たいちゃんの奥の細道

~人生、すなわち旅也~

愛媛出張と高速船と呉艦船めぐり

2022年03月29日 21時33分43秒 | 日記

の、呉艦船巡り的なアーカイブ

 

3月21日(月)

今日は3連休の最終日ですが、今日はお仕事です。

正確に言えば、明日、愛媛県で会議があるので今日は移動日なのです。

通常、山口県から愛媛県松山市に行く際には、

1 柳井港からフェリーで渡る

2 岡山まで新幹線で行き、瀬戸大橋を渡り松山駅までJRで行く

というのがメジャーです。

1は安いのですが、やたらと時間がかかります。

2は時間もそこそこ掛かるうえ、高いです。

そこで、google先生にお伺いしたところ、広島経由で呉まで行き、高速船で松山観光港に渡る新ルートをご推薦頂きました。

1よりは高いけど、2時間も短時間で行ける、しかも2よりも若干安い。

 

合理的なルートです。

 

出発は13時で余裕なのですが、ホームページを見ると「呉線でダイヤの乱れ」とか出ているので、安全策で11時頃家を出ることとします。

新山口駅では何やらイベントをやっており、結構な賑わいです。

 

結局、12時過ぎには広島駅に到着です。

そして、心配していた呉線は普通に動いています。

 

まぁ、安心。

 

そのまま呉駅を目指し13時過ぎには呉港に到着です。

予約している高速船は15時23分なので、2時間ちょっと余裕があります。

隣の「大和ミュージアム」に行くか、「鉄の鯨館」に行くか・・・

ポートビル内で考えていると、艦船巡りツアーのスタッフの方が「今、かがが右舷泊で入港しているので、正面から見られますよ」と声をかけていただきます。

 

右舷泊・・・

 

通常、船舶が入港するときは左舷泊、つまり船の左側が岸壁に着くように接岸します。

呉港の様に沖に伸びるタイプで「かが」の停泊定位置ですと、左舷泊だと、どうしても艦首が陸地を向いてしまいます。

それが右舷泊だと艦首が海側を向くことになり、まぁ絵になる訳です。

 

これは、乗らねば!!

 

乗船料は1,700円ということですが、給料後なのでなんとか支払い可能です。

ちなみに乗船時間は40分で、次の出向時間は14時。

余裕で集合時間に間に合います。

 

よし、乗ろう。

 

そんなわけで乗船決定です。

出向時間となりました。お客様はfull乗船の模様です。

取り合えず2階席(というか立見席)でスタンバっています。

今回の出張ではスナップ用のGRⅢしか持ってこなかったので、潔く「キレイに撮って、トリミング」作戦とします。

 

まずは建造中のタンカーから

清水建設の会場風力発電施設工事用の作業船

護衛艦かが

 

やっぱ艦首側から見ると新鮮です。相当の艦船マニアと思しき青年が、連れの彼女(?)に熱く語っています。

 

彼女「ポカ~~ン」です。

 

護衛艦は新旧、退役後まで数々が並んでいます。

そうりゅう型潜水艦も・・・

 

40分なんか、あっという間に飛び去って行きます。

 

港に戻って、待つことしばし。

無事、後発の上司と合流し、定刻の15時23分の高速船で松山に向かいます。

 

快適な高速船の中では、うとうとして過ごすうちに、50分ほどで松山観光港に到着です。

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俺VS野生動物?? ハラハラ野生動物との共生編

2022年03月26日 07時01分21秒 | クマと動物たち

相反する2つの課題を議論するシンポジウム

 

3月19日(土)

今日から3連休です。

本来ならプチ遠征でも・・・と計画を立てるところなのですが、新型コロナは依然収まらず、行きたい地区(例えば熊本とか)が「まん防」だったり、仕事が思いのほか残って、休日出勤していたり、最終日に至っては県外出張の移動日になっていたりで、県内しか動けそうにありません。

で、初日の午前中に業務を入れて、午後から、ときわ動物園で野生動物に関するシンポジウムを聞きに行くことにします。

 

今回のテーマは、

人と野生動物の共生シポジウム

~防除・管理・保全 野生動物と人との良い付き合い方とは?~

 

 

 

ヤバイヤバイ・・・

 

パネリストを見ると行政、研究者はともかく現役バリバリの農業者の方もいます。

正直に言いますと農家にとってイノシシ、シカ、サルなんて、駆除の対象でしかありません。

居なければ居ない方がいいに決まっています。

これに「自然(=野生動物)保護チーム」がぶつかれば、在らぬ論争が起きるのは必至です。

 

おまけに行政で出ておられる専門家って、昨年まで同じ職場ですから、やりにくいったらありゃしない・・・

まぁ、隠れるわけにもいかず、「絶」を用い大衆の中に埋もれます。

 

まずは各専門家らの講演です。

論点をざっくり整理すると、

〇行政

・鳥獣被害は減少傾向ではあるが依然大きな被害がある。

・その約半分がイノシシによるもの。

・他の動物被害が減少する中、シカによる被害は昨年より増えている。

(※くわしくはコチラ

 

〇ニホンザル

・大きな群れで移動する。

・群れは結構広い範囲を移動すると考えられている。

・サルの駆除手法は確立されており、闇雲に数を減らしてもダメ。

 

〇イノシシ

・イノシシは超ビビリ

・柵の周りのヤブを刈るのが効果的

・電柵も効果的だが鼻に当たらなければ効果がない

・鼻で掘る力、押す力はかなり強い

・学習能力が高く罠なども見破る能力がある

 

〇野生動物の生態

・山口県には46種の陸生哺乳類が生息している。

・県内のサルの群れはほぼ特定済み

・県西部ではシカが増えて造林事業に被害が出ている。

・ツキノワグマは県東部の山に入れば、どこで出会ってもおかしくない

 

なるほど、なるほど・・・

 

続いてパネルディスカッションです。

冒頭から農業者、飛ばします。

・イノシシ、シカの適正数になるまでの駆除を要望

・被害は減少している気配がない。特に自家消費分の農産品は被害の記録に出てこない。

・デジタル技術を利用した最新式の駆除(というか罠)の開発を

・ジビエは重要だが、もう少しおいしい食べ方を提案して

and so on

 

これに対して専門家の皆さんも、ある意味大人のアドバイスを行い、大きな混乱は見受けられないまま、滞りなくシンポジウムは終了します。

 

 

皆さんのお話を聞いた上で、自分なりの解釈で解決法を考察してみます。

1 被害レベルを見極め、行政が地区ごとに段階付けを行う。

2 段階が上位の地区から、里山に下りてくるイノシシ、シカを計画的に駆除(=頭数管理)

3 駆除した動物はジビエとして流通浸透を図る。

  個人的にはイノシシは焼肉かトンカツ、シカはシャブシャブがお勧め。

4 段階下位の地区は里山アルバイトを募り、防護柵、電柵、草刈りの実施

5 狩猟講座や箱罠体験会等を行い、狩猟者の増加を図る。

6 最終的には「最近、見かけなくなったよね」と言うぐらいまで頭数制限する。

 

(ここまでサクッに書いたのですが、実は長い道のりです。)

ここまで来てから初めて「共生」を考えます。

 

1 里山の農業者から「フンや足跡は付近で見るけど、畑には入ってこない」「姿は見たことがない」状態とする。

2 野生動物からも「人間の畑にも入らなくてもいい」ぐらいの頭数になり、里山でエサが十分に確保される。

3 最低限の生物多様性が図られ、人間・野生動物の生息区域がはっきりと分かれ、お互いが干渉せずに生きて行ける。

 

でも・・・

そうすると、里山で身近にいるはずの動物たちに、会うことができなくなります。

 

 

「そんな時は、お近くの動物園に行ってみましょう。」

 

と、言ってみたい。

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福山市動物園ととべ動物園の旅vol.2

2022年03月23日 19時27分33秒 | クマと動物たち

ゾウ、カバ、ラクダ、トラ

オヤツの時間です

 

 

3月13日(日)

雨を覚悟したのですが、なんとか天気は持ちそうです。

朝食を食べ8時30分にはホテルを出ます。

で、とべ動物園には5分程で到着です。

 

開園して、まずは年パスの更新です。

次に有料イベントの申し込みです。

今回もゾウにエサをあげる「ゾウ様のブランチ」、カバにエサをあげる「ヒポヒポランチ」を予約です。

 

次は売店

限定発売のカバの赤ちゃん「まんぷく」くんのアクリルキーホルダーを入手します。

えっと、3つともです。

さて、園内を散策しましょう。

ホッキョクグマのピース

 

マレーグマ・・・相変わらずココの檻は厳しい

ピューマ

目線をくれます

 

そうこうしている内に11時30分となり、「ゾウ様のブランチ」の時間です。

おなじみの3頭に野菜を転がしてあげるというものです。

 

うん、楽しい。

 

終了後はレストランでお昼御飯です。

朝食をがっつりたべたので、少なめのオムライスにします。

 

12時過ぎ

イベントには少し早いので、トラとモンキータウンを散策します。

 

ライオンを少し眺めてサバンナへ。

 

飼育員さんが一般のお客様にシマウマの説明をされているのを耳を傾けて聞いています。

そして11時15分となり、「ヒポヒポランチ」です。

割と早い時間の番号だったので、タンパクにポポポポンと餌を放り込み次のイベント会場へ向かいます。

次はいよいよサポーターズデー。

開始は13時30分です。

 

カバ舎を出たのが13時18分

ダッシュで売店奥のふれあいセンターまで戻ります。

息を切らせながら階段を上がり、サポーターズデーの受付を済ませます。

 

とべのサポーターズデーは何班かに分かれるのですが、今回は昨年と同じ班で、モンキータウンを中心にお話を聞きます。

そして行きがけのラクダ、そして最終目的地のトラ舎で餌やり体験をします。

 

えっと・・・

昨年10月と

全く同じ班(内容)です。

 

まぁ、楽しいし、要領も分かっているので、これはこれで満足です。

ではまず、マレーバクのお話

繁殖のためズーラシアに行った子が1月に出産したと、担当飼育員さんが心から喜んでいたのが印象的です。

 

ラクダにオヤツをあげます。

楽しいです

 

次にマントヒヒのお話。

 

 

社会性を持つ彼等のお話は興味深いことだらけです。

 

最後にトラにお肉を揚げます。

室内2頭にあげるのですが、ホワイトタイガーのソソノさんはノリノリですが、

トラのダイくんは前半の組で爪が網にひっかった用で少しいじけてます。

一通り楽しんで、そのまま現地解散です。

 

再び軽く1周し、16時過ぎに駐車場に戻ります。

嫁も17時に退園し合流します。

 

夕食は何時もの「うどん茶屋北斗」。

鯛メシとうどんのセットを注文です。

 

明日、出張に行くこともあり、体力温存しておきたいことから、今日は防予フェリーで柳井港を目指します。

船内で1時間程爆睡したことで、だいぶ楽になります。

柳井港に到着してからは1時間弱で自宅まで一直線です。

 

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福山市動物園ととべ動物園の旅vol.1

2022年03月20日 09時38分08秒 | 水の中

行きに行くか、返りに行くか

 

えっと・・・

仕事が忙しいのと、パソコン置いてある部屋が寒いので、ブログ更新が滞っている今日この頃の俺です。

3月12日,13日は、福山・とべの遠征です。

コロナが落ち着いた「今」がチャンスなのです。

 

とはいえ、感染者は日々300人を超す勢いなのですが・・・

 

65歳未満の死亡率0.047%

 

さらに言うと65歳以上で2.4%なのですが

ただ・・・それ、「寿命」なのでは?

 

とも思えてきます。

 

 

今回の目的は

1 とべ動物園サポーターズデー参加

2 年間パスポート更新

3 たまには温泉に

 

と言ったところです。

ついでに・・・

日曜日が「とべ」ですので、前日発で行きがけに福山に寄っていきます。

 

という訳で3月12日(土)

朝6時前に自宅を出発します。

混まない内に東広島を抜けたかったので、今日の朝食は小谷SAのフードコートにします。

 

再び山陽道を東に進み、尾道ICから降り、マジか!と思うほど細い田舎道を進み、なんとか9時に福山に到着です。

 

いつものようにカラカルに挨拶し

 

キリンに挨拶し

 

フクちゃんに挨拶し

 

午前中の俺は、ベンチでダラダラ・・・

 

午後はアヅミちゃんの交代儀式を観て

ハイラックス舎の前で、見つけられない人に居場所を教えるボランティアと化し

最終的には人が増えてきたことから、15時過ぎには駐車場に戻りお昼寝です。

 

16時20分

嫁を回収し、松山を目指します。

明るい内にしまなみ海道を渡り、今日は気分を変えて今治市から国道196号線を走り海沿いの景色を楽しみます。

 

18時過ぎに夕食を予約していた「鯛メシ専門店 鯛や」に到着です。

いつかは来ようと思っていたお店ですが、ようやく行くことができます。

メニューは「鯛メシ膳」一択です。

 

昭和の雰囲気の客間ではレコードミュージックが流れています。

此方の鯛メシは炊き込むタイプの鯛メシです。

 

他に天然鯛の刺身、ジャコ天、だし巻き玉子、ひじき、潮汁、お漬け物、フルーツが付いて2,200円です。

味ですか??

 

めちゃくしゃ旨いです!!

 

超満足して今日の宿に向かいます。

今日の宿はとべ動物園のすぐ近く、南道後温泉「ていれぎ館」です。

 

客室内のお風呂に温泉が引いてあるので、コロナ禍でも安心です。

 

後・・・

廊下が妙に動物園っぽいです。

と言うわけで、温泉を堪能し、今日も早めに就寝です。

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