今日も朝から冬晴れで、北風が冷たく感じた。
木曜日は円空仏彫刻教室の日で、午前は荒子観音寺で過ごした。
教室の窓からは、ちょうど見ごろを迎えた客殿庭園のモミジが
青空に映えていた。
本堂東側のフェンスに取り付ける、円空仏諸像の模刻14体が
出揃いパネルに固定された。
教室の会員(木端の会)が、手分けして取付作業をした。
屋外用のペイントで表面保護をしてあるが、風雨や日光に
晒される屋外なので、どの程度もつか多少の不安はある。
会員は常に円空仏を作り続けているので、経年変化で腐朽した
像の入れ替えは今まで通りにできる。
円空と所縁の深い荒子観音寺境内に作品が設置されれば、会員に
とっても作像した甲斐があるし、仏像彫刻の意欲もわく。