たいちゃんの奥の細道

~人生、すなわち旅也~

山口県最高峰「寂地山」とお隣の「右谷山」vol.3

2014年04月30日 06時44分16秒 | 山の上
腹が減っては・・・
体が動かぬ!!



11時10分
とりあえず、ミノコシ峠まで戻ることにします。
ミノコシ峠までの帰りは、以外と楽勝。
軽快に飛ばします。

途中、年配の夫婦とすれ違いざま少し話をします。
こちらの夫婦も右谷から引き返し寂地山まで、そこから林道を下ろうと思うが、時間が間に合うか心配とのこと。
「自分も同じコースで、ここからはきつい登りも無いので大丈夫でしょう」と説明し分かれます。

ミノコシには20分程で到着です。
しばし休息しつつ、今後の行動を地図と相談です。
寂地山までは尾根道なので、ここからはそんなに体力使いません。
そこからはひたすら下りなので、カロリー的には大丈夫。
(だと、信じたい・・・)
水もあと700ccありますので、計画通り寂地山を目指すことにします。

11時58分
ミノコシ峠を出発。後は軽いアップダウンを繰り返し、かつ疲れたらカタクリの写真を撮りながら小休止をして、尾根道を寂地山方面に進みます。

途中、多くの登山客が沿道のカタクリにカメラを向けています。
そんな中、iPhoneで果敢に挑むたいちゃん・・・


そうそう、沿道左側に真っ白なカタクリを見つけました。
(それも2本・・・)


寂地林道との出合まで1時間5分、ここから山頂までは残り200m程です。
出合にあるベンチで小休止の後、一気に寂地山山頂まで登り切ります。

13時20分
無事に山口県最高峰、寂地山山頂に到着です。

さすがに人がいっぱいの山頂。
とりあえず傍らの木陰で、「山頂ノンアル」で祝杯です。

そう言えば、ここには三角点が見当たりません。どおやら無いみたい・・・


さて、右谷山からの帰りにすれ違った、年配ご夫婦も無事に上がって来られたようですし、そろそろ下りることとします。


13時30分、下山開始です。
帰りは出合の休憩所をパスし一気に林道コースで高度を下げていきます。
ふと谷筋を見れば、残雪がけっこう残ってるのが見えます。


下り用に水を2口残しておいたのですが、山頂から30分程下ったところに延命水という水場が有り、ここで水補給です。
10年ぐらい長生きできそうな勢いで、ついでにがぶ飲み・・・

後はだらだらした下り坂と整備された階段を快調に下りてゆき、14時31分に林道の駐車場に到着です。


ここから1時間程、整備された林道を歩くだけです。
しばらく歩いていると、『犬戻峡こっち(←)』という看板があります。


疲れているけど、ついでだから・・・
と行って見ると、結構な急な階段で・・・
一気に体力消耗です。


再び林道に戻ったところにある東屋でしばし休憩。
15時30分、最後の力を振り絞り、林道を下ります。

地図上で確認していたのですが、林道の長いこと・・・
マジで2回ぐらい、タクシー呼ぼうかと思ったぐらいです。

15時50分
キャンプ場の屋根が見えたときの嬉しさったら、ありゃしません。
そして16時1分前、無事に駐車場到着です。


置き忘れたお弁当は車内の荷室で「ヤバイ事」になっていましたので、駐車場側の売店でオロナミンCとコーラ、お土産の「とちもち」、そして寂地山登頂バッジを購入し、家路につきます。
嫁には17時半に帰ると言っておいたので、温泉はパス。
帰宅は17時40分でした。

そう言えば、今回の山行で持参した水と補給した水と併せて1.5L飲んでるんですが・・・

一回もトイレに行ってません。


今回のコースです。

作図はカシミール3Dを使用してます。
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山口県最高峰「寂地山」とお隣の「右谷山」vol.2

2014年04月29日 09時27分25秒 | 山の上
言っても、山口県No.1とNo.2、侮るべからず


気温も徐々に上がってきており、体にも本格的なスイッチが入ります。
今日の登山BGMは「ももいろクローバーZ」


「行くぜっ!怪盗少女」
が頭の中を駆け巡っています。
登山道周辺には見たことの無いスミレチックな花(ヤマレンコクサ?)や小さな花々


そしてサクラもまだ残っており、花びらを風に舞わせています。



途中2回の休憩を挟み、ミノコシ峠に到着したのは10時15分


ここから右谷山はピークを一つ越えて30分程だとのことです。









で、カタクリの花

ミノコシ峠周辺から咲き乱れています。


薄紫とも薄紅ともいえる花びらが反り返り、風に揺られる姿は「可憐」としか言いようがありません。
登山道側にぎっちり咲き乱れているので、ストックで傷つけないようにしなければ行けません。

時間は10時30分少し前。
ミノコシ峠周辺で一通り写真を撮り、しばし休憩の後、右谷山へ向けて出発です。
一つ目のピークまで休み休みで20分程、そこから一端下り登り直したところが右谷山です。

10時55分、山口県で2番目に高い「右谷山」登頂です。


えっと、特に展望はありません。
三角点がありますので、一応、記念写真です。
ベンチが有り休憩ができます・・・

とりあえずベンチで行動食のサラダ巻きを食べます。
ここで一つ問題が・・・

行動食用に「サラダ巻き」×1と「うまい棒」×2
お昼ご飯用に「おにぎり」と「カップラーメン」
そして頂上で飲む「ノンアル」と、つまみ(?)の「ビッグカツ」
を3つに分けて入れておいた袋の内、お昼ご飯用の袋を車に忘れていることがここで発覚!!

サラダ巻きを食べたので、後は非常食の「カントリーマーム」と「うまい棒」2つ、それとノンアルコールビール(カロリーゼロ)&「ビッグカツ」だけです。

カロリー足るかな??
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山口県最高峰「寂地山」とお隣の「右谷山」vol.1

2014年04月28日 20時22分33秒 | 山の上
カタクリの開花を満喫っす

4月26日(土)
ゴールデンウィーク初日の土曜日は晴れのち曇りの予報です。
この時期、岩国市錦町の寂地山山頂近辺では「カタクリ」という薄紫の花が咲きます。
今回はこのカタクリの花を見に、山口県最高峰の寂地山とそのお隣、右谷山(山口県2位)を縦走することにします。


そう言えば「徳地狗留孫山」は?
実は先週、登ろうと家を出発したんですが、6歩目か7歩目に、わずか1cmほどの段差に足を取られ転倒、足を捻挫しあえなく中止(延期)となりました、ハイ・・・



寂地山には登山ルートがいくつかあるんですが、今回はオーソドックスに寂地峡からミノコシ峠に登り、右谷山をピストンで往復、ミノコシ峠から尾根伝いに寂地山をめざし、帰りは寂地林道を下りる周遊コースをチョイスします。
計画では累積高低差900m、補強距離は13km程になりますので、なかなかの山行となります。
例年だとミノコシ峠から右谷山、寂地山にかけてカタクリの花が咲いてるはずです。

で、26日朝6時前
機材をバッグに詰め込み、いざ出発。
コンビニで朝食、昼食を買い込み、中国道で一気に六日市ICまで行きます。

六日市ICから一山超えて錦町から国道434号で寂地峡のキャンプ場までは30分程でしょうか?渋滞も無く1時間半で寂地峡駐車場に到着です。


駐車場で装備を調え、軽い準備運動代わりに野営場の中の道を進むと、寂地峡の遊歩道入り口が有り、7時45分、ここからいよいよ登坂開始です。


遊歩道はいきなり「クライマックス」を迎えます。


まるでベートーベン交響曲第5番みたい!!

「五竜の滝」という滝の側の急勾配の階段をしばらく登ります。
途中、いくつかの滝があり、見応え十分!!
しばらく登るとT字路に突き当たり、両側にトンネルが現れます。
ここを右折してトンネルを抜け、5分程歩くと「右谷山140分」という看板があるところに出ます。



ここから本格的な登山道・・・といっても先ほどの階段に比べたら傾斜も楽で、横には美しい寂地川の渓流が流れる雰囲気満点の森歩きを楽しめそうです。


次回に続く・・・
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徳地狗留孫山に寄ってみた(下見編)

2014年04月16日 19時11分12秒 | 山の上
お隣の山も下見してきました



4月12日(土)午後15時30分
白石山からの帰り道に、次回攻める(予定の)狗留孫山の下見を兼ね、て登山口の法華寺に立ち寄ってみました。

場所はナビの地図ですぐ分かったので、ちょっと登山口まで歩いてみます。

一応「あわよくばこのまま一気に登頂」のつもりで機材一式を背負って行ってみます。


登山道は法華寺の右側にあります。


変わったお地蔵さん(?)の所から案内板に沿って階段を上ると、中国自動車道の高架になっており、そこを渡りきった所から本格的な登山道になっています。







登山道入り口には登山道の案内が立っています。



この狗留孫山、下関市の狗留孫山と同様、信仰の山になっており、途中までは登山道というより参道って感じです。
「奥の院」という所までは麓から約1時間、さらに狗留孫山山頂までは30分、さらにその奥にこの山系の最高峰鷲ヶ嶽三角点(544m)があり、さらに30分ほどかかるようです。
つまり今から登れば降りてくるのは午後6時半過ぎ・・・



無理かっ・・・


今日はヘッドライトを持ってきてないので、潔く登頂は諦めます。
(一瞬、「スマホのLEDでなんとか・・・」とも考えたんですが、無理は禁物です)

お地蔵様(?)も「今日は止めとけっ」と言ってる気がします。




帰りは防府回りで帰ろうと佐波川沿いを走っていると、ふと防府市西浦のエヒメアヤメが開花しているとラジオで放送されていたのを思い出します。

エヒメアヤメは中国東北部、朝鮮半島を中心に分布しているアヤメ科の多年草で、4月から5月にかけて青紫色の花が咲きます。花の直径は5cm前後、茎の長さは10cm前後、葉の長さは15~20cmの小型のアヤメです。明治時代に愛媛県で発見、報告されたことからエヒメアヤメと呼ばれるようになりましたが、別名を誰故草(タレユエソウ)ともいい、地方によってはヒメアヤメ、イッスンショウブなどの呼び名もあります。
(↑防府市HPより「小保って」ます。(=コピペのこと))


「確か解放日は明日まで・・・(実際は月曜日まででした)」


16時過ぎに自生地に着いてみると、以外と車が止まっており、観光客も多く訪れています。


この自生地には過去3回訪れているんですが、今年はその中で一番の咲きっぷりです。
5cmほどの小さな花をあちこちで咲かせてました。








案内をしているボランティアの方のお話では、今記録している株の他にも自生しており、新しい株が今日だけでも20株も発見されているんだとか。

がんばって探してみようかとも考えたのですが、久しぶりの登山に疲れたのか、眠くなったので自生地を後にします。




時間は17時20分
車で帰宅途中、強烈な睡魔に襲われ、大海大橋近くの駐車場で仮眠をとることに。


うとうとして、ふと目を覚ましたら、外は雨・・・
時間は・・・


げっ!!23時20分・・・


そのままめんどくさくなって、意とせぬ車中泊での外泊です。




追伸:ちなみに次目覚めたら翌朝7時40分でした・・・
これもタヌキの祟りか??
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消えた写真の謎

2014年04月15日 18時09分27秒 | 山の上
定番となりつつある「山頂ノンアル」

トイレから5分も登らないところに「白石観世音」と書いた札と、岩の中に納められた石仏が見られます。



そこを回り込むと少し広い広場が有り、奥には「接待岩」なる岩があります。



そこから5分ほど一気に登れば物見岩といわれる見晴らしのいい岩の上に出ます。


「白石山」の看板がありますが、ここが山頂ではないのは、過去の経験で何となくわかります。



後ろに続く小道を進んだ先が、どおやら山頂のようなので、進んでいくと物見岩から5分も行かないうちに山頂三角点を発見です。
時間は13時30分。登山口からジャスト1時間です。

物見岩まで戻り、昼食を食べます。
今日のメニューは小さめのお弁当にカップラーメン(博多長浜ラーメン)、そして最近の登頂に欠かせない「ノンアルビール」です。
久しぶりに登場の「JET BOIL」で5分ほどでお湯を沸かしラーメンを作ります。

昼食を兼ねて30分ほど休憩し、15時58分、下山開始です。
帰りは途中から引廻コースを進みます。
意外と急な道を慎重に降りてゆき、平坦な林道に出たら尾根の裾を回り込むようにして駐車場に戻ります。
こちらのコースも途中、奇岩(?)があちこちにあり、また登山道周辺に咲く花共々楽しめます。



駐車場に到着したのは14時43分なので、下りは45分程です。


標高差は300m弱とお手頃な山ですし、花も岩も楽しめる山行でした。
次回はお隣の徳地狗留孫山です・・・予定では。





追伸:帰って写真を確認したら、山頂で撮影したはずの写真数枚(三角点の写真等)が飛んでました。
きっとタヌキをいじめた罰かと反省しています。


タヌキさん、ごめんなさい。
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