たいちゃんの奥の細道

~人生、すなわち旅也~

俺VS動物園 第57節 神戸どうぶつ王国戦

2018年06月30日 06時20分43秒 | クマと動物たち
その距離感、最高!!

さて、終了後も飼育員さんから色々な情報を教えてもらいました。
よもや植物園でこれほどマニアックな展示をしていようとは想像すらしていなかっただけに、大満足です。

とはいえ、そろそろ次の目的地に向かうこととします。
嫁は引き続き、ニホンカモシカ展示場に残り、夕方までどっぷりカモシカライフを満喫するとのこと。
とりあえず集合時間と場所を決め、ここからは自由行動です。

目指すは 「神戸どうぶつ王国」
室内展示をメインとする「放し飼い系(?)」動物園です。

まずはバスで三宮まで降ります。
三宮でポートライナーに乗り換え、「神戸動どうぶつ王国」のある「京コンピューター前駅」を目指します。

ポートライナーの混雑ぶりも中々のものです。
どおやらポートアイランドでE-Girlsのライブがあるようですが、さっくり無視して先に進みます。


駅を降りたら、想像をはるかに超す「ショボさ」の「神戸動物王国」入り口があります。

で、1,800円という破格の入場料を払い中に入ったら・・・
先程の植物園の比ではない混雑さです。


ここで以前から考えていたんですが、動物園の入園料の安さについて。
その多くが地方公共団体が運営する動物園。
概ね「ん百円」で入場ができます。
が、その安さが仇となり、普段動物園に来ない連中が気軽に来られるもんだから、たまに来た客が、騒いだり、動物を脅したり、中には動物をからかっておもしろがったりします。

つまり「客の熟成が図られていない」のです。

入園料が高ければ、お客が減ると思われるかもしれませんが、今回の「神戸どうぶつ王国」や近所では「秋吉台サファリランド」など、高くても普通に週末は満員です。
お客が来ると言うことは施設修繕に係る費用や飼育員の確保が容易であり、その分展示も充実した物になります。
結果「高くても行く意義がある」という結果に結びつきます。
また最大の効用として、「これぐらい払ってくれる客」は民度が高く、動物を追いかけ回したり、大声で騒いだりしません。
特にどうぶつ王国系では顕著ですが、それはまた後ほど・・・



さて、イベントの時間

まずは「バードパフォーマンスショー」


猛禽類を中心に会場内を鳥たちが飛び回ります。


秋吉台の「ハゲコウ・ダイナミック・フライト」同様、お客様の頭上スレスレを飛ぶのでスリル満点です。


また、飛ばす鳥の種類も豊富で、ルリコンゴウインコやもっと小型のインコなんか見ていると、目から鱗です。





さて園内の展示ですが、鳥類は概ね放し飼いです。
「子供達がさわりに行く」というより「鳥が近寄ってくるので避ける」という方が多いような気がします。
私も油断してフラミンゴに後ろから突っつかれそうになります。



ちなみにハシビロコウもちゃんといますよ。


アジアのゾーンではビントロングとレッサーパンダがお出迎えです。


特にビントロングは四つ子が生まれており、木の上でお母さんくっついてコロッコロしているところが超可愛いです。

※なにがなんだか判らない写真でスンマセン



その隣では食いしん坊のコツメカワウソがいます。


この子、絶対、なにか「食べてる夢」見てます・・・


そんなことを考えていたらお腹が減ってきました。


そういえば、朝もセブンイレブンのおむすびですし、お昼もまだ食べていません。
軽くハンバーガー的なモノを探したら、「ビントDog」なる長~いホットドッグ発見。





今なら三つ子誕生記念で「小Dog」もついてきます。

じゃ、それで・・・


これがまた、絶妙のカレー味で美味しいのでビックリです。



食後も散策は続きます。
えっと、展示場は以外に広くて動物の種類も多いです。
マニア向けの人気動物が何気にそろってたりします。





基本、室内展示ですが、一部室外もあり、イヌとヒツジのショーもやってたりします。

ついでに売店も覗いてみますが、今日のお持ち帰りはビントロングで決定です。



時間はあっという間に16時
さてそろそろいい時間です。歩き回っているので結構、足にも来てます。

17時20分に嫁と三宮駅前で待ち合わせているので、そろそろ三宮へ向かいます。
再びポートライナーに乗り、約15分、17時前には三宮駅前に到着です。

バス停で嫁と合流し、仕事で神戸に来たときによく行っていた、洋食店「欧風料理 もん」に行ってみます。
注文は毎回同じで芸が無いようなんですが、「ビーフカツ」と「パン」を注文します。


ええっ、ここのビフカツ(そしてソース)は絶品です。
ソースを舐めとるのはさすがになんなんで、パンにしてソースの最後の1滴まで楽しむのが、ここの流儀です。


さて、帰りますか・・・
三宮から地下鉄に乗り新神戸、そして新幹線です。
新山口駅到着は、まだ8時前

明るい内に家に帰る

そんな普通のことが、超久しぶりの神戸遠征です。


過日、神戸市立森林植物園からカモシカパネルを頂きました。
過分なるお心配り、ありがとうございます。
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俺VS動物園 異種格闘技?神戸市立森林植物園戦

2018年06月26日 21時37分19秒 | クマと動物たち
そこは想定外の賑わいです


6月21日(木)夜
嫁から「神戸市立森林植物園って遠いのか?」との質問が・・・



・・・植物園??



どおやら其処には日本最高齢ニホンカモシカがいるとのこと。
そのニホンカモシカが今日、誕生日で、この土日にカモシカの観察会があるとのこと。


えっと、
「行くんだ・・・きっと」



ささっと調べたところ、森林植物園は六甲山の上の方にあり、行くには新幹線、地下鉄、バスを乗り継いで行くことになるようです。
想像するに、1人では到底行き着けることは不可能との判断で、旅費を嫁持ちで同行することとします。



ただし!!


到底、カモシカだけで1日持ちそうないので、市内の王子動物園か神戸動物王国を絡めて計画を練ります。
嫁、張り切って毎度おなじみの花屋にアレンジメントの注文してます(笑)


6月24日(日)
早朝から出撃準備です。
花は前日受け取りましたが、だんだん要領が分かってきたらしく、花屋さん、ノリノリコスパ最高の一品を作り上げてきました。



6時30分に自宅を出発し車で新山口駅まで行き、新幹線で新神戸まで。
地下鉄で三宮まで出て、バスで森林植物園を目指します。
新幹線と地下鉄は何事もなくスムーズに進みます。

バス乗り場に着くと、植物園行きのバス乗場に、40人程の行列が・・・


きょうび、植物園がそんなに人気あろうとは・・・


聞けば紫陽花の見頃なんですって
バスは市街地から急勾配の九十九折りをゆっくり登っていきます。
途中、ロードバイクで急坂を登る「チャリクライマー」が多く見受けられます。
意外にもお爺ちゃんが細身のクロモリロードでガンガン登っていく姿を見て、まだまだ日本は元気だな~~と感心してしまいます。

そんなこんなで、10時過ぎ植物園前に到着です。


園内に入ると、まぁ、なんつうか・・・


想定の10倍以上の人人人・・・


紫陽花の咲頃と合わせ、イベントも多々企画されている事から、大盛況です。
とりあえず事務所にお花を届けにいくと、何というか、これまた想定の10倍ぐらいの歓迎を受けます。


いえいえ、ほんの気持ちですから


なんか、逆に超恐縮してしまいます。


紫陽花目当ての観光客、カメラマンをかき分け、最奥の「カモシカ広場」へ向かいます。


にしても何だ・・・
紫陽花撮るのに立派な三脚を準備するカメラマンの皆さん
片や、通りすがりでカメラバッグを開けるのもめんどくさいので、iphoneで果敢に挑む俺




カモシカ展示場は最奥の池のさらに進んだ低地にあります。




こちらには3頭のニホンカモシカがおり、

上から「まやさん」



「さつきさん」



「カモンくん」



です。今回誕生日を迎えたのは「まやさん」
通常、ニホンカモシカの寿命は動物園でも15年程です。
それを考えれば27歳を迎えた「まやさん」はなかなかのご高齢です。
ちなみに生存しているニホンカモシカの中では最高齢なんですが、まやさんの母親は29歳11ヶ月生きて、世界記録保持者だったそうです。

さて、こちらの展示場
ものすごく、いいです。

1 まず、広い
広いと言っても見渡せるぐらいですので、カモシカの自由度が上がります。


2 そして緑豊か
特にカモン君の展示場はクマザサが生い茂り、その中を歩く姿を見たときは、美しさを感じる程です。


3 動物との距離感
「さつきさん」は幼い頃、親とはぐれたところを保護され、その後、人工保育だったため人に慣れています。
しかも飼育員さん大好き!!


飼育員に甘える仲むつましい姿を見られる一方、野生の鋭さも兼ね備えているのがカモシカです。

4 日陰と木漏れ日のバランス
木漏れ日に当たると、カモシカの毛が輝くように見えます。
神々しい姿にしばし感動します。



そんな姿を見ていると、先程の事務所からお花を持って事務員さんが来られます。
続いてカモシカの飼育員さん。
お花は関係者の皆さんに大変喜ばれ、ネットに流してもいいですか?と聞かれますので、快諾しておきます。



花屋さん、
超ウケてるよ~~!!




11時半からカモシカの観察会が行われます。
結構な人が集まってこられ、日頃、なじみのないニホンカモシカについてお話を聞きます。
なんでも最高齢の「まやさん」、3頭の仲でも一番食べる量が多いのだそうです。


元気の源は食べること


是非、母親の持つ世界記録を更新してもらいたいものです。
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俺VS動物園 第55節とくしま動物園戦vol.2

2018年06月19日 19時03分31秒 | クマと動物たち
まさかの生演奏、
そして涙雨


6月10日(日)
雨予想だったのですが、何気に明るい朝です。
これなら午前中は持つかな?

割と美味しい朝食を食べ、車でとくしま動物園に向かいます。
到着は開園15分前。
園の前で、これまた徳島の常連さんと合流です。

まずはお花を供えにトラ舎の前に向かいます。
すでにアレンジメントや花束等、テーブルの上には多くのお供え物が並びます。



中には鰹節とか・・・



ネコ科だから、間違いではない


時間までしばらく園内を散策します。

レッサーパンダ




相変わらず人気です。


コツメカワウソ




もう一匹いれば「川の字」です。



ライオン




寝てます



シマウマ


別の意味で寝てます。



カピバラ




また増えてます!!


その内、血統管理と餌代で泣くぜ!?



そんなこんなでお別れ会の時間が迫ってきましたので、トラ舎まで戻ります。

会場にはオカリナの生演奏グループがスタンバイ

会場もミナミがお気に入りだった岩が見えるガラスの前です。
常連さんの飾った雪の中のミナミが綺麗で見とれてしまいます。

園長の挨拶、担当飼育員の挨拶の後、白いカーネーションの花を献花します。




この頃からぽつりぽつりと涙雨が落ちてきます。

ガラス越しの岩には今もミナミが寝そべってそうな気がします。
元気だったころは、少しホワンとした感じの、美トラさん。

きっと今頃、天国でウラルお母さんに甘えてるんでしょうね

安らかに・・・
安らかに




イベントも一通り終了し、再度、園内を回っておきます。
そういえばホッキョクグマのポロロとシンリンオオカミのユウキに挨拶してなかったですね。

お二人とも元気そうです。

ただ、ユウキの背中に10円ハゲが・・・


園内のスナックコーナーでアイスを食べます。
いや、実はかき氷を食べようと思い、食券売り場に行ったときに「カピバラアイス」というのを見つけ、どんなのか確認せずに反射的にポチットな・・・と押してしまいます。


出てきたのがコレ


まず、どこから突っ込もうかと悩むぐらい製品です(笑)
いや、ここまで似てなかったら清々しさすら感じます。


「少なくともチョコアイスだよな・・・」

そんなことを考えつつ、三口ぐらいで食べてしまいます。


さて、時間は15時
結構な雨量になってきました。
スマホには容赦ない「豪雨情報」がガンガン入ってきます。
私ゃ、明日の仕事のこともあり、車内で仮眠です。

嫁は・・・相変わらず園内から帰って来ません。
結局、16時30分まで園内におり、駐車場に車が二台になった頃、戻ってきました。


この時点で、睡眠時間3時間コース決定です。


さて徳島を後にし、一路徳島道を西へ向かいます。
夕食は坂井ICで一端降り、以前も行った「うどんの岡泉」へ。

生醤油うどん+野菜天ぷら+おでん3本





軽く平らげ、再び車に乗り自宅への道を急ぎます。


結局、自宅へは23時過ぎに到着です。
ここまで来ればついでにデーター保存とカメラのメンテナンスを済ませ、眠りについたのは1時前です。


予定どおり死亡確定です。
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俺VS動物園 第55節とくしま動物園戦

2018年06月18日 19時51分24秒 | クマと動物たち
徳島まで行くってよ・・・

えっと
5月25日の早朝だったかな
5時前に何となく目が覚め、パソコンでいつもの巡回のごとく主要動物園のトピックスをチェックしているとき、一発で目が覚めるニュースを見つけます。


「アムールトラのミナミ死亡」
byとくしま動物園



何でも23日夕方、寝室に収容しようとしたが帰ってこず、展示場を探したら池の側で死んでいる発見したとのこと。
死因は胸部血管破裂による循環器不全で詳細は調査中とのことです。


うわっ、まじか・・・


ミナミは平成27年6月11日に徳山動物園生まれの3兄妹の一頭で、一番甘えっ子で体も小さい子です。
とくしま動物園には生まれた翌年、平成28年に6月末に移動となっています。
とくしま動物園にはベンガルトラの雄「ルパン」がいますが、日本動物園水族館協会でベンガルトラの繁殖は行わない方針から、メスのミナミを受け入れ、ルパン君の後任に雄のアムールトラを受け入れ、繁殖を目指すこととしてます。


徳山っ子3頭のファンでもある嫁は、お正月とGW、ミナミの展示日を確認した上で会いに行っています。


突然の訃報に嫁も絶句です。
訃報を読み進めると、どおやら6月10日(日)お別れ会があるんですって

しかし、翌日11日は、大声では言えない仕事の予定があり、4時起きが決定している俺



これは、行くな・・・
(俺も逝くな・・・)



覚悟を決めた6月10日(土)
12時30分の嫁の仕事終わりをピックアップし、昼食のラーメンを掻き込み山陽道、瀬戸自動車道、徳島道を徳島に向けてひた走ります。


まぁ、5時間弱の運転ですが、特にドラマチックなことも無く割愛とします。
18時30分頃、無事に徳島市内に入り、まずはお供え用の お花の手配です。
 

にちようぐりーんず



通称「にちぐり」さん
徳島市内の花屋で、かつ、とくしま動物園のサポーターでもあり、今回はこちらを利用させていただきます。

優れたコスパのアレンジメントには手作りのトラのデコレーションが。




GJです。

今日は駅前のいつものホテルに泊まります。
夕食は「最初に徳島を訪れたときの炉端焼屋さんにしよう」と行ってみたところ、まさかの「閉店」・・・
仕方なく・・・と言うわけでもないですが、先程見つけたおとなし目の小料理屋さん

「食彩 遊真」


に飛び込みで行ってみます。


とりあえず生ビールの後は、焼きレンコンの柚子胡椒、阿波尾鶏の塩焼き、天然鳴門鯛のアラ煮、空豆のさくさく揚げ、イサキのタタキ 等々・・・












やべっ、酒が進むっ



結構な予算オーバーでホテルに戻り、明日に備え就寝です。
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俺VS動物園 第47節 連戦!ときわ動物園戦

2018年06月06日 18時52分03秒 | クマと動物たち
そして
アナグマはクマではない話


11時40分
徳山動物園を後にし、国道2号線を西に向かい、徳山西ICから高速に乗ります。
後は山口宇部道路を経由し、一気にときわ公園まで行きます。
ときわ公園前のコンビニでおむすびを購入し、腹に流し込んだら、園の入口にあるモンスタに入ります。


時間は余裕の13時10分
まだ、そんなに人も集まっていないご様子です。

開始直前に一気に人が集まり会場はそこそこの盛り上がりです。


さて、写真展のテーマはニホンアナグマですが、ギャラリートークは多岐にわたります。
地獄谷温泉のニホンザルだったりペンギンだったり。

ところで「同じ穴の狢(ムジナ)」の狢は、タヌキとアナグマなんだそうな。
タヌキはイヌ科でアナグマはイタチ科です。
なんだかおもしろいですね。
ちなみにときわ公園内にもアナグマの巣があるそうで、明日、巣穴を探しに行くイベントもあります。

講演の後に写真集の販売があり、第1号で購入です。



サインも頂きましたよ・・・


楽しい講演を終え、園内を1周しておきます。
明日は恒例の「Dr宮下の園長ガイド」があるので、朝から出勤予定です。
よって今日は淡泊目にっ(笑)

でも、最近は午後から来たことがないので、午後のトピックスを中心にご紹介しておきます。

まずはボンネットモンキー
春に何頭か子供が生まれているんですが、怪我で左手のないメス「チー」も子供を産みました。
テレビ等で紹介されたこともあり、子供達が「どれがチー?」と探していました。
ときわでは1群と2群を午前、午後で分けて出していますので、チーの所属する2群を見るために午後に訪れる必要があります。


がっ・・・この日は発見できず
他の子でご勘弁を



次はトクモンキー
こちらも子供ネタです。

こちらも2頭のお子さんが生まれていますが、3月3日にエルがメスの赤ちゃんを、4月21日にラビニアがオスの赤ちゃんを出産しました。
しかし、ラビニアは出産当日から子供をだっこせず、先に出産したエルが自分の子とラビニアの子、2頭をだっこし、授乳もしてくれています。



いいことなのか、どうなのか・・・


実は大好きなイベント
ミナミコアリクイの屋外放飼


超かわいい姿を身近で見ることができます。
今日は放飼というより「部屋掃除の間、外にいて」って感じです。

ジェフ路行くもザルの赤ちゃん、モミジも大きくなって、そろそろ離乳食
お母さんの葉っぱを欲しそうです。


今日はこのぐらいにしとったろ。
閉園時間より早めに帰宅します。
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