徳山キリン夫婦の悲劇!!
結構、時は遡り9月16日(月)
徳山動物園に行っている嫁から緊急連絡です。
なんてこった・・・
クスは生まれた時から応援している子です。
せっかく姉妹でときわから行っているのに、若くして他界とは。
それだけではありません。
情報ではパルマワラビーのオスのちょびくん、そしてツキノワグマのユカさんまで・・・
まぁね・・・
動物園の動物たちは「生き物」ですから、いつかは死ぬのですが、こう重なるとちょっと落ち込んだりします。
そんな悲しみの中、追い打ちをかける事が
9月28日(土)
アミメキリンのお子さん「ヒビキ」くんの訃報が届きました。
先週見かけた嫁から「首をうなだれて調子が悪そう」と報告は受けていました。
訃報にも19日頃から食欲低下が見られ、治療中だったと書かれています。
これは痛い・・・
しかし遠征に来ている方から「午前中は出ていた」との報告があり、形勢は一転します。
治療中の子を(放飼場に)出してたのか!!
ちょっと前の事で恐縮ですが・・・
平成29年4月30日のことです。
当時、当園にいらしたアムールヒョウのベルくん。
お年でもあったのですが、体調が悪いようなんですが、その日は展示場に出ていました。
苦しそうに唸るベルくん。
担当さんに聞いたら「お年寄りですから・・・」と、素っ気ない返事です。
ベルくんは、午後からは上手く立ち上がれずに、展示場をのたうち回っていました。
その横で、いつものようにゾウのエサやりイベントをしている飼育員の姿に、ホントに情けなくて腹立たしくて、悲しくなったことを思い出します。
ベルくんは翌日、息を引き取りました。
あれから飼育体勢も若干変わって期待もしていたのですが、今回も同じ結果となってしまいます。
実のところ飼育員さん、凄い頑張ってるんですよ。
交代の前に掃除もしてるし、エサもあげているのを見てるんですよ。
大切にしているからこそ、これから「その動物をどう見せるか」って事を、再度考えて貰いたいと思います。
実は、園内で一般のお客様も「徳山は、ゾウだけマトモならそれでいいと考えてる」と言ってます。
こんな言葉を聞いたのは、一度や二度ではありません。
そうじゃないんだ!!
と、感じさせるような施設、展示、そしてアナウンスをしてこそ、「現在の動物園」だと思います。
こんな事をTwitterなんかに愚痴っぽく書くと、すぐ寄ってくる奴等がおりましてね。
正直、場が荒れるんですよ。
そんなわけで、あえてこちらで書かせてもらいますが、
「動物園とは生を学ぶ場所」
で、あってほしいと、心から感じる今日この頃です。
そうそう・・・
アミメキリンのゴンタくんとサクラさん。
ヒビキくんが亡くなる3日前に、旭山動物園で生まれた雄の赤ちゃん「永友(エイト)くん」が寝室で亡くなりました。
徳山の2頭(ゴンタ君とサクラさん)の(無事に育っていた)初孫だったのです。
気がつけば子と孫を相次いで亡くしたことになります。
特に旭山は、気を付ければ防げる事故だったので、非常に残念です。
亡くなられた動物たちの
ご冥福をお祈り致します。
徳山動物園
一度、お祓いして貰った方がよくね??