たいちゃんの奥の細道

~人生、すなわち旅也~

石川県輪島市災害派遣で、どきどきキャンプvol.2

2024年03月31日 05時27分59秒 | 日記

今日からミリメシ生活

 

3月14日(木)

朝から公用車で、金沢市から輪島市に向かいます。

えっと、出発は6時50分発・・・

せっかく加賀屋グループの料理旅館宿泊なのに、夕食も朝食も付かないわけです。

そんなことを考えていると、朝食用のお弁当が配られます。

 

輪島市への道筋は約3時間半。

運転手以外の方は車内でお弁当を食べようという算段です。

 

料理旅館の朝食弁当に胸を弾ませ、お弁当を開けると・・・

 

とんかつ・・・

朝からとんかつ

 

そっと蓋を閉じ、お昼ご飯にコンバートし、行きのコンビニでパンを購入し、これを朝ご飯とすることにします。

 

のと里山海道 越の原ICで降り、一般道で穴水町を進みます。

この頃になると、被災した建物を見かけるようになります。

道路もデコボコで、走りづらい上に、被災地向けの工事車両や物資運搬用のトラックで渋滞するようになります。

 

穴水町に入り、目当てにしていた商店がまだ開いていなかったので、近くのコンビニで休憩です。

ふふふっ・・・

無事、朝食ゲット

 

公用車はコンビニの側のガソリンスタンドで給油です。

ふと見るとガソリンスタンドの中には、元迷惑系YouTuber「へずまりゅう」のサインがあります。

震災初期からボランティアに入っているようで、ああっ、同郷人も頑張ってるんだと励みになります。

彼に関しては売名行為だとか身から出た錆だとかの言われようですが、そこに通い続ける信念は見て取れますので、影ながら応援していたいと思います。

 

ところで国会などを見ていると「被災地の復興が遅い」等の意見が多いのですが、これについて一言

俺たちのルートは里山海道から県道一号線を通るルートです。

このほかに輪島市に通じる幹線道は国道249号線があります。

この二本の幹線道路ですら、「埋まる」「流される」で、それも酷いところでは300mから500mに1箇所、合計で言えば20箇所以上、その他段差ができたところは数百箇所、ひび割れに到っては数十メートル置きぐらいで見受けられます。

それを2ヶ月半で通れるようにしたのって、むしろ「早い」と感じます。

それほど今回の地震の被害は甚大なのです。

 

7時前に金沢市を出発し、輪島市役所に到着したのは10時30分です。

支援本拠地は輪島市役所3階の大会議室で、他県・市(6自治体)からの派遣職員約70人で構成される「被害認定調査チーム」、その中で調査係から提出される数値の確認をする「チェック係」を、山口県(実質1名)、広島県(1名)、及び熊本県(2名)で対応することとなります。

 

早速、前陣から引継を受けますが、俺の部署は今回初めて設置される部署なので、特に引継はありません。

 

要は、

1 赴任当日から2次調査に移行。2次調査は外観のみの1次調査検査結果に不満がある方が申請してくるもので、室内外を調査し被害状況を確定させるもの。

2 目標としては推定5,000件出てくる2次調査申請を、5月末まで終了させるもので、3月中は試行期間、4月より本格実施となる。

3 赴任当初は2次調査チェックマニュアルがなく、チェック手法も五里霧中といった感じ。

4 とりあえず、オブザーバーの熊本県に聞いてマニュアル作れ

 

ん~~~~

わかた

 

とりあえず前途多難ということだけ理解します。

 

そんな感じでお昼時間です。

お昼は周りが、パックご飯でレトルトカレーやレトルト中華丼、カップラーメンなんかを食べてるなか、金沢茶屋特性とんかつ弁当をほおばります。

 

お昼からは、とりあえず各種のマニュアルチェックと、自班のマニュアル製作の基礎を作り始めますが、3時過ぎには宿泊拠点となる日本航空高校に移動します。

 

宿泊に関してザックリ言うと

1 本日から屋内練習場内の大型テントから、日本航空大学校教室に移動し、教室内にパーソナルテントを張る

2 食事は引き続きライスパック、パン、カップラーメン、スープ類、缶詰は自由に食べて良し

3 お風呂は自衛隊的な臨時のお風呂有り。ただし、シャワー水圧は弱すぎ。

4 トイレは超使いづらい仮設トイレが5個、大学校舎内の小便器。ただし水が出ないのでペットボトルで流す。

5 隣接する空港に水洗トイレあり

等々です。

 

とりあえず、死ぬ程の寒さは解消された模様です。

食事も、電子レンジ待ちの列に耐えられれば、何とか不便なさそう。

お風呂は微妙なので、初日はペーパタオルで拭き取り、終了とします。

トイレに関しては、仮設トイレは「なし」と考え、小は校舎内、大は空港か輪島市役所で済ませる方向です。

 

そんなこんなで夜20時。

テレビなんか有るわけも無いので、退屈ということで早々に就寝に入ります。

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石川県輪島市災害派遣で、どきどきキャンプvol.1

2024年03月30日 23時46分20秒 | 日記

高級感とは?

美しきおもてなしとは?

それが何か見せつけてやる!!

 

 

1月某日・・・

上司から石川県輪島市への災害援助短期派遣(8日間)の打診がありました。

同じ課内で1人づつ、動員がある訳ですが、

1 男じゃなきゃダメ

2 割と屈強な体力と精神が必要

3 経験者大歓迎

とのことで、課内唯一の熊本地震派遣経験者である俺が選ばれたって訳です。

 

出陣予定は3月末

俺、この部署3年目なので異動対象なんですけど、引継や事務等々、どおなんでしょ??

って、考えてたら、「やっぱ、かわいそうなので3月中旬にします」とのこと。

 

えぇ、ええ・・・・

 

そんなことで3月13日(水)出陣、3月20日(水)の派遣が決定です。

派遣先は、輪島市。能登半島の割と先っちょの方です。

事前説明では

1住家被害認定業務 第11陣(←俺参加)で、二次調査に移行するとのこと。

2拠点付けの「チェック班」で、調査班が持って来た資料のチェックとシステム作りが主な業務

3宿泊はキャンピングカーで食事はパックライス等、選び放題(出発数日前に日本航空高校室内キャンプ場内のテントに変更との情報有り)

4電気は通じているが断水継続中

5後は現地に行って引継で聞いてこい

6集合は当日15時30分、金沢駅前鼓門集合。

7金沢から公用車で3時間程

8めっちゃ寒いが、怪我・病気せず頑張ってこい

以上

 

毎度のことだが雑な説明です。

とりあえず冬山登山装備で輪島の冬に挑むこととなりそうです。

 

3月13日(水)

予定していた新幹線を一本繰り上げ、7時11分発ののぞみ4号に乗り込みます。

 

先週出発の第10陣が新幹線の人身事故で到着が大幅に遅れたとのことで、少し余裕を持っていた方がいいとの判断からです。

新大阪駅で特急サンダーバード11号に乗換えます。

 

途中、琵琶湖沿岸で強風で1階停車し、敦賀の手前で撮り鉄と思われる奴の線路内侵入により1回停車したため、10分程遅れて金沢駅に到着です。

ホントね、撮り鉄で捕まったヤツなんか、見せしめに5年間の鉄道事業者での強制労働とかしてやればいいのに。

 

列車の中では、メール等で送信のあった、今回の派遣業務のマニュアル等を読みあさります。

ええっ、説明会等は一切なかったので、手持ちの資料と職員組合等から入手した情報が全てです。

 

12時過ぎに金沢駅に到着です。

3時間ちょっと時間が有るので荷物を手荷物預かり所に預け、まずは昼食です。

 

その前に今回の派遣の方針を「ちらり」と発表です

1実費の旅費(チケットデリバリー)、時間外手当、食費については、現地で使い切る(要は現地に金を落とす)

2お土産は特に輪島産を優先する

3空いた時間は、当然、観光。いしかわ動物園に行ければ行く

4現地の写真等を撮って、できればSNS等で情報発信

 

そんなこんなを考えつつ駅ビル街で昼食を食べるところを探します。

金沢と言えば「GoGoカレー」、「8番ラーメン」などが有名ではあるのですが、両店とも長蛇の列です。

隣の寿司屋、どおやら待たずに座れそうです。

 

入ったのは「鮨 歴々」

ミシュラン星獲得店「鮨 みつ川」のセカンドブランドだそうです。

せっかくなので「料理長厳選おまかせ握り (握り12貫+のどぐろ手巻き+汁物)」

5,720円を注文です。

 

これは美味い!

 

よく「近江町市場の寿司はぼったくり」との話を聞いていますが、有名店でコスパを考えると納得のお味です。

 

大満足でお店を出て、少し観光してみましょう。

時間も少ないことですし、近江町市場、兼六園をパスし、尾山神社、玉泉院丸庭園、そして21世紀美術館に行ってみることにします。

駅前からバスに乗り尾山神社前へ。

有名な神門にステンドグラス(ギヤマン)が掲げられている神社です。

 

まっ、昼間ですから、軽く眺めてお参りして次に向かいます。

 

神社の裏手を進むと玉泉院丸庭園に通じます。

まだ「雪吊り(ゆきつり)」が施されており、風情があります。

そのまま進むと、金沢城のお堀側に出て、石川県政記念しいのき迎賓館横を抜けると金沢市役所があり、その隣が21世紀美術館です。

 

有名なプールの底から見上げる展示は地震の影響で見ることはできませんが、それでも十分に楽しめる美術館です。

 

14時45分

再び、バスで金沢駅へ戻ります。

荷物を回収し、今日のホテルというか旅館に一端荷物を預け、15時20分に集合場所に行ってみます。

 

第11陣は11人で県、市の混成チームです。

今日はこれから公用車の受領、明日の打ち合わせを済ませれば自由となります。

 

ちなみに今日は金沢泊まりで、明日朝から輪島に移動です。

初日と最終日の宿は、「料理旅館 金沢茶屋」です。

 

えっと、加賀屋系列のお店で加賀料理を出す創作割烹が隣接されています。

なんでも人事課が「派遣のご褒美」で宿泊できるそうなのですが、残念なことに夕食は付いていません。

客層もハイソで、作業服でうろつく奴等は、俺たち以外見かけません。

 

じゃ、APAホテルでよくね?

 

聞けば前陣、後陣はAPAホテルで、俺たちの陣は色んな面で「当たり」なのだそうです。

まぁ、「良し」としましょう

にしても旅館のおもてなしは完璧で、部屋も高級館があふれ出ています。

 

正直、部屋に入った瞬間、引きましたわ~~

まぁ、落ち着いてお茶を飲んだら、再び街へ出てみます。

 

と、言うことで、16時過ぎに金沢駅前から再びバスに乗って、兼六園を目指します。

 

言っても二回目だし、人は多いし、ほんとサラリと通過するぐらいですが、外国人、特に欧米の方にはウケがよく、色々と写真を撮っておられます。

 

兼六園を出て、バスで夕暮れの「東茶屋街」へ。

時間が有れば古民家をリノベーションしたカフェなんかで寛ごうと思ってたのですが、つい写真撮影に夢中になってしまいます。

 

18時45分に旅館に戻り、今回ご参集の皆さんと食事に行くことに。

場所は「加賀屋金沢店」

 

まぁな~~~

 

和倉温泉の加賀屋本店が地震で営業停止している中、頑張っている金沢茶屋にエールを送るつもりで、加賀屋で刺身主体の「キトキト御膳」を注文です。

 

もちろんビールも・・・

 

なんせ明日からは禁酒生活です。

お食事会が終わってから、もう一軒行くのかなと思っていたのですが、皆さん、おとなしく自室に帰られるようなので、俺も早々に引き上げます。

そして高級館に溢れかえる部屋で、落ち着きのない夜を過ごします。

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俺VS動物園 福山&とべSD第2戦vol.2

2024年03月24日 13時47分50秒 | クマと動物たち

「X」上の泥仕合をせせら笑う日々

3月17日(日)

今日は朝からとべ動物園です。

朝から豪華「鯛めし」の朝食をたっぷり頂きます。

 

それにしても朝食にポンジュースが並ぶのが愛媛県っぽいです。

 

8時過ぎにホテルを出発し、20分程の動物園に向かいます。

 

今日のイベントも午後なので、午前中は園内散策です。

えっと、いつもどおり右回り。

 

何て言うか先月来たばっかりなので、特に感動というか見せ場もなく、割とリラックスして観て回ります。

ピースのお気に入りの三角コーンはピンクから黄色に変わってました。

先代(?)は展示場横に置いてありました。

「ピンクちゃん2号」っていうんだ・・・

カンガルーは筋肉隆々

 

アムールトラ

なんだか今日は縦アングルがハマリます。

 

ライオンはマッタリと

そう言えば円山動物園に転出した「クレイくん」。

「クレイちゃん」だったとのこと。

雌雄そろって展示したい円山は、クレイちゃんをとべに返却し、別のオスを何処かから調達することにします。

ここから円山・とべ両園のファン同士の、ネット上のののしり合いが始まります。

正に罵詈雑言・・・

 

今回の件に関しては、雌雄を間違えたのは、とべ側で円山に落ち度はありません。

また雌雄の違いを見比べるようにするという動物の展示方針も、合理的で妥当性があると思います。

まぁ、雌雄の間違いも「動物園あるある」で、割と身近な園でも聞いていますのであまり気にしてません。

それでも続く、ファンどおしの空中戦・・・

 

あんたら、ほんま仲がええな~~

 

薄ら笑いで遠目で見ています。

 

サバンナでは筋肉隆々のエランドがこちらを眺めてきます。

前回、お腹大きいんじゃない?と疑問を持っていたシロオリックス・・・

 

だそうです。

 

さて、午前の余った時間は、「こども動物センター」の図書室で専門書を読みあさります。

書籍の充実と静かな環境で2~3時間、時間を潰すのは余裕です。

 

お昼を食べ、サバンナで動物たちをぼ~~~っと眺めて、イベント開始の13時30分を待ちます。

13時25分にイベント集合会場のふれあいセンターへ到着です。

最初に副園長からお話を聞き、4つの班に分かれて園内の特別ガイドを受けます。

 

俺たちは第1班

まずはレッサーパンダ。

エサの話が面白いです。

 

次はシロクマピース

お馴染みさんです。

 

ミナミコアリクイ

お子様とエサのお話を聞きます。

最後に動物たちの毛や羽根、卵なども触らせてもらえるサービスタイム。

ピースの毛も触らせてもらえます。

(さらっと書いておきますが、ファン発狂物のイベントです)

 

さてイベントも終了したし、今日の撮れ高も確保したし、車に戻り仮眠です。

最近お疲れなのです。

17時過ぎに嫁を回収し、夕食に向かいます。

えっと、いつもの「うどん茶屋 北斗」です。

 

 

食後は三津浜港まで行き、後は柳井までフェリー、後は自宅まで1時間ちょっとの行程です。

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俺VS動物園 福山&とべSD第2戦

2024年03月22日 19時09分18秒 | クマと動物たち

先月、行ったでしょ・・・的な福山

そして見つけた「楽園」

 

3月9日(土)

今日から福山・とべのミニツアーです。

先月のとべサポーターズデー第2回戦で、第1回戦の時に当初予定していた旅程の焼き直しです。

 

朝6時過ぎに自宅を出発し、山陽自動車道を東行します。

宮島SAで朝食をとり、福山市動物園に9時10分に到着です。

 

まずは・・・

毎回のお楽しみ、カラカルとの語らい

 

朝一でカラカル舎に行くと、カラカルが何かお話をしてくれます。

残念ながら、こちとらネコ語(カラカル語?)はからっきしなので、一通り聞いた後に離脱するのですが、今日は何を語ってくれるのか・・・

 

と、楽しみにしていたのですが、時短出勤のようです。

そういえばアミメキリンの「はっさく」が12日にとくしま動物園へ移動となります。

ということで、福山で見られるのは今日が最後です。

 

次はふくちゃん。

寝室から出てきて、訓練を一通りみて、おやつの時間です。

 

その他、軽く2周程、足早に見て回ります。

 

 

 

 

 

 

 

で・・・

早々に飽きます。

 

そこで一旦退園し、一度行ってみたかったところに向かいます。

 

「尾道ロバ牧場」

 

ロバ特化型の牧場なのか、ただ飼っているだけなのか、規模も広さも分からない状況ですが、車で向かってみます。

不安になるくらい細い坂道を登っていくと、目的のロバ牧場に到着です。

飼育ロバは6頭(?)、その他ヤギも数頭。

おじさんが親切にふれあいに付き合ってくれ、説明してくれます。

 

ロバも人懐っこく、後ろからシャツを甘噛みしたり、すり寄ってきたり、もうメロメロです。

ちなみに、くせ毛がかわいい「カモミール」ちゃんがお気に入りです。

おやつタイムが住むと、もう1か所の飼育場に。

こちらには4頭の子供たちの両親がいます。

 

これから馬具(馬じゃないか・・・)を付け、ロープを結び200mほど坂を下った畑跡に放牧に行きます。

ロープを引き、一般道をお散歩

 

めっちゃ楽しいです。

 

しばし、ロバのお食事を眺めながら、心も体もとろけます。

1時間程があっという間に過ぎてしまい、そろそろお暇する時間です。

お土産に「ロバクッキー」を購入し、幸せいっぱいでロバ牧場を後にします。

 

ちなみに・・・

GoogleMAPで福山市辺りで「動物園」と検索します。

当然、「福山市動物園」、そして「尾道ロバ牧場」があるのですが、ロバ牧場近くに「ロバの一休」というのが見受けられます。

ロバ牧場の主人に、これは何?と聞いたところ、近所のお寺が「一休」というロバを飼っているとの事・・・

今回は訪問を割愛させていただきます。

 

さて、ロバ牧場を後にし、福山市動物園に戻ります。

途中、「尾道中華そば すみだ」で昼食をとります。

 

えっと、予想以上に美味しくってちょっと嬉しい限りです。

 

福山市動物園に帰ったのは15時チョイ過ぎです。

もう一度入園するのも面倒になり、駐車場の車の中でひと眠りです。

 

16時40分

退園してきた嫁を回収し、松山市へ向かいます。

しまなみ海道、松山道を経由し松山到着は18時45分

 

ホテルは前回と同じホテルマイステイズ松山、食事は「堀端酒場くるみ」です。

 

 

 

今回も美味しい食事を割とたらふく食べておきます。

 

食後はシャワーを浴びて速攻、就寝です。

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ヨシ焼きを見る。そして収穫祭を見に行く

2024年03月05日 22時19分57秒 | 日記

動物園を忘れる初春の1日

 

3月2日(土)

今日は近所・・・といっても5㎞程離れていますが、きらら浜自然観察公園の「ヨシ焼き」です。

公園内の葦(ヨシ)原の、約1/2の2ヘクタールを毎年交互に焼くものです。

 

「ヨシ」ではないですが、県内では「秋吉台の山焼き」という一大野焼きイベント(?)があるのですが、それに比べれば小規模ですが、勝負が早いというか、飽きないというか。

ぶっちゃけ「ちょうどよい規模の野焼きイベント」です。

 

09時30分

自宅を出て、きらら浜自然観察公園へ向かいます。

えっと、5分程ですね。

現場ではボランティアの方が朝から準備している様です。

特に説明があるわけではないので、そのままヨシ焼き現場(?)へ歩いて向かいます。

 

ざっと50人程が見学に来ています。

テレビ局・新聞社も何社かいますね。

そんな中、10時ちょうどに点火です。

風下からの点火で、早く広がり過ぎず、遅すぎずじわじわと葦原を焼き広がっていきます。

時たま風向きが変わり、追い風となると一気に燃え広がる。

生き物の様な火を見るのは、楽しくもあり、恐くもあるのです。

 

11時30分に一旦帰宅し、午後のイベントに向かいます。

午後は山口県セミナーパークで「中山間地域づくり収穫のつどい」というイベントがあります。

「収穫」といっても、野菜や果実の実売がある訳ではなく、各地の中山間地域づくりの団体が集う「交流会」みたいなものです。

実は・・・と、いうか我が自宅、関係機関の資料によると「中山間地域」に属しているほどドップリと田舎なのです。

自宅の周辺は主に農地(水田)なのですが、我が家は農家ではないので、何となく田舎に家があるという感じです。

ちなみに自室の窓から見たたことのある動物を列挙すると「イノシシ、キツネ、タヌキ、ウシ(=近所の牧場から逃げて来たらしい)」という感じです。

特に特徴がある訳ではない「ただの田舎」なのですが、進む過疎化と高齢化は割と深刻で、心のどこかに「なんかできないのかな」とか「盛り上げる手立てはないのかな」いう思いがあるのですが、正直「とっかかり」が見いだせず、とりあえず、「情報収集」というか「動向調査」というか、ほんわりとした気持ちで参加してみます。

ついでに今回のイベントの呼びかけメンバーが、徳山動物園ボランティアの同じクマ班の方がいるので、半分「冷やかし」の部分もあります。

 

で、各地の状況を見るにあたり気が付いたことがいくつかあります。

1 中山間地域づくりにB/Cはない

 特になにか補助事業を・・・とも考えていないのですが、全体の雰囲気として、「何か、もりあがっていればいい」という雰囲気です。

 

2 資金は大事

 で、何かするにも予算が必要な訳で、あちこちの団体の話を聴く限り、「活動資金をどうするか」というのが大きな課題となっている様です。

 

3 若者の参画が少ない

 もう一つ大きな悩みとして、一緒に活動を盛り上げる若者の参入が大きな課題との事です。

 若者って言っても、どうやら50代~60代も含めてとの事のようですが、結局のところ後継者が入ってこないのが問題の様です。

 

まっ、「だろうね・・・」

という感想を持って、会を終わったのですが、「自分の地区をなんとか盛り上げる・・・」の実現には、まだまだ先が長い話になりそうです。

 

閉会後は、明日、行われる「ヨウタを偲ぶ会」のお花を購入し家路に着きます。

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