たいちゃんの奥の細道

~人生、すなわち旅也~

春の東京出張番外編、~時間外物語~

2015年06月28日 22時05分25秒 | 旅行
お昼休みの空白の1時間

少しさかのぼりまして、6月4日の件

東京出張の時のお話の残りです。
出張先に10時に集合し、そのまま協議へ。
いや、楽勝と言うか、挨拶がてらの名刺交換し、後は担当が話をするのを聞いていたって感じです。
そして、その日のお仕事は1時間もしないうちに終了です。


つまり現在11時ちょい前

飛行機の便は夕方なので、それまでは一応「フリー」

とはいえ、一応、「税金」で出張してるわけですから、「遊びに行く」のもナンですし、とりあえず「お金のかからず、かつ時間がつぶせるところ」を考えた末、上野公園に行ってみることにします。

公園内のベンチで仕事の資料を見つつ、時間を過ごします。



そして時間は12時・・・



んじゃ、行くか・・・

と、向かったのは「国立西洋美術館」


この日は「特別展」はやっていません




いいんです!!




常設展の430円を払って、入園です。
目的は「聖プラクセディス」



フェルメールの最初期の作品です。
作品の真贋については諸説有るようですが、その辺は興味のある方、wikiって下さい。
この作品は個人所有だったのですが、先般日本のとある個人が購入しで国立西洋美術館に寄託され、今年3月17日より常設展示しています。

他の作品を軽く流しつつ、目的の「聖プラクセディス」へまっしぐら。



そして御対面!!


以前読んだ「フェルメール全点踏破の旅」でも『個人所有のため断念』とされたこの作品が、こうしてお目にかかれることを心から感謝しております。

所有者さん(誰かは不明)、
ありがとう!!



余談ですが国立西洋美術館では、研究者の間で意見が一致していないことを理由に、作者名に関して「フェルメールに帰属」と表記して展示しています。


さて、余韻を残しつつ12時半に美術館を出ても、まだまだ時間はたっぷりあります。
近くの国立博物館では「鳥獣戯画─京都 高山寺の至宝─」 をやっていますが、京都の高山寺で見たしな~~

そんな訳で特にすることも無く、再び公園のベンチでお勉強の続きです。
で、気がつけば3時過ぎ・・・


しまった!!昼飯食うの忘れとった!!


別に腹が空いてるわけでもないので、公園の売店でスナックを食べときます。
そうこうしている内、そう言えば一度、水上バスに乗ってみたかったのを思い出します。
どおせ新橋方面に帰るのならと、浅草まで行き、浜離宮まで水上バスに乗って帰ることにします。

余裕があれば浅草寺にでも・・・
と思ったのですが、駅前の時点で中国人、韓国人の観光客で溢れかえっているので、めんどくさくなり、乗船場に向かいチケットを買って乗り込みます。



よかった、浜離宮に行く最終便やった~。



ちなみに水上バスの中も中韓系の方ばかり。


そんな中、私に話しかけてくるのは、なぜかいつも台湾人の方
どおやら「銀座に行くのに、どう行ったらいいか」とのこと。

最新兵器「iPad mini」で地図の説明します。
ええ簡単、次の浜離宮で乗り、ちょっと公園内を歩いたら銀座です。
途中、海から見える築地市場を片言の英語で説明してあげたりして・・・

浜離宮で私も降り、歩いて新橋の駅に行き、後は羽田空港まで京急でまっしぐらです。



空港ではもう1時間程、ベンチで過ごし無事に飛行機に乗り込みます。





そう言えば、今年、もう一人、フェルメール作品が来日します。
No17 「水差しを持つ女」です。


フェルメールとレンブラント:17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展
○京都市美術館 2016年10月24日~2016年1月5日
○森アーツセンターギャラリー 2016年1月14日~3月31日
○福島県立美術館 2016年4月6日~5月8日
だそうです。

ん~~、観に行こっ
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ほたる舟とツバ太郎の恩返し

2015年06月22日 18時19分56秒 | 日記
幻想的な世界でした

6月20日(土)
下関市豊田町のほたる舟に乗ってきました。
旧豊田町を流れる木屋川では川を船で下りながら、ホタル鑑賞をするイベントがあり、今年が25周年とのことです。
開催期間は15日間で、もちろん「ホタルが飛んでるとき」なのですが、この期間で土曜日は2日間、その内1日はホタル祭りがあり、チケットを手に入れるには「熾烈な抽選」があるとのことなので、実際は『唯一の土曜日』となるようです。
もちろん、予約が殺到し、そのチケットは「プラチナチケット」となってる、とのこと。

その「プラチナチケット」を、先日、入手しました。


※と、言いつつ、色は「金色」ですが・・・




いや、なんてことはない、団体様が26名予約で、ちょうど2名分空いてたってだけなんですが、4日前に電話したところ、難なくGETです。


という訳で17時過ぎに自宅を出発です。
途中、美祢市十文字の交差点近くの「味あい」という店で夕食です。
小さなお店ですが、いつも車がたくさん泊まっているので、きっと美味しいだろうなと予想してたんですが、実際、「美味しいし、安い」お店です。
結構満足して、18時半に再出発です。



ほたる舟の集合場所は、道の駅「蛍街道西ノ市」です。
1日9便運航しており、1~3便は19時30分集合、4~6便は20時集合、そして7~9便は20時30分に集合です。
で、私たちは8便なのですが、私たちが到着したときは4~6便の受付をしているところでした。
20時30分に受付を済ませ、待つことしばし、21時前に2kmほど離れた乗船場にバスで向かいます。
まぁ、5分ほどでしょうか、ここでもうしばらく時間をつぶします。




出発場所の側に架かる橋からは、既にホタルが乱舞しているのが見渡せます。
残念ながら iPhoneのカメラじゃ、全く写りません が「自分の目で見てなんぼ」の世界なので、まぁ、素直に諦めます。


救命胴衣を付け、いよいよ乗船です。
出船するといきなりホタルの乱舞。でも、これでもピークの1/3なんですって。
来年はもう5日ほど早く申し込もう・・・

そうそう、船上は撮影禁止です。
暗闇の中、操船する船頭の目が眩むから・・・です。



1/3といいつつ、水面をエンジンを切って流されてゆく舟から見上げるホタルは、幻想的としか言いようがありません。
案内人のお兄さんの話も面白く、途中、ハーモニカ演奏のサービスもあります。
(たぶん、この舟だけとおもいますが・・・)


途中、2箇所ほど真っ暗になるところは特に綺麗です。
ほたる舟は約800m、時間にして30分弱で終点に到着です。
終点からは再びシャトルバスで「道の駅」に送ってもらい、解散です。

自宅到着は11時になりますが、正に「一見の価値あり!!」
来年も是非乗ってみたいとお思います。




ところで・・・
昨日、自宅に荷物が届きまして。
開けてみたところ「調理用の万能ざる」でした。


送り主がよく分からなかったので住所を見てみると


新潟県燕市燕・・・





もしかしたらツバ太郎御一家からのお礼か?


と思ったら、どうやら嫁の「香典返し」でした。



そのツバ太郎は、土曜日に家の前の道路で両親と何かついばんでいる所を嫁が見かけました。



どおやら元気に育っているようです。



飛ぶのは相変わらず、
ぎこちないですが・・・


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ツバ太郎とご近所さん物語

2015年06月17日 19時22分19秒 | 日記
凛として佇む・・・


6月6日(土)
夕方、部屋でバタバタと用事を済ませていると、嫁が家の外から呼ぶ声が・・・
何じゃ何じゃ??
と玄関を出てみると、アパートのお向かいさんの奥さんが玄関口に干してある靴の上に、鳥が乗っかっています。





どおやら2週間前からアパート2階の電灯の上に巣を作っていたツバメの雛が1羽、落っこちたみたいです。

巣を見たところ、一部が壊れており、おそらくカラスに狙われた様子です。
金曜日見たときには 3羽の雛が親から餌をねだる姿を確認していますので、残る2羽を探してみましたが見つけることはできませんでした。

親ツバメも心配して辺りを飛び回っています。




これは不憫な・・・



「自然」の中では人は手を貸さない方が良いという考えもあるのですが、このままお隣の奥さんの靴の上に放置するのも気が引けます。

とりあえず生き残った雛を巣に戻して、様子を見ることにします。
また、私たちはツバメの雛に「ツバ太郎」と名前を付けました。


雛を戻して2日ほど、親鳥も警戒して近づいてこないようで、心配していましたが、水曜日には餌をねだるツバメの声と、せっせと餌を運ぶ親鳥の姿が戻って来ました。





ところで「ツバメが家に巣を作ると家が栄える」という話を聞き、我が家も少なからずの受益者であるとの認識です。
よって、2度とカラスに襲われないように、嫁と代わりばんこで観察・防衛することにします。

カラスが近くに飛来すれば、スクランブルをかけ、ほうきで追い払ったり、朝夕にヘビや猫がアパートに近づかないか巡視をします。


正に「集団的自衛権」


この間、雛は順調に成長し、ふっくらとしたツバメに育ちました。
たまに2階に巣の様子を見に行くと、巣の縁に立ってこちらを見ています。







ん~~、凛々しいが、先週、落ちてるから・・・


「そろそろ巣立ってくれないかな」と思ってた6月14日(日)の午前中。

ふと巣を見ると、ツバ太郎が居ません。
親ツバメ達は周りを飛び回り、何かを警戒している様子。



ああっ、巣立ったんだ・・・



ふと見渡すと、お隣の屋根の上がなにやら騒がしいご様子。
よく見ると、小さなヘビ(たぶんアオダイショウ)が屋根におり、その周りを15羽ほどのスズメ1羽のセキレイ、そして親ツバメが取り囲んでいます。

そして少し離れた屋根の上にいるのは紛れもなく「ツバ太郎」・・・



どうやらまだ旨く飛べないツバ太郎は、屋根の上に軟着陸しているところにヘビが近づいているので、ご近所の鳥たちが集まって、かばっている様です。





親ツバメからすると・・・



的な気持ちのはずです。




集まってる鶏は、この辺の鳥の自治会かな?


スズメ達は地区の青年団で、セキレイが自治会長??

「ツバ太郎御一家は、先週ご不幸が有り、なんとしても一人息子を巣立たせねばならん」と思ったのでしょうか?

正に「プライベート・ライアン」の世界です。

その後、ツバ太郎はバタバタと、決して美しいといえない飛び方で近くの電線に移動し、何とか難を逃れました。



月曜の夕方には仲間達(兄弟?)と飛び回る姿を見たので、何とか生き延びているようです。
ネットで見てみるとツバメが無事に育つ確率は13%前後とのこと。

来年春に「ツバ太郎」が元気に渡ってくることを楽しみにしています。


ところで・・・
「巣から落ちたツバメは、助けてくれた人に恩返しとして何かを置いて巣立っていく」という話を聞きました。

現金、または商品券。若しくはマキタの充電式インパクトドライバーを希望していますが、今のところ何も送られて来る様子はありません。
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ブルーインパルスがやってきた!!

2015年06月11日 20時36分16秒 | 日記
の前に、
「ナイスミセス選手権」
が超絶盛り上がった件


例の選手権も、前回の艦船など「チャレンジ企画」を持ち出すなど、いよいよネタが尽きた・・・


そしてついに「熟女」にまで手を出したか!!


盛り上がるぜ、きっと・・・



で、1次通過は
永作博美、南野陽子、森高千里、杉本彩、黒木瞳、吉瀬美智子、檀れい、井川遙、米倉涼子、鈴木京香、真矢みき、麻生久美子、小雪、天海祐希、飯島直子、チェ・ジウ、華春瑩


ちょっと、まった~~!!




「チェ・ジウ」はともかく

「華春瑩」って誰よ!!







で、ググったら






華春瑩(ホァ チュンイン)



中華人民共和国報道官
出典img1.cache.oeeee.com




ここで、一気に票が動きます。



あ~~


って感じで春瑩たんに流れる票、そして踏みとどまる日本勢
そもそも外国人は反則だという有権者もいれば、そんなの関係ないという有権者もおり、めっちゃ盛り上がってます。



終わってみると、

1位 真矢みき
2位 井川遙
3位 森高千里
4位 華春瑩(僅差!!)


恐るべし、中華パワー!!




6月7日(日)
ちょい、曇りがちなこの日、防府北基地の航空際が行われます。
今日の目的はなんと言っても2年ぶりに展示飛行をする「ブルーインパルス」
GWに岩国基地に来た際は、時間の関係で見ることができなかったので、今回は見逃さないようにしなくては。

ブルーインパルスの展示飛行は13時40分から
それまでは基地内でものんびり見ますか



と言う訳で9時15分に防府北基地到着
本年度は基地内に駐車場を設けなかったので、3kmほど離れたショッピングモールに車を駐め、そこからは徒歩です。

北基地恒例の「74式戦車体験乗車」や



「フライトシミュレーター体験」が有りますが、まぁ、お子様方にお譲りするとして、駐機場を眺めて過ごします。
















途中、いくつかの展示飛行を見学します。
自衛隊のF15Jはともかくアメリカ空軍のF16の遠慮の無い飛行。
うるさいですが爆音に観客は大喜びです。






基地の中を散歩してると、懐かしいF104スターファイターが展示してありました。



自衛隊の伝説的パイロット「ロック岩崎」こと岩崎貴弘氏が、このF104スターファイターを使用していたころ、米国の最新鋭戦闘機のF15と模擬戦をし、F15を撃破(認定)したのは有名な話です。
機体の小さいF104の特性を生かし、1機囮にし、敵機が追いかけるのに夢中になっている時に、F15の死角から迫り、ロックオン!!
また数年後にはF15に乗り換え、アメリカのF16が同じ先方で来る事を読み、F16を撃墜したとか・・・

その後、岩崎氏はアクロバットチーム「Team AIRock(エアロック)」を作ったのですが2005年に但馬空港でアクロバット訓練中に墜落死しました。

実はその前年にTeam AIRock(エアロック)の帽子にサインをしてもらい、実家にて大切に保管していたのですが、先般、押し入れの中からカビだらけで発見され、泣く泣く廃棄したのを、ふと思い出します


悲しい思い出に浸りつつ、12時前に基地を後にします。


えっ、ブルーインパルスは??


これまでの経験でブルーインパルスは基地北側をメインに飛行します。
つまり基地北側に行けば、より間近で「ぶっ飛ぶ姿」が見れる訳です。

前日、google mapとにらめっこした結果、佐波川河川敷トラックターミナルがある周辺がなかなかGOODと判断し、そちらに移動することとします。




移動してビックリ!!




人(車)がいっぱい・・・


やはり考えることは皆同じなのでしょう

と言う訳で、車を駐め待つことしばし
予定どおり13時40分、上空にブルーインパルスが上空に現れます。
ブルーインパルスは6機ですが、時には1機、時には4機といろいろな技を見せてくれます。そして狙いどおり、演技はほぼ真上!!


ただ、残念なのは多分基地内では技の名前や次の技の解説があるんでしょうが、それが分からないこと。


終了の時なんか「なんか、おらんことなったね~~」とか言って、人々が「多分終わったんやろ」と感動薄く帰って行きます。
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春の東京出張、時間外物語 vol.2

2015年06月09日 21時12分03秒 | 旅行
機動力には自信があります。

6月4日(木)早朝5時過ぎ
今日は良い天気です。
朝食まではちょっと時間が有るので秋葉原の2駅となり、両国を散策してみることにします。

この辺りは有名人の出生地だらけ!!




まずは駅からまっすぐ南に向かい徒歩5分、回向院へ。
側らに花火資料館がありますが、さすがにこの時間は空いてないだろうとパスします。
赤穂浪士討ち入りで有名な「吉良邸裏門跡」、「吉良邸跡」をさらっと見て回ります。



「本因坊屋敷跡」を通り過ぎ、公園の中にある「勝海舟生誕の地」、「芥川龍之介の歌碑」は公園隣の学校の側らに、そして100mほど離れた大通り沿いに「芥川龍之介生誕の地」があります。










ところで本因坊って・・・だれだっけ
ググってみたら



いや、きっと違う




そういえばGWの温泉旅行の時のこと・・・

旅館の浴衣のサイズが中々合わないので「my浴衣買おっかな~~」とか思ってたんですよ。
夏祭りや夕涼みに着ると、粋な感じがするでしょ?


でも、両国界隈を散策して諦めました。
両国って相撲部屋が多くあるんですよ。
で、朝稽古なのか、多くの力士や付き人が浴衣で闊歩してるんです。

ええっ、
たぶん私もああゆう風に見えるはず・・・


うん、やめておこう





時間は6時半。
両国駅まで戻り、再び秋葉原のホテルに戻ります。

ホテルで朝食を済ませ、身支度をすると7時15分です。
今日のお仕事は「10時から」なんですが、まぁ8時半以降は観光はまずいので、時間にして1時間ちょい有ります。

そんなわけで、いつもの靖国神社に行ってみます。


いつもながら清々しい気分です。
もう少し時間が有るということで、ダッシュ(といっても走るわけではないが)で新宿へ。
新宿歌舞伎町にできたゴジラのオブジェが目当てです。
にしても新宿の街は朝から外国人だらけです。

地下鉄の駅から小走りで4分、一目見て、速攻折り返し、仕事の現場に向かいます。



ちなみに・・・
集合時間は10時だったようなんですが、私、9時と勘違いしておりまして、超あせって仕事場到着です。



その仕事も、さらっと終わり、時間はまだ昼前・・・


午後は上野公園で時間をつぶし、早々に羽田空港に向かいます。
羽田空港の到着ロビーのベンチでずいぶん長く過ごします。

スマホの電池がなくなるぐらい・・・


夕方のANA便で山口に向かいますが、機内ではほとんど意識がありません。
次回は7月上旬に再度上京の予定です。
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