今年度の授業は先週中に最後の授業を終えており、今週は試験監督だけだった。それも今日が最後だった。「日本の文明と文化」という日本語のみで行なう授業の試験だった。形式は、一つのテーマについて日本語で書く小論文である。
学生たちにとってこの小論文が学部生として日本語で書く最後の文章になるから、大きなテーマを与えて、自由に書かせた。字数制限も一〇〇〇字から一六〇〇字と幅をもたせた。そのテーマとは、家族、仕事、生活の三者の関係である。
このテーマに関して自分の考えを自由に述べてよいとしたが、次の二つの条件は守るようにもとめた。授業で観たテレビドラマ『透明なゆりかご』と『重版出来!』のエピソードに言及すること。授業中にこのテーマに関連して私が作成したメモを参照すること。
おそらく書きたいことは山ほどあるだろうから、この二つの条件を満たしつつ制限字数内でどのように話題を絞り込んで書くことができているかが評価のキーポイントになる。
いつもはそつなく仕上げて試験時間終了前にさっさと退席していく学生たちも今日は時間をかけて書いていた。彼らが上掲のテーマについてどんなことを考えているのか、興味津々である。これから読むのが楽しみである。この小論文の総評も後日このブロクで話題にしたい。