たいちゃんの奥の細道

~人生、すなわち旅也~

護衛艦「いせ」がやってきた

2013年08月30日 06時14分45秒 | 日記
大雨の中、今年は乗ってきました・・・


8月23日(金)のこと・・・
今年も下関馬関まつりに護衛艦「いせ」の一般公開がありました。
昨年に続き2回目で、昨年は所用により乗船できませんでしたが、今年は乗船がかないそうです。
飛行甲板を走り回ったり、格納庫エレベーターを上がったり降りたり・・・
心弾ませています。

乗船開始は24日土曜日9時からということなので、8時半から並ぶとして家を出るのは7時過ぎ。
準備やらを考えると平日とかわらんな~・・・

ええっ、めんどくさい!!
泊まってしまえっ


そんなわけで、仕事終わりに職場の駐車場片隅で、車内泊の準備です。
ブリトニーちゃんは後ろの席を倒すと長さ2mの巨大空間が生まれます。
春にお小遣いで買ったエアクッションを敷くと、寝床は一通り完成です。

よし、飲みに行こっ

行きつけの下関駅前の居酒屋「三枡」へ。

一人飲みの時はたいていココです。
今日は「アジの背越し」「鯨カツ」にビール。もちょっと魚が食べたかったので「フカの洗い」、さらにひや酒の追加で終了です。




ココでの飲み方は潔さが肝心です。

時間は8時前ですが、良い具合に疲れているので寝床(=車)に帰り、そのまま就寝・・・深夜2時に暑くなってエアコンを付け、そのまま朝7時まで爆睡です。



8月24日 公開当日

ああっ・・・導入部で時間食っちまった

朝食を済ませ8時半に、あるかぽーとに着いてみると、其処は『大雨』
どおやら大雨洪水警報も出ているみたいです。

しかし、それはそれ
予定どおり「いせ」のタラップ前に並びます。

結構人は並んでいましたが、それでも前から10人ぐらいでしょうか?
午前10時、持ち物検査を済ませ船内に。



其処は広々とした格納庫でした。



ヘリを眺めたり、展示パネルを眺めたり、お土産を物色したり・・・

残念ながら飛行甲板には出られませんでしたし、エレベーターも使えませんでしたが「オスプレイが10機ぐらい詰めそうな格納庫」に大満足です。

さて、帰って愛車ブリトニーちゃんのオイル交換、簡単な修理、その後、歯医者と大忙しです。
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なぜかハマルぜ「ふなっしー」

2013年08月25日 22時40分41秒 | 日記
ひゃっは~!梨汁、ブッシャー!!

8月6日
全国のご当地キャラの人気NO.1を決める日本百貨店協会主催『ご当地キャラ総選挙 2013』決勝大会が都内で行われ、全国480のご当地キャラの中から、千葉県・船橋市の『非公認』ゆるキャラ・ふなっしーが1万1220ポイントを獲得し1位に輝いた。
2位のオカザえもん(愛知県)に3380ポイントの大差を付けての受賞に「ありがとなっしー!」と飛び上がって喜びを爆発させていた。



立見が出るほどの大盛況のなか、ファンから「おめでとう」と祝福されたふなっしーは「1年前に1匹で船橋の地に降り立って活動を始めたときは、誰もいなかったなっしー…」と“非公認”キャラの苦労をしみじみ吐露。さらに、「活動してくうちに、いろんな人の手助けを借りて、1位をとれたこと感謝しているなっしー!」と呼びかけ、ファンの涙を誘っていた。


11月に控える『ゆるキャラグランプリ 2013』との二冠にも期待がかかるが、

「辞退するなっしー」

と不参加を表明。

「地域の活性化が大前提にあるなっしー。まだ埋もれているキャラクターがグランプリで1位をとって、そこが活性化するのがこういったグランプリの趣旨なっしー。連覇を掛けて優勝した人が乗り込むのは、少し違うなっしー」と理由を語った。



かっけ~~~!!

なかなかヤルヤツとは思っていたけど、この理由はちょっと男前すぎるやろ。




それに比べて、我が県の宣伝部長「ちょるる」

「おいでませ!山口イヤー観光交流キャンペーン」の人件費(1400万円)に東日本大震災の復興予算が使われておりながら、雇用者の中に大震災の被災者が含まれていなかった事を自治体における復興予算の使途を問題とする報道の中で指摘され、ネットで叩かれたのはつい2ヶ月前のこと。

そんな中、早々とゆるキャラグランプリに参加表明!?



どう考えても分が悪いっしょ。

ダークなイメージが先行する中、打って出るのも如何なものかと・・・
どぅみても国民には「反省していない」としか見受けられないように感じます。


まぁ、いろんな意見もあるでしょうが、どおせやるならヒールなイメージを逆手に取り、ニューキャラクターを生みだしたらええんじゃない?

名付けて『ぶらっくちょるる』
マイメロの「くろみちゃん」、アンパンマンの「バイキンマン」と考えれば、ある意味楽しめるかも・・・











こんな感じで・・・




追伸 「ふなっしーのテーマソングが酷すぎる」のは、同感!!
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大人の自由研究 ~2年目~

2013年08月24日 15時30分22秒 | 日記
そして今年もお墓参り

8月も中旬となると、毎年やってくるのが「ダイビング仲間」の命日です。
あれから5年だっけ?亡くなった仲間と同じ年代に成ります。

うん、私も気をつけよう



そんな訳で8月17日、いつもの下山部仲間と益田市までドライブです。



道の駅願成就温泉で、いつものリンゴソフトを食べ、



いつものお寺でお墓参り。



そして昼食は、いつものマクドナルドです。


去年と違うのは、





そう・・・






今年は雨が降らなかった・・・



(先月末にイヤってほど降りましたが・・・)





さて今日の主題はここから

往復の車中で、某国営放送の人気番組「おかあさんといっしょ」のDVDを見ていたんですが、その一コーナーで 見慣れない着ぐるみが。



ラーテルの男の子「ムテ吉(真ん中)」 ?
マンチカンネコの女の子「ミーニャ(右)」 ??
ジャコブヒツジの男の子「メーコブ(左)」 ???


なんじゃ、そりゃ??


今年の自由研究は(昨年と別の意味で)謎の生物を追います。
 

早速、車内で愛用スマホ「いちごちゃん(iPhone5の略)」で検索です。
以降、引用は全てwikipediaです。

~ラーテル~
ラーテル(Ratel、学名:Mellivora capensis、異名:ミツアナグマ)は、ネコ目(食肉目)-イタチ科-ラーテル亜科-ラーテル属に分類される、小型の雑食性哺乳類。本種のみでラーテル属を形成する。

>ふむふむ、アナグマのお友達ねっ

好物の蜂蜜を巡って、ミツオシエ科の小鳥と共生関係にある。

>蜂蜜が好き?あたしゃ壇蜜の方が好きよ

また、「世界一怖い物知らずの動物」とギネスブックに認定された生き物としても知られる。
性質は荒く、捕食こそしないものの、ヒトやライオン、アフリカスイギュウ等の大型動物に立ち向かうこともある。背中に柔軟な皮の装甲を持つため、体を裏返しにでもされない限りライオンの牙も鉤爪もラーテルに傷を負わせることはできない。ライオンやブチハイエナが生息しない岩石砂漠や礫砂漠の生態系においては、ラーテルは事実上生態ピラミッドの頂点に位置する。

>だから「むて吉くん」なのね?

ちなみに国内で飼育している動物園は名古屋市の「東山動物園」だけだそうです。



~マンチカンネコ~
マンチカン (Munchkin) は、北アメリカに起源を有する猫の一品種。マンチキンと呼ばれることもある。犬種のダックスフントやコーギーを思わせるその全体像、そして何よりもその短い脚を特色とする。

>要は短足の猫なのね・・・納得



~ジャコブヒツジ~
ジャコブヒツジ(ジャコブ羊、Jacob)は、ヒツジの品種の一つであり、古代から存在するといわれている。

>かなりあっさりした説明ですな・・・とりあえずじゃないらしい。

ジャコブの起源はメソポタミアに始まるといわれ、聖書の創世記にも出てくる非常に古い羊で、その後スペイン、ポルトガルの移民がアフリカへ連れて行き、飼育が始まったといわれる。 ジャコブは斑のナチュラルカラーのため染めずにナチュラルカラーのまま混毛したり白・グレー・茶と分けながらニットや生成り生地に織られる。

>なるほど。やっぱ牛じゃあないんだ。それが判れば「よし」とする!!



でも某国営放送はなぜ、これほどマニアックでマイナーな生き物たちをキャラクターにしたのか?


謎だ!!
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登山装備懇話 vol.2  ~レインウェアー編~

2013年08月20日 21時02分28秒 | 山の上
一歩間違えれば、大惨事になる装備です

 今回は「レインウェアー」のお話です。
自分が登山を始めた時の入門書では、「登山の3点セット」と言って
1 シューズ
2 ザック
3 レインウェアー


と書いてあったように思います。
※最近では「4点セット」となり、上記にアンダーウェアーが加わるようです。

山の天気は変わりやすく、風雨から守るためにレインウェアーは欠かすことのできないアイテムの一つとなっています。
雨に濡れると「べたべたして気持ちが悪い」とか、「風邪を引くから」・・・というレベルのお話ではありません。

3,000m級の山に行く場合、濡れた体で風に当たると「死にかねない」のです


<そもそも山の上は寒いんです>
まず、気温について説明します。
気温は標高が高くなればなるほど低くなります。
100m標高が上がれば0.6度下がるそうです。

例えば、夏の朝、平地の地表で気温が32度だったとしましょう。
その時3,000mの山頂では

 32-(0.6×30)=14(度)って事になります。

ちょっと、Tシャツじゃあ、寒いでしょ?

さらに、これで風にあたると体感温度はさらに下がります。
風速が1m/秒増えると、1度、体感温度が下がるそうです。

もし、上記の例で言えば、もし山の上で風速5mの風を受けたら、体感温度は10度を切ってしまうわけです。


<登山は汗をかくんです>
さて、登山は運動ですから当然、汗をかきます。
夏の晴天ならTシャツでも余裕なのですが、少し風でも吹いてたら上に一枚羽織るので、アンダーウェアーは濡れていたりします。
レインウェアーなどを着るとなおさら、アンダーウェアーは汗でぐっちょり濡れてしまうのです。


この汗が「くせ者」!!


汗が蒸発するとき、体温を奪います。これは「気化熱」といいます。
また、服が濡れると熱伝導率が高まり、外気の冷気の影響を受けやすくなるという問題もあります。
気化熱により体温は下がり、やがて意識障害などがでて、行動できなくる事を「低体温症」といい、人の場合中心体温(直腸温)が20度を下回ると、死んでしまいます

つまりこれが「凍死」です。

ちなみに「凍死」はなにも山の上だけでおこるものでも無いようです。
例えば、濡れた服でエアコンの冷たい風に当たり続けても、低体温症になりますし、最悪、凍死の可能性もあります。(そんなミステリードラマもあります。)


<雨は下からも吹き込むもの>
山の上で風雨に会うと、時として下から吹き上げられる風に乗り、下から雨が吹き込む事があります。
これは自分も北岳なんかで経験済みです。上下セパレートのカッパ以外では、下からの雨の侵入が防げず、全身ずぶ濡れになってしまいます。
すると先ほど汗で説明した同様に気化熱で・・・ということになります。


<どんなレインウエアーがいいのか?>
ここで困るのが、「着なければ雨で濡れて、着ても汗で濡れる」って事でしょうか。
少なくとも雨なのにカッパを着なければOUTなのでしょうが、着ても濡れるんだったら、同じじゃない??
という疑問もあるでしょうが、そんな疑問は科学の力で解消します。


防水透湿性素材「ゴアテックス」


ゴアテックスは、ポリテトラフルオロエチレンを延伸加工したフィルムとポリウレタンポリマーを複合化して作り、1平方センチメートルに14億個の微細な孔を含みます。
その最大の特徴は、防水性と透湿性を両立させていることにある。つまり、水蒸気は通すが雨は通さないのです。しかも軽いので「登山に持ってこい」なのです。
アンダーウェアーにしみ出した汗の水蒸気を排出し、雨はシャットアウトする仕組みは、快適そのものです。
恐らく、それ相応の登山用具店で「カッパ下さい」と言えば、十中八九「ゴアテックス」製を勧められます。

ちなみに私のレインウェアーはmont・bell社「ストームクルーザー」を使用しています。



値段はけっこう良い値段(上下で3万円前後、XXLサイズのわたしゃ4万円越え・・・)がしますので、あしからず・・・






最後に記憶に新しいところで、中央アルプスで韓国人グループが遭難した事故で、もうちょっと「雨具は大事」という具体的な説明をします。


7月30日
長野県駒ケ根市の中央アルプス・檜尾(ひのきお)岳(2,728メートル)付近で起きた韓国人登山者の遭難事故では70代の男性3人、60代男性1人の死亡が確認されました。
県警によると、死因は「低体温症」とのこと。
3人が身につけていたのは「薄手のかっぱ」で、登山用の本格的なものではなかったそうです。

 韓国からの登山者は48〜78歳の男性14人、女性6人の計20人。一行は28日に駒ケ根市から入山し空木(うつぎ)岳(2864メートル)を登山後、木曽殿山荘に宿泊、翌29日は午前6時に出発し、檜尾岳から宝剣岳を経て宝剣山荘に向かう行程でした。
 木曽殿山荘の従業員によると、20人のうち大半は、上からかぶるポンチョのような簡易的な雨具を着用して出発したようです。
(引用:毎日JP)



報道では、この日は、風雨で出発から1時間ほどでストックなしでは立っていられない位の風だったようです。
このグループは雨合羽も簡易なポンチョのようなもの。
この日の宝剣岳の気温は11度ほどだったようです。
また稜線での風速は10mとのことですから、体感温度は0度に近いものとなったと想像できます。
韓国では一番高い山でも1,950m、それも済州島ですので、これほど気温が低くなることは想定していなかった可能性も有ります。
また、日本の山の2,000mと3,000mの間に「森林限界(高木が生育できなくなる限界高度)」があります。
3,000m級の山には樹林帯がなく、正に「吹きっさらし」となるので、ポンチョではとても風雨をしのげません。(逆に韓国の山でも岩場はありますが、基本的に樹林帯の中を登る事になります。また天候が悪いときは登山禁止が出るようなことを言ってました。)

つまり、今回の事故は
 1 不十分な雨具で風雨の中行動したため、服が濡れる
 2 気温の低下と気化熱で低体温症となる
 3 体力のない高齢者が行動不能となり、夜間の冷え込みで死に至る

という悪循環が容易に想像できます。


 ちなみに報道では「薄手のかっぱ」が原因のような書き方ですが、ゴアテックスのカッパは、基本「すげー薄い」ですので、ちょっと誤解しているのかもです。

お亡くなりに成られた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。
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