たいちゃんの奥の細道

~人生、すなわち旅也~

安徳天皇陵に参拝してみた

2012年05月30日 16時40分34秒 | 日記
全国植樹祭の翌日、天皇皇后両陛下は下関市の赤間神宮境内にある安徳天皇陵を御参拝なされました。

安徳天皇は第81代天皇で、1185年、壇ノ浦の合戦の際に平家が源氏に敗れたときに清盛の妻の二位の尼(安徳の祖母)に抱かれて入水、歴代最年少で崩御されました。
また、実はこの時入水せず、徳島県三好市祖谷に逃れたとか、鹿児島県三島村硫黄島に逃れたとかいう説もあります。
ちなみに安徳天皇の陵墓とされるものは何ヶ所かあるようで、県内には旧豊田町(下関市)の豊田湖の側にあった様な・・・

就職したての時に、聞いた話なので、うる覚えなのですが、安徳天皇と二位の尼は長門市に打ち上がり、遺体を運ぼうとしたが豊田にさしかかったとき、棺が急に重たくなり運べなくなったことからこの地に葬ったとか言う話を聞いたような・・・そういえば「二位の浜」という海岸もある・・・
宮内庁のホームページで調べてみると、どうやら赤間神宮に隣接する阿彌陀寺のものが正式な陵墓とされています。

ちなみに私、安徳天皇は、ず~~っと女帝と思っていました。
京都泉涌寺の絵も確か女性だったような・・・


まあ、 「せっかく職場の近くにあるんでしたら、私もお参りしておこう」
と言うわけで、陛下がお帰りになった翌日の夕方、私も安徳天皇 阿彌蛇寺陵(あみだじのみささぎ)に、お参りに行ってきました。



場所はすぐに判かりました。看板もちゃんとあるんです。

が、人気(ひとけ)が無い・・・ちょっと不安になりながらも参拝完了です。




そういえば、天皇御陵には、それぞれ『御陵印』(ごりょういん)という、「天皇陵の御朱印」のようなもが用意されており、参拝の記念に押すことができるようです。
と言っても各陵墓に置いているわけでは無く全国5ヶ所の陵墓監区事務所にあるようです。
安徳天皇陵は京都府京都市伏見区の桃山陵墓監区事務所にあるそうで、無料で押せます。
なんだかコレクター魂をくすぐられますが、124代分の墓参りはちょっと困難ですので、収集を辞退しますっ


PS 豊田の安徳天皇陵は「天皇陵では無く、邪馬台国女王 卑弥呼の墓である」との説もあります。
情報のソースは『ムー』なんですが・・・


信じるか信じないかは、貴方しだい・・・
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全国から、木を植えに、来た~~~っ!!(後編)

2012年05月29日 20時56分16秒 | 日記
さて・・・


ここから、「男の戦い」の始まりです。

スタッフにもお弁当が用意されているのですが、このご時世、有料なのです。
それも945円!!



なんでも県産食材で作ったそうですが、県産食材弁当は昨年秋に行われた某イベントで、 イタイ思い出もあり、特別おいしい訳でも無く、逆にこの値段は「なんなの~~!!」と感じたことからキャンセルし、隣接する「きららの森フェスタ」で取ることにしました。
しかし、休憩時間はわずか50分


その間、天皇皇后両陛下の御列(入場の車)が通るので、さらに時間制約がある上、警察の警備方針如何ではバザール会場に行き着けない、もしくは帰ってこられない可能性もあります。

なんとかバザールまで100mと迫ったところで、両陛下の御列接近に伴い足止め、やり過ごしダッシュで会場に入り、ドンブリを3分でかき込み、帰り道でも再び両陛下のご入場のため足止めを食らいながらも、なんとかギリギリで原隊復帰です。

午後の配車も滞りなく終了し、予想より早く12時30分くらいには業務終了です。
そこで、せっかくのイベントですから、私も植樹をしておくことにします。
解散になった待機場所から、再び昼食を取ったバザール会場を抜け、最奥が自由植樹会場です。
係員に案内され『Rの10区画』にて、黒松とヤマモモを植樹です。


今度、こっそりプレートでも付けといたろ・・・

さて、駐車場に着いたのが14時15分
このまま帰宅すれば、なんとか山陽小野田に向かう天皇皇后両陛下の交通規制を避けて帰宅できそうです。
逆に言えば、実家付近まで行けば、両陛下のお見送りも可能かもしれません。


よし(今年も)見ておこう


裏道を上手く抜け、セブンイレブン阿知須中之坪店へ
御通過5分前に無事到着し、なんとかお見送りができました。


ささっ、帰って寝よ
今日は酒の力を借りずとも、きっと朝まで、爆睡です。
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全国から、木を植えに、来た~~~っ!!

2012年05月28日 05時14分48秒 | 日記
昨日は『第63回全国植樹祭』です。

要は全国の林業関係者が、年に一度寄ってたかって全国のどこかに木を植えに来るイベントで、天皇皇后両陛下もご臨席下さりますし、農林水産大臣ほか、文部科学大臣、県選出の国会議員等々の偉いさんがたくさん来られるビッグイベントなのです。


そんなビッグイベントには必ず招集がかけられるワタクシ
今回も私・・・って言うか、中堅以下の県職員はほぼ総出で、このイベントのお手伝いです。

私の担当は「バス運行係SVIP(スペシャルブイ・アイ・ピー)車両乗降所班」ってとこです。
大会会長や国会議員、県知事等々のお偉方の車が降車場に入ってきたら、降車位置で停め、重要人物を受付に向かわせ、車を駐車場に停めさせる・・・
帰りは天皇皇后両陛下と共に昼食を取られるVIPの車を一列に並ばせ、招待客を乗せお送りし、その他のVIP車を各車の乗車口に案内し、笑顔でお見送りする・・・そんな仕事です。


なぜ水産担当部局が、こんな重要ポストを??

林業マターでやれば良いのに、いつも「この様な仕事」は水産なのです。

ヒマそうに見えるのか?水産。
それとも林業は予想を遙かに超越した人材不足??


理由はともかく「業務命令」です。


『承知しました。』




今日の集合は午前6時15分
「絶対、遅れてはならぬ」という気合いから、目が覚めたのは3時
「二度寝はヤバイやろ」と仕方なく家を出発です。
で、到着したのは3時30分・・・当然誰もいません。
近くの道の駅でしばし時間をつぶし、4時前にスタッフ駐車場に行ってみると、チラホラ・・・スタッフの姿も見えます。

とえりあえず2時間、集合場所付近で待機っ!!


集合時間が近づく、6時前。
気温は11度・・・スタッフマニュアルによれば、服装は、動きやすいズボン、ポロシャツ、スタッフベスト・・・
真に受けて、ポロシャツしか持って行かなかったら、寒いってもんじゃ無い!!

同僚や後輩から「寒くないっすか?」と聞かれる度に、かぶり気味に『寒いわっ!!』とキレ答えます。


程なく我ら「SVIP係」は、本部に行けとの命令がっ

「承知しました」

入場に必要と説明のあった手荷物検査袋を、朝の時点で手渡されていないことに不安を感じつつ、なんとか入場し、本部に行って最終打ち合わせです。


昨日を含め2度行われたリハーサルを受けて感じたのは、「情報伝達のひどさ」
来場者一覧表の整合は取れていないし、ワケワカラン事ばかりです。

担当のコーディネーターの方からも、 「一覧表はどうせ当てにならないから、来る車をひたすら停めるだけ」

と、心強い(?)お言葉をいただきます。


8時45分
招待客の到着予定時刻45分前に配置に着いた時点で、すでに1組の来客が・・・
その後も、リストに載ってない車がバンバン入って来る中、

「現場に至っては、臨機応変!!」
(パトレイバーの太田巡査かっ・・・さすがに拳銃はぶっ放しません)



程なく、全ての予想しうる招待VIP(この時点でさえ、VIPリストが確定していないのは、さすがにまいったが・・・)が 到着し、これで一段落です。
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霜降岳と観音岳

2012年05月21日 08時21分50秒 | 山の上
毎日の通勤路である山陽自動車道。

宇部ICからしばし行くと、「霜降山トンネルが有ります。
しかし、NAVIの地図上には「観音岳」と記されており、しかも側にある山はネットで調べてみたら、「霜降山」ではなく「霜降岳」が正確なようです。



いいのか?、そんなんで・・・



それはそれとて、5月19日、以前から気になっている「観音岳」を登ってきました。」ホントはカタクリ狙いの寂地山(山口県最高峰)を狙いたかったのですが、財布の中身が724円・・・
さすがに遠出は心細いので、近場にします。

観音岳は霜降山系の南側で、展望が「開けていれば」宇部市街が一望できるはず。


そんな曖昧な期待で車を走らせます。
今回のコースは、末信橋から観音岳直下の貯水タンクをめざし、そこから観音岳を登り、貯水タンクまで引き返した後、霜降岳の前城、本城、中城を巡り末信橋に帰るルートを設定します。


ざっと、7kmほどの山歩きです。


末信橋の左岸下にある駐車スペースにブリトニーを駐め、準備を完了しスタートしたのは9時7分。

道なりに進むと貯水タンクに登る道のゲートに出ます。
第1ゲート、第2ゲートの脇をすり抜け、貯水タンク上の第3ゲートまで約30分、ここから右に入ると観音岳、左に入ると霜降岳へ向かう道に入るようです。

それでは観音岳に向けクライム・オン!!
歩きやすい登山道を進むと10分ほどで大きな岩場に出ます。
なりふり構わず岩をよじ登り、その上からの絶景を楽しみます。
さらに進むと小高いピークがあり、ここが頂上かと思いきやもう一つ向こうのピークがどうやら観音岳のようです。

一端、小高い丘を下り、そして登る・・・
そこは展望の無い、そして特に「頂上」である証の無い観音岳頂上でした。

おそらくこの岩が山頂・・・

長居は無用です。
再び来た道を戻り、霜降岳管理道入り口に着いたのは10時10分頃。
霜降山系はいろいろなコースが楽しめるように、縦横無尽に登山道(遊歩道?)が整備されており、今回はその中で貯水タンク~田代平~田代池~鳥越峠~鳥越池~前城~本城(霜降岳山頂)~中城~末信のルートを選択します。

たぶん、メジャーなコースでは無いのでしょうが、道もしっかりしており、迷うことは無いと思います。

管理道から3分ほど歩けば田代平への分岐点です。
さらに5分ほど歩いたらピークに着き、そこから10分ほど急な下り道を降りたら田代池に到着です。
鳥越峠への分岐を少し入ったところで、この日初めての給水休憩です。

5分と休まず、鳥越峠の登りを制し、またまた急な下りを降りると鳥越池に出ます。
スタートから1時間半ほどで4ピークを越えますが、直射日光の少ないコースなので、さほど疲れていません。

ここから前城に向け15分ほど登ると前城です。

時計を見ると11時ジャスト。

持ってきたストーブでお湯を沸かし、コーヒーを入れて飲みます。

そうする内に、60人ぐらいの子供会の集団が到着し、広場は子供達で埋め尽くされました。

子:「おじちゃん、これ(ストーブ)なあに?」
た:「お湯を沸かす機械だよ」
子:「お湯わかしてどうするの?」
た:「コーヒーを飲むの」
子:「なんでコーヒーを飲むの?」
た「-岳-って漫画を読みなっ」


会話がめんどくさくなったので、早々に本城に向かうことにします。
一端、軽く下り、そして登る・・・
5分もせずに静かな霜降岳山頂に到着です。


帰りは末信方面に直接降りるコースを取り、15分ほど降りたところにある中城を経由し、12時7分、ちょうど3時間でもとの駐車場に到着です。

帰りには持世寺温泉側にある豆腐屋で「豆乳ソフト」を購入です。

(ここの豆乳ソフト、マジ旨い)


ちなみに今日のコースはこんな感じ

霜降岳は山口県100名山の一つなので、2週目にして4座制覇です。
残りは96座。来週は「全国植樹祭」に勤務のため登山はお休みです。
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山口県百名山登頂を目指して

2012年05月14日 21時28分28秒 | 山の上
登山では開始当初から「日本百名山登頂」を目指してきた、たいちゃんですが、昨今の予算不足やらなんやらで、なかなか遠征が困難になってきました。

「日本百名山」が有るのなら「山口県百名山」もあるわけで、それならお手軽に、県内から制覇する方が安上がりかも・・・という発想から、ちょっとネットで調べてみました。

ああっ、あった・・・

どなたがどういった経緯で決定されたか判りませんが、確かに「山口百名山」ってのが有って、本にもなってるようです。
データーをエクセルに落としてみると、高い山から低い山まで様々です。

さて、基本的に山業については今までも登頂にはあまりこだわっていませんでした。
しかし今回は、なんとしても県内の名山の頂上に立ちたい!!

そこでルールは一つ!!


「いかなる手段を用いても登頂を行う」これのみです。

それでは県内名山のPH(ピークハント)シリーズの始まりです。

では、ここは初心に戻って低い山から順に・・・
標高順にソートを掛けてみます。
ソートを掛けた結果、一番低い山は萩市の「笠山」と判りました。

笠山・・・?

もしかして昨年までお世話になっていた漁協の後ろのアレ??

一覧表からリンクしている登頂記を見てみると、間違いないようです。
でっ、では「笠山」から行きましょう。






5月12日(土)
打ち出した一覧表と、トレッキングシューズを車に詰め込み、笠山に向かいます。
3月までの通勤路みたいな感じです。

途中の道すがら、一覧表を見直せば同じ萩市にある「指月山」も入っています。

「あ~~、お城の裏山ね~~」

こっちから、行っちゃおうかな・・・近いし

そんな感じで、まずは萩城跡に向かいます。
登山口は指月公園の中にあるので入場料が必要とのことで、堀内の無料駐車場に車を駐め、萩城に向かいます。ああっ、靴はスニーカーのままです。


萩城本丸跡には「志都岐山神社」があるのですが、今回はパス
登山道(?)入り口には「山頂730m」の看板があります。


これぐらいなら、 「楽勝!!」と思いきや結構な角度がありますので、少なくともスニーカーぐらいは準備した方がいいかも。

登山口から歩き出して15分、あっけなく頂上の詰丸跡地に到着です。
最高到達点は、山頂公園の大岩なので、とりあえず岩によじ登ります。


特に休憩の必要性も無く、即下山開始です。

下りは13分ほど・・・どちらかというと下りの方が気をつけておりた分、ゆっくりペースです。

1座目、完了




では、余裕で「笠山」に向かいます。
明神池を過ぎしばらく登っていくと、椿原生林に向かう道と笠山に向かう道に分かれます。
で、「笠山」の方に向かい駐車場を探していると・・・
あっ、 『山頂展望台駐車場』に到着です。
笠山は萩市にある標高 112m の活火山で、火山として世界最小と言われています。
確かに火口があり、「お鉢巡り」なんか3分もあればできます。

火口側には展望台もあり、日本海の雄大な景色が見渡せます。


そうそう、ちゃんと三角点もあったりして。


   
   ・
   ・
2座目、終了~~!!



確かに若干の心は痛みますが、 「いかなる手段を用いても登頂を行う」 というルール上、特に問題はありません。


つまり・・・




いいんです!!


調子に乗って3座目を狙います。

萩市須佐にある高山(こうやま)
ここも山頂近く(ほぼ、山頂)まで車で上がれます。
で、駐車場から5分、ダッシュをかければ3分で山頂です。

ここで、買ってきたお弁当、ノンアルコールビールで昼食です。
ああっ、写真撮り忘れた・・・

とにかく、3座目制覇です。
ああっ、トレッキングシューズすら出番なし!!


残る100名山は、あと97座
ヤシとかズルとか、なんと言われようが、100座を目指します
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