御船町には海がないのに・・・
6月15日(水)
まだ暗い、朝っぱらから目が覚めます。
散歩がてら表に出てみると、ちょうど山の稜線から日が昇ってきます。
今日から本格的な業務ですが、さわやかな気分で今日からの業務に向かえそうです。
まずは近くのローソンでコーヒーなと買って店の前で啜っておきます。
6時ちょうどにスピーカーから流れるのは「椰子の実」
♪名も知らぬ 遠き島より
流れ寄る 椰子の実一つ♪
残念ながら海がない御船町には、椰子の実は流れてきません。
宿泊所に戻り、カップラーメンで朝食を・・・
朝っぱらから、博多豚骨ラーメンです。
8時ちょい過ぎ、勤務場所となる恐竜博物館に行ってみます。
今日から行うのは罹災証明発行にかかる家屋調査の2次調査です。
被災者は屋外から調査する1次調査で出された罹災証明の結果に不服がある場合、2次調査を申請します。
1次調査は屋外からだけですが、2次調査は屋内も調査しますので「屋外はそんなに壊れてないけど屋内は酷いんよ」って方が申請してきます。
1班4~5人で、公用車(レンタカー)で申請のあったお宅を訪問します。
屋内の損傷をポイント制で査定してゆき、最終的に「全壊」「大規模半壊」「半壊」「一部
損壊」「被害なし」に査定して行きます。
もちろん国が定める基準というものがあって、それに基づき査定をして行きます。
結構みっちり調査することから、1日で2~3軒、今日は7班で対応するので、1日辺り20軒程度しか見ることができません。
1軒目は正に「申請の意義どおり」のお宅。
外観は瓦の崩落等はある物の、さして大きな被害は見受けられませんが、室内の壁や建具、そして床の傾きなんかがあります。
それらのポイントをできうる限り拾い上げ、計算式に入れて家屋査定を行います。
全体的に言えるのは、微妙な傾きや少々の壁のひび割れなっかが有っても、なかなか「全壊」にはなりません。
この家はもう住めんやろ・・・と思っても、半壊程度にしかならず、なにか心の奥が痛がゆくなります。
申請してくるお宅は、不満たらたらで・・・と言うことではなく、まぁ、ほとんどの方が「家の中まで見た上で審査してもらいたい」とのことで、少しでも査定をあげて補助金を取ってやろうという方は自分が担当した中では見受けられません。
そして皆さんいい人ばかりで、お茶やお菓子を貰ったり、震災当時のお話を聞かせて貰ったり・・・。
新しい家屋は防災基準があるので、そんなに壊れていませんが、中途半端に古い家では、中の柱が大きく傾いたりしているところも有り「これどおやって直すんやろ」と逆に心配してしまうこともあります。
そんなこんなで初日は3軒のお宅拝見で、18時過ぎに解散となります。
夕食は昨日、町歩きで見つけた軽食屋さん。
私ゃ「鉄板ナポリタンのセット」(ナポリタンとおむすびのセット)
超「炭水化物」です。
高い山に登る前日の「カーボローディング(Carbohydrate Loading)」みたいなものですわ。
そしてこの日も液体燃料(ビール)を買って、件の女子更衣室で夜会です・・・
6月15日(水)
まだ暗い、朝っぱらから目が覚めます。
散歩がてら表に出てみると、ちょうど山の稜線から日が昇ってきます。
今日から本格的な業務ですが、さわやかな気分で今日からの業務に向かえそうです。
まずは近くのローソンでコーヒーなと買って店の前で啜っておきます。
6時ちょうどにスピーカーから流れるのは「椰子の実」
♪名も知らぬ 遠き島より
流れ寄る 椰子の実一つ♪
残念ながら海がない御船町には、椰子の実は流れてきません。
宿泊所に戻り、カップラーメンで朝食を・・・
朝っぱらから、博多豚骨ラーメンです。
8時ちょい過ぎ、勤務場所となる恐竜博物館に行ってみます。
今日から行うのは罹災証明発行にかかる家屋調査の2次調査です。
被災者は屋外から調査する1次調査で出された罹災証明の結果に不服がある場合、2次調査を申請します。
1次調査は屋外からだけですが、2次調査は屋内も調査しますので「屋外はそんなに壊れてないけど屋内は酷いんよ」って方が申請してきます。
1班4~5人で、公用車(レンタカー)で申請のあったお宅を訪問します。
屋内の損傷をポイント制で査定してゆき、最終的に「全壊」「大規模半壊」「半壊」「一部
損壊」「被害なし」に査定して行きます。
もちろん国が定める基準というものがあって、それに基づき査定をして行きます。
結構みっちり調査することから、1日で2~3軒、今日は7班で対応するので、1日辺り20軒程度しか見ることができません。
1軒目は正に「申請の意義どおり」のお宅。
外観は瓦の崩落等はある物の、さして大きな被害は見受けられませんが、室内の壁や建具、そして床の傾きなんかがあります。
それらのポイントをできうる限り拾い上げ、計算式に入れて家屋査定を行います。
全体的に言えるのは、微妙な傾きや少々の壁のひび割れなっかが有っても、なかなか「全壊」にはなりません。
この家はもう住めんやろ・・・と思っても、半壊程度にしかならず、なにか心の奥が痛がゆくなります。
申請してくるお宅は、不満たらたらで・・・と言うことではなく、まぁ、ほとんどの方が「家の中まで見た上で審査してもらいたい」とのことで、少しでも査定をあげて補助金を取ってやろうという方は自分が担当した中では見受けられません。
そして皆さんいい人ばかりで、お茶やお菓子を貰ったり、震災当時のお話を聞かせて貰ったり・・・。
新しい家屋は防災基準があるので、そんなに壊れていませんが、中途半端に古い家では、中の柱が大きく傾いたりしているところも有り「これどおやって直すんやろ」と逆に心配してしまうこともあります。
そんなこんなで初日は3軒のお宅拝見で、18時過ぎに解散となります。
夕食は昨日、町歩きで見つけた軽食屋さん。
私ゃ「鉄板ナポリタンのセット」(ナポリタンとおむすびのセット)
超「炭水化物」です。
高い山に登る前日の「カーボローディング(Carbohydrate Loading)」みたいなものですわ。
そしてこの日も液体燃料(ビール)を買って、件の女子更衣室で夜会です・・・