赤い太陽にキッス! 

旅日記、旬の花をパチリ!
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水郷と古き商家のたたずまい、 近江八幡を観る  1

2011年04月14日 07時11分44秒 | こころの日記
水郷と古き商家のたたずまい、 近江八幡を観る  1

2011.4.8.(金) 曇雨

名神高速道路を八日市ICで降りて、潮来・柳川と並んで、
三大水郷めぐりのひとつ近江八幡へやってきた。

乗船までには、あちらへこちらへと少々トラブルがあったが、

「元祖 手こぎの舟 近江八幡水郷めぐり」と書かれた、茅葺屋根の
乗船場から乗り込んだ。

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我々グループだけのチャーター船だ。
防寒用に袢纏(昔の懐かしい衣料)を羽織る。
何年振りだろうね。

船は船頭さんが、ぎーぎーと櫓を軋ませながら,水郷を進んでいく。

狭いところでは帰りの船と当たりそうになるほどだ。
少し広い水面に出てきたとき、赤い旗の間に太いロープを張った上を船が通り抜けた。
安全運航か? 
何かへの祈祷なのかな?と思ったら、
船底の清掃だそうだ。

抵抗をすくなくするのでしょうね。
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船はヨシが茂る迷路のような水路を進む、カイツブリが水浴びをしている姿がかわいい。
ところどころに鮒を捕る仕掛けが施してある。
丁度フナも産卵時機で、数匹でバチャバチャと卵を産み付けている場面にも出会った。

芝桜が美しく咲いている土手、川柳の大木が墨絵のように見えるところ、ヨシ焼きで黒く焦げた
葭原、を見やりながらゆったり流れる時を楽しむ。
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時代劇やドラマの撮影に登場する木造の橋をくぐったりする。
桜を愛でる絶好の場所まで来たが、あいにく水郷の桜は咲き始たばかりのようだ。
代わりではないでしょうが、ウグイスが綺麗な囀りで歓迎してくれた。
小雨の中の水郷めぐりも1時間チョットで乗船場所まで戻ってきた。

*アシ?それともヨシ?


万葉集や日本書紀等では「ヨシ」という言葉はなく、ヨシは平安末期頃に使われだしたようです。
これは「アシ」が「悪し」につながるため、ヨシ「善し」に変化したようです。