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荒子観音寺の教室で、円空仏彫刻をするグループ「木端の会」の仲間17人で、あべのハルカス美術館で開催中の「円空 ―旅して、
彫って、祈って―」展へ行ってきた。
往きは近鉄特急HINOTORIのプレミアムシートでゆったりと。
美術館は、天王寺駅前に聳えるあべのハルカスの16階にある。
会場に入ると正面に飛騨千光寺の「金剛力士立像」が、見上げる
ほどの大きさで安置され迫力満点。
その一方で、荒子観音寺の小さな木端仏や千面菩薩の諸像が
並んでいる。
撮影可能な像と不可があり、荒子の像は撮影できなかった。
江戸時代前期に生まれた円空は、修験僧として各地を巡り、
迷える衆生救済のために12万体の神仏を作った。
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現存する円空仏は5,000体を超え、展覧会では約160体の円空仏が
展示されていた。
いずれも写真集や雑誌などで紹介されたり、模刻をした馴染みの
像も多く興味深く観て回った。
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各地から集まった著名な円空仏や、絵画・文書などもコーナーごとに展示され、庶民に寄り添った円空の生き様や、作風の変化
を垣間見ることが出来た。
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↑シースルーの床
帰りはあべのハルカス最上階の展望台から、眼下の大阪市街地など、
高さ300メートルから、360度の眺望を楽しんだ。
↑美術館ショップ
木端の会久々の研修旅行は、天気にも恵まれ中身の
濃い内容で満足できた。