニンジン、ニラ、納豆、生姜、青紫蘇)
 餃子(市販品/焼いただけ)
 目玉焼き
 コールスローサラダ(キャベツ)







 「焼きそば」の中華麺を揚げた。ひと手間掛かった「カタ焼きそば」。そして10種類の具の餡掛け。味付けは、オイスターソースと豆板醤など。ふた手間掛かった「カタ焼きそば」。
 だけあって、大層美味しかった。時間がある時のみの「カタ焼きそば」。
 これだけ野菜が入ると、結構腹が膨れるものだ。
 
 昔、若かりし頃は、「焼きそば」は、好みではなかった。よって、店で「焼きそば」を食べた記憶は一度しかない。その一度は、東京で勤め人だった頃、残業が当たり前だったので、夕飯に何故か「焼きそば」を出前したのだ。どうして、珍しくも「焼きそば」を注文したかは全く覚えていない。
 ちょうどその時、隣の席の同僚が、総務に呼び出されて戻って来たら、机の上の物を、叩き落としてひとり地味に暴れだした。
 人事異動の内示だったらしく、それが大層不服だったようだ。上司やらほかの同僚やらは見て見ぬ振り。仕方なく、「食べる?」と、出前の「焼きそば」を差し出したら、食べた。怒りながら平らげた。ので、正確にはその「焼きそば」を自分は食べてはいない。
 その後、中華圏に移住したが、本場の「焼きそば」は、不味くて、これまた遠のいた。
 反面、「カタ焼きそば」は、学生の頃から好きで、「また食べている」と、当然訪なった友人がそう言うくらいに良く食べていた。スーパーで売っている、麺はそのまま食べられる「チャーミン」ってヤツ。これに具材たっぷりの餡掛け。
 上海で、バカが入っている同僚の中国人が、シェアだって言うのに、泥鰌だけの餡掛け「カタ焼きそば」を注文しくさって、見た目だけでもオゾマシイ、泥鰌の餡掛け。到底食べられたものではなく、注文した本人、てめーでも喰わねえでやんの。
 ダメなヤツは万国共通。もし、嫌がらせだったなら、大成功だよ。
 現在メーカーから出された「上海焼きそば」なるものがあるが、これはだいぶアレンジしてあると思う。本場の「上海焼きそば」は、かなり不味かったものだ。