たいちゃんの奥の細道

~人生、すなわち旅也~

思い立ったら、百名山 ~祖母山後編~

2013年07月25日 00時01分00秒 | 山の上
お土産はお菓子とヨーグルトと巨大油揚げ


さて、帰投します。

帰りも未舗装路を車の底を擦らない様に慎重に下り、舗装路からは国道325号線から高森へ抜けます。
林道入口の近くに日本アルプスの名付け親、Wウエストンが祖母山に登った記念碑が有るそうですが、今回はパス。

阿蘇外輪山をぬけ、途中、南阿蘇村の温泉「四季の森」で温泉に浸かり着替えます。


帰りは県道28号線で熊本空港から益城熊本空港ICを抜け、後は一気に帰山です。

途中、軽い渋滞に何度か捕まります。
その渋滞の全ての理由が、ハイブリット車の「燃費運転」です。
以前からも気になっていたいたんですが、なぜか共通するのが、
1 山口ナンバーのプリウスかアクア
2 色は白色
3 追越車線を制限速度-10km程度で走り、そして絶対に避けない。


マジで迷惑です。

他県から「山口県民は馬鹿じゃないか」と思われているんじゃ無いかと心配しているので、燃費を気にして高速を走る方は、せめて走行車線側を走って下さい。

18時過ぎに帰宅し、嫁と山口市内の焼肉屋「ことぶき」へ。

1人3000円程で、もう喰えんという程、肉喰ってやりました。

ちなみに明日は職場のソフトボールの試合です。




まっ、筋肉痛でまともに動けるはずないけど・・・
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思い立ったら、百名山 ~祖母山中編~

2013年07月24日 05時15分07秒 | 山の上
男は黙って「直登コース」


さて、北谷登山口からの登山ルートは2つあります。

山頂から南西に伸びる尾根を行く「風穴コース」と北西に伸びる尾根を行く「千間平コース」です。一般的なガイドマップには緩やかな千間平コースで登り、急な風穴コースを下るルートが書かれています。
風穴コースは鎖場やロープ場があり、結構ハードとの事。

足の負担を考え、下りをのんびり楽しむか・・・

だって、『下山部』なんですもの♪


よって今回は「風穴コース」で登り、「千間平コース」を下るコースを行きます。

8時15分、クライム・オン!!
先述のおじさんは緩やかな「千間平コース」なので、ここでお別れです。


標高差約600mなので、2時間30分を目安に登坂開始です。

スタート直後にいきなりの沢渡り・・・さらに沢沿いに詰めていきます。

沢が終わると、しばらく森の中を進み、梯子を一段登ったら風穴です。

風穴は正に「風の穴」で、穴から涼しい風(冷たい風)が吹き出してきます。
ここまで1時間と5分。

しばしの休息(冷却)の後、再び登坂開始です。
林間を進みクマザサをかき分け、岩をロープの力を借りよじ登り、木の根っこのジャングルジムみたいなのを登ったり・・・

たしか、どっかのガイドブックに「家族向き」とか書いてましたが、子供さんは冒険ぽくって楽しめるかも・・・
しかし大の大人には「体力を消耗する障害物」以外、何者でもありません。
スタートして2時間20分、やっと眺めの良い二面岩って所に到着です。



ここから観る祖母山山頂・・・
まだまだ距離も高度もあるやんけ!!









「恐れることはない。遠いものは大きく、近いものは小さく見えるだけのことだ」






そう言い聞かせて、出発です。
さらにクマザサをかき分け、梯子をよじ登り、頂を目指します。

頂上直下で、朝お目にかかったおじさんに再会です。
「こちらの下りは急だし、足下が滑ります。気を付けて。」と挨拶を交わします。
おじさんの初めての登山、楽しんでおられるようです。

さて、呼吸を整え最後の一登りです。
登山を始めた当初は、へろへろで登頂と同時にへたり込んだりしてましたが、ここ数年は頂上間近で一端、呼吸を整え「余裕だぜ!!」みたいな顔で登頂の瞬間を迎えることにしています。
11時15分、ちょうど3時間で登頂です。


頂上には2組のグループと、数人のソロの方がおられます。
私ともう一人が到着すると、急にガスで真白になります。
そしてなぜかトンボの大群が・・・


頂上でお稲荷さんとあんドーナツ、そして缶コーヒーで昼食です。
昼食を食べてると、少しガスも晴れてきました。

11時40分、下山開始です。
粘土質に足を取られつつ、「千間平コース」を下ります。
40分程で開けた草原に出ます。
ここが国観峠です。ここから振り向くと、祖母山山頂が見渡せます。

さらに30分程緩やかな道を登ったり下ったりしていると、熊本、宮崎、大分の3県の境界、「三県境」に着きます。
一応、お約束で、ぐるっと回って、三県を踏みしめておきます。

三県境からしばらく下ると、少し開けた場所に出ます。
どおやらここが千間平でしょうか?

ザックを降ろし、木陰でしばしの休憩です。
ちなみに登りで水約1L、頂上で250ccの缶コーヒー、ここまでの下りで水500cc、、ペットのスポーツドリンクを半分消費していますが、一度もトイレに行っていません。
ここから先は、そんなに急では無い林間を下るのみです。

ちょっと長め(20分ぐらい)休憩ののち、再び下山です。
最後の休憩からちょうど一時間、13時50分に北谷登山口に到着です。

結局、登り3時間、下り2時間10分です。
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思い立ったら、百名山 ~祖母山前編~

2013年07月23日 07時20分46秒 | 山の上
朝目が覚めて行き先を決めるって、よい子はまねしちゃ、ダメ

梅雨も明け、すでに7月も後半に差し掛かろうとしています。
6月以降、何かとバタバタと忙しく、山に登っていませんでしたので、そろそろ「何処かに行く」チャンスを狙っていました。

7月20日(土)
この日は特に予定も無いので、久しぶりに山を目指します。
と言っても・・・最近寝苦しく、朝、起きられないので、起きた時間に合わせて行くところを決めることとします。

で・・・


早朝(?)、3時10分、奇跡の起床



この時間だと、西(九州方面)だと、雲仙、祖母山、阿蘇山辺りは行けます。
東だと、石鎚山、三瓶山辺りならなんとか・・・
yahoo!!mapを見ながら、何となく気になっていた、祖母山を目指すことにします。

祖母山の標高は1,756mで、宮崎県の最高峰で日本百名山の一つです。
登山口は宮崎側と熊本側にあり、難易度はどちらも変わりません。
そこで今回は、アプローチしやすい熊本側の北谷登山口を目指すことにします。
ザックに一式、荷物を放り込み3時30分、自宅を出発です。

思えば今日から夏休み。
道が混んでるかなと心配しましたが、夏休み初日の4時から遊びに行くヤツなど、そうそういるはずも無く、山陽自動車道、九州自動車道をスムーズに進みます。
途中、基山SAのローソンで食料を調達します。
朝食はおにぎり×2個、昼食に稲荷寿司、あんドーナッツ、缶コーヒー、非常食にチョコレート。水分は家から2Lの水、スポーツドリンクのペットボトルを一つ持って行きます。

熊本ICから阿蘇方面に走り、阿蘇山の南を抜け高森へ。
高森から国道325号線を抜け、宮崎県に入ると登山道入り口はそんなに遠くはありません。
高森から地元のNSXの先導(?)で、チョット「言えないスピード」で着いて行きます。
五ヶ所から先は轍が深い未舗装路で、チョットこつがいりますが、なんとか7時50分に北谷登山口(1,105m)に到着です。
10台程が駐まれる駐車場には既に5台駐車が有ります。


(写真は下山時のものです)

装備を調え、登山計画書に記入していると、地元のおじさんが来られました。
話を聞くと今日が初めての本格的な登山だそうです。

がんばって、おじさん

でも、



たぶん、僕より登るの早そうですけど・・・
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