今日は二十四節気の雨水で
積もった雪や氷が溶けて
雪から雨に変わる頃と言われる。
春を思わせる雨水とは程遠く
朝から晴れ時々曇りで
相変わらず冷たい北風が吹いていた。
かねて下見をして気に入っていた
名古屋東部の住宅地にあるマンションの一室を
UR都市機構のマルチハビテーション制度を利用して借りることにした。
マルチ(多様)ハビテーション(住居)は
「都心と郊外」「都会と田舎」など
複数の場所を使い分けるライフスタイルを意味する造語である。
もともと国が、過疎化や高齢化が進む農漁村の再生のため
都市生活者の地方への半定住を促進する制度として使われていた。
都市と田舎の両方の暮らしができるが
住居を2つ持つことで
費用や移動する時間などの負担も問題になっている。
URは、こうしたニーズに応え
利便性の高い都市と、環境の良い郊外のメリットを享受し
多様なライフスタイル実現のため
マルチハビテーション制度を導入している。
賃貸なので、固定資産税や維持費の負担が少なく
自分の暮らしの質を高めるためのコストとしては
無駄ではないと思っている。
来月あたりからマルチハビテーションを始めるが
移動距離も少なく温暖地なので
山里へ移住した時のような緊張感は何もない。
定期借家と言いますか、あらかじめ期限を決めるとか・・・
へぇ~ということばかりでした。初めて知りました。
いつもnkoさんには
教えていただくことばかりです。
お安いとは言いながらも、やはり少々の贅沢ですね。
魅力的ですが車に乗らない私には不向きです。
話変わりますが、
江間修著「山の民」お読みになったと、以前のブログで拝見した記憶ですが?
ある方から この本を知りまして、
アマゾンで探しましたが、かなり長編のようで
私には難しいかも?
若しお読みになっていましたら、ご感想お聞かせください。
新しいライフスタイルの一つですが、少し贅沢かもしれませんね。
今のままと、シンプルな暮らしを住み分けながら、先のことを考えてみます。
江馬修のこと、すごい記憶力ですね。
ほとんど記憶に残っていませんが、明治維新後の飛騨の農民の貧しい暮らしを縦糸に、高山県知事に赴任した梅村速水の改革を横糸に描かれています。
当時の飛騨の暮らしや風土に興味があれば一読の価値はありますが、物語としては読了に根気がいると思います。
飛騨の農民一揆が中心のようですね。
nkoさんつながりで 飛騨に興味を持ちました。
「カナマーゾフの兄弟」も挫折中なので・・・
「山の民」私には荷が重すぎるかも。
我が家は女ばかりの3人暮らしですので
たまに独りになりたい!と思いますが
元来が寂しがりやなので、憧れてもやはり活用は
どうかな~なんて思います。
本当は、自分一人の書斎を持ちたいのですが…。
先立つものもないし~超羨ましいですねえ!
昔の飛騨は米がとれなくて貧しかったので、百姓一揆がよく起こりました。
梅村騒動もその一つで、多くの犠牲者を出したといわれています。
改革に情熱を燃やした結果が悲劇で終わり、飛騨の近代化にブレーキがかかりました。
単身赴任のクセが抜けきらず、年甲斐もなく放れ凧です。
先が知れているので、できる間にやりたいことをやっておこうと決めました。
中身はいたって質素でつつましい暮らしになりそうです。