久しぶりに青空が戻り、陽射しの暖かい一日となった。
第二土曜日は、荒子観音寺所蔵円空仏の拝観日になっている。
拝観所の本坊は、桜は散ったが、カエデの若葉が瑞々しい。
今日も午後四時まで、切れ目なく拝観者が訪れ、
木っ端の会会員の説明を熱心に聞いていた。
拝観後に希望者は、用意された半完成の千面仏に、
顔を彫る体験をしてもらっている。
↑ 体験教室教材
ベテラン会員が、手取り足取りの指導で、
微笑む円空仏が完成する。
↑ お土産用の円空仏
四国松山から来た二人連れのご婦人は、体験教室で
完成した一体と、会員の彫った一体をお土産に、
遠くから来た甲斐があったと喜んで帰られた。
最近は遠方からの参拝者も多く、
円空人気の広がりを感じる。
この人気、円空様は誰にも親しみやすいからでしょうか。
体験できるのはどこでもあることではないと思います。
それも魅力なのでしょうね。
二体のお土産はさぞ喜ばれたことでしょう。
荒子観音は円空仏の宝庫と言われるだけあって、
全国各地の愛好者が拝観に訪れます。
円空さんの微笑みは根強いですね。
お土産も良い記念になると、皆さん喜んで帰られます。
遠方からも参拝される方があり、思わぬ
お土産に喜ばれたことでしょうね。
親切な指導を受けて体験されて
感謝とともにお帰りになられたことでしょう。
これ程多くの円空仏を、身近で拝観できるところはほかに無いのが人気のゆえんのようです。
円空の謂れや歴史を知り、円空彫刻も体験され、いい思い出になったと思います。