栄交差点北東角で建築中の「ザ・ランドマーク名古屋栄」は
見るたびに上に伸びている。
2026年3月竣工予定の複合ビルは、斜め向かいの中日ビルと
文字通り栄地区のランドマークを競う存在になりそう。
「市民ギャラリー栄」で名古屋仏教美術展を観てきた。
著名な仏師服部朋陽氏と弟子の仏像と仏画の作品展。
会場には多くの作品が展示され、繊細で精密な彫刻に
圧倒された。
↑不動明王像
↑十一面千手観音像
↑善女竜王像
中には円空彫りの流れをくむ荒彫りの像もあり興味を引いた。
衆生に寄り添いながら各地に残した粗削りな円空仏と、寺院の
本堂に厳かに祀られる仏像との違いを垣間見る作品展だった。
仏師の彫る彫る繊細な仏像と、荒削りな円空仏は
両極にあるように感じました。
数年をかけて完成する精緻な仏師の像と、生涯に
12万体も残した円空の仏像を比較できませんが、
どちらも魂の籠った姿に感動します。
緻密で隅々が輝くようですね。
円空さまで見せていただく仏像とはまた異なる
魅力ですね。