やってきました
2020初ホーム戦
1月4日(土)
遠征を計画した際、正月休みの残り2日ぐらいは、酒でも飲んでグダグダしたい・・・
と考え、3日に帰ってきたのですが・・・
「性懲りもなく」今日も動物園です(泣)
年末に亡くなったコツメカワウソのカイくんの状況確認と月別動物園誕生日の「モルモットの誕生日会」に出席のため、ときわ動物園に向かいます。
さすがに朝からはきついので、お昼前に出撃です。
プレゼントの準備等を終え13時過ぎに園駐車場に到着します
まずは園内パトロール
暖冬の年始は、どの動物たちも比較的元気に動き回っています。
まずはカイくん
展示場前に訃報掲示板と、小さな花瓶に生花がお供えされています。
ええっ、カイくんファンは他にもたくさんいるのです。
掲示を読むと死亡原因は「肺炎」とのこと。
まだ若く今後が期待されていたのに残念です。
ちなみに・・・
リンお母さんと妹のキワちゃんは、毛繕い中
キワちゃんのヒゲが短いのは、コレが原因ではないかと!!
園内を一周し、ふれあい広場に
担当飼育員さんが誕生日会の準備をされています。
そうそう、今回も来がけにプレゼントの野菜盛合を事前に事務所に届けます。
今回のチャレンジプレゼントは「ロマネスコ」
もちろん県内産です。
さて、モルモットの誕生日会が14時から始まります。
予想を遙かに超えてお客様が集まってこられます。
もっとも、普通に「ふれあい体験」がしたいお客様も含めてなんですが、やっぱ動物は「観て・聞いて・触って理解する」をモットーとしている俺としては、なんだかうれしいです。
さてモルモット
小型齧歯類(=ネズミ)なのですが、南米に住む野生種を家畜(?)化したものです。
モルモットの名前の由来は、オランダ商人が日本に持ち込まれた際、「マーモット」と勘違いしたため、以後その語弊が広まったというのが定説になっています。
マーモットは南米にはいません。
ちなみに標準和名は「テンジクネズミ」ですが、天竺(=インド)にもモルモットはいません。
さらに英名は「Guinea pig(ギニーピッグ)=ギニアのブタ」ですが、ギニアにもいませんし、ブタですらありません。
さらにさらに、フランス語では「Cochon d'Inde=インドのブタ」ですので、もうグチャグチャ・・・
もっとも標準和名・英名がフランス語を参考にしたのだとして、食用にすれば「豚肉に似た味」とのことを考えれば、「ア~~~」となるわけですが、かわいいモルモットをとても食べる気になれないので豚肉に似た味かどうかは検証できていません。
世の中には「間違い系の名前」はいくつかあります。
その中でも「3大 間違い系の名前」と言えば「シロサイ」、「カンガルー」そして「モルモット」なのですが、モルモットはその中でも標準和名、洋名、正式名称の全てが間違っている、大変残念な動物です。
さて、誕生日会も滞りなく終わりましたが、過日、プレゼントに持って行った「ロマネスコ」と戦う様子は、ときわ動物園公式Twitterにアップされていますから、こちらからどうぞ。