名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

飛騨古川町

2007年07月25日 | セカンドルーム
家具の材料を仕入れに行った帰りに、古川の町を散策してきた。
高山市に隣接するこの町は周辺の町村と合併して飛騨市となった。
歴史の古い町で、白壁土蔵の町並みや瀬戸川の清流、春の例祭の「起こし太鼓」などは有名で、シーズンには観光客で賑わう。
昔から高山との競争意識が強く、併合されるのを嫌って過疎に悩む河合村、宮川村、神岡町などが合併して新しい市がスタートした。
合併後の名称を飛騨市と決める時も、「飛騨」は地域の総称であり、象徴的な名称であるので特定の市がそれを称することは許されないと、反対した人も多くいたけど押し切った。

平成の大合併で高山市は日本一面積の広い市となり、飛騨市はスタートと同時に歴史のある名前を付けることが出来た。
それと引き換えに、地域密着の行政サービスが低下し、過疎化の進展で小さな村の歴史や文化も見捨てられていく。
コメント
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