C.W.ニコル氏と植栽・・・
という名の種まき
10月6日(日)
今日は「ときわ三昧」の日です。
まずは恒例の「園長ガイド」
次ぎに年2回の「サポーターイベント」
午後からは「第6回 宇部と地球の環境を考えるフォーラム」に参加です。
ちなみに嫁は徳山動物園で「キリンのヒビキくんお別れ会」に参加することから、別行動です。
8時40分
自宅を出発です。
少し早めに動物園入り口に着くと、結構なお客様が待たれています。
なんでも今日の園長ガイドは、この後あるサポーターイベントの「予行演習」とか・・・
まぁ、よしとします。
ハヌマンラングール、シロテテナガザル、シシオザル、トクモンキー、ボンネットモンキー&コツメカワウソ等々、アジアゾーンの動物たちを見て回ります。
一通り、ガイドを終え、残りのゾーンを早足で見て回った後、スタートの動物園入口に戻ります。
時間もぴったり10時、サポーターイベントの開始時間です。
今年の第2回サポーターイベントは、
「C.W.ニコルさんと一緒にアジアゾーンの園長ガイド」
と「トクモンキーの放飼場緑化計画」
です。
え~~では、C.W.ニコルさんをお迎えしてアジアゾーンへ出発です!!
えっと、先程の周回で「ほぼデジャブー」状態です。
しかし、日本にココしかいないハヌマンラングールや日本一と称される「シロテテナガザル展示場」にニコルンもご機嫌そうです。
次ぎにトクモンキーの展示場に植栽します。
植栽と言っても、俗に言う「雑草」の種をまき、緑化します。
そういえば何年か前のボンネットモンキーの島に植栽しましたが、翌日にはサル&カワウソ連合軍により植栽がるという痛ましい過去があります。
今回は、「草ならええやろっ」ということで種と砂とを混ぜたものを展示場内にばらまきます。
その間、展示場外から中のヒトを観られるというおまけ付きです。
上手く育てばいいのですが・・・
さて、これで午前中のイベントは終了です。
一端、園外で昼食を取り、常磐湖の対岸側、常磐湖水ホールに移動します。
「第6回 宇部と地球の環境を考えるフォーラム」
意識しだしてから何回か参加していますが、割と「ふんわか」している講演会で、前々回は
俺「予約っているんですか?」
係「いえ、どうぞどうぞ!!」
的なノリでした。
だがしかし!!
今回は雰囲気が違います。
なんでも毎回、来ても80人程だった参加者も、1次〆切りで200人、さらに100人追加して300人が全て埋まる状況です。
確かに人、「ごちゃ」っといます(笑)
講演会は、前半、CWニコルさんが長野県で取り組んだ森の養成と、森を使ったイベントの紹介、後半はときわ動物園 宮下園長との対談と参加者からの質問に答えるものです。
どちらも観応えがあり感銘を受けるものです。
特に森の管理などは震災後の東北にも応用され、さらに震災者の心の癒やしに使われる話など、大変興味深く見ることができます。
とかく森と言えば、使われない杉や檜を植え、枝打ちや間伐で切り落とした枝が地べたに散乱している風景しか思いつきません。
ありゃ、緑の砂漠よ・・・
っと、以前、林業関係者がつぶやいた言葉が忘れられません。
ちょっと手を入れるだけで光が入り、人が入り心の保養にもるんだったら最高です。
今度、本格的にニコルンの本読んでみよ・・・