道を間違えれば大散財!!
季節は秋となり、渡り鳥等の季節が訪れようとしています。
鳥見については、特に専門的な機器が必要ではないとの認識でしたが、いよいよ本格的に始めるなら、それなりの準備が必要と感じ始めます。
とりあえずNETで必要な物を見てみると
1 双眼鏡(ある!)
2 野鳥図鑑(あるある!!)
3 撮影機材(動物園用の流用・・・)
4 その他 諸々・・・
この中で、今まで「別にいいや」と感じていたのが撮影機材です。
まぁ、動物園&星空用のデジイチが有るのですが、野鳥用にはレンズの倍率が足りず、撮れるように整備するには、それ相当の費用がかかります。
というのも、当初「これでいいや」考えていたデジタル100倍ズームのビデオ、「Xacti」を試しに持ち出してみたのですが・・・
手ぶれが酷く、撮影どころか被写体を正確に捉える事すらできませんでした(泣)
まぁ、手ぶらで見ておくというのも、性格上ちょっと寂しいということで、なにかしら映像を残すことの検討を始めた訳です。
一般的に野鳥の撮影をしようと思うと、ざっと考えると以下の手法が考えられます。
ケース1:超高倍率レンズを買う
前提として、デジイチ本体がある!という方
野鳥用に使おうとすると、500~600mmが欲しいところです。
しかしカメラ本体に合わせるとPENTAXなのですが、そんな倍率のレンズを新品で買おうとすると30万円とか平気でぶっ飛びそうです。
じゃ、サードパーティー(=非正規品)を検討するのですが、ここでネックとなるのが「PENTAX冷遇事案」です。
一言で言えば、マイナーメーカーですのでサードパーティー商品自体、超少ないのです。
これは困った・・・
現実的なところでは、サードパーティーの中古品を探すことですが、これなら3万円程で500mmレンズを入手することができます。
ただし・・・
再々、買い換えることのない超高倍率レンズですので、中古のネット(特にオークション系)はロクな扱いを受けなかった子(若しくは「事故物件」??)
・・・正直、不安です。
ケース2:リアコンバーターで手持ちのレンズの倍率を上げる
リアコンバーターというのがあって、要は手持ちのレンズの倍率を1.4~2.0倍上げるパーツをカメラとレンズの間に入れるものです。
安い物では1万円前後で入手可能ですが、デメリットとして「レンズが2段階程暗くなる」というものです。
さらに、使用レビューではAF(=オートフォーカス)が使えなくなるとか、手ぶれ補正が使えなくなるとか・・・
まぁ、そうそう美味しい話はなさそうです。
ケース3:超高倍率コンデジを買う
昨今、各メーカーから、超高倍率の「ネオ一眼」と言われるコンデジが多数発売されています。
概ね40~100倍と、なかなか使えそうな・・・いや、野鳥撮影以外に何に使うんだ?と言いたくなるようなカメラの選択肢があります。
値段も3~10万円台と、機能によってまちまちなのですが、必要な機能を考えると5万円ほどで入手可能です。
デメリットと言えば、「そうは言ってもコンデジ」なので、画質や連写速度など、不満がでないのか、こちらも不安です。
ケース4:フィールドスコープにカメラを付ける。
これは逆転の発想!!
と、思いきや、フィールドスコープと接眼レンズ、使えそうなヤツを探したら、余裕で予算オーバー(泣)
「無い」わ、これ・・・
さぁ、どうする!?
方向性としては「2」で様子を見つつ、必要なら「3」、どうしてもどっぷりはまりたければ「1」としようと思います。
まずはリアコン+DA L 55-300mmで「手持ち仕様」にするか、DA☆70-250mmで「三脚仕様」とするかを検討してみます。
同時に、三脚に付ける雲台、折りたたみの椅子、ブーツ等を一式揃えられればと思いますが、こちらは冬のボーナスを期待しています。
ちなみに・・・
予算の関係で「なにも買わない」、という選択肢が3割程度ある事もお忘れ無く・・・