名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

あけびの花

2007年05月16日 | セカンドルーム
薄紫のあけびの花が、今たくさん咲いている。
ほかの木にからんでいるので、花か実をつけた時でないと見落としてしまう。
紫の小さな花と若葉のコントラストがきれいなので、蔓を切り取って花瓶に生けておくと部屋が爽やかな初夏の雰囲気に変わる。

あけびの新芽はおひたしや天ぷらなどで味わうことが出来る。
秋には紫色の実をつけ、甘い果肉を口に含み、種を吐き出しながらの散歩は子供に帰ったようで楽しい。
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大蛇?

2007年05月15日 | セカンドルーム
畑の草を刈っていたら、その脇で特大の青大将夫婦が仲よく日向ぼっこをしていた。
今頃は、冬眠していた穴から出たばかりの蛇をよく見かける。
まだ十分眠りから覚めていないのか、動きが緩慢で車に轢かれたり鳶や鷹がさらって行くのをよく見かける。
犬が見つけると噛み付いて振り回すので、奥の草むらへ移してやった。

最初見たときは、2匹が一緒にいるとは思わず、目測で3~4mはありそうだったので、高野聖が天生峠で出くわした大蛇かと、一瞬ギョッとした。
よく見たら頭が二つあったので、これは双頭の怪物だと二度びっくり。
まさか真っ昼間から妖怪が出るわけは無いが、いつも蛇を気味悪く思っているので、目の前に突然現れると気が動転してしまう。
いつも不意をついて脅かす蛇が、ますます嫌いになってしまった。
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老夫婦の田植え

2007年05月14日 | セカンドルーム
集落で野良仕事をしている人は、ほとんどが高齢者夫婦である。
若い人たちは町へ働きに行き、残って農業をする人は稀である。
70~80代の人たちも元気にやっているけど、一方が動けなくなると農作業を止めてしまうケースが多い。
重労働に加えて、長い年月、お互いに支え合ってきた仕事を一人でするのが、きっと切ないのだろう。
今年も田植えの準備をしない田んぼが目に付き、山間地農業の厳しさが感じられる。

この老夫婦は田畑の仕事に加えて牛も飼育しているので、年中無休で日の出から日没まで元気に働いている。
遊びも美食も無縁で質素でつつましい暮らしに、老いや病気も近付かないようだ。

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安曇野へ

2007年05月13日 | セカンドルーム
信州安曇野へ一泊旅行に行ってきた。
野の花が咲き乱れ、残雪の北アルプスの山々が春霞の中に連なっていた。
毎年春と秋に高校山岳部のOB連が誘い合って山麓の観光地を巡っている。
今は険しい山に登れなくなってしまったけれど、麓から眺めながら、若い頃の回想にひたって満足している。

昨夜泊まった松川村の宿では、安曇節保存会の人たちと一緒に宴会をして盛り上がった。
山の愛唱歌の一つになっている安曇節は、旧制中学卒業の先輩達から教わり、今も歌い継がれている。
♪日本アルプスどの山見ても冬の姿で夏となるチョコサイコラホイ♪ の歌が縁で、松川村保存会の人たちとの交流も続いている。


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日の出

2007年05月12日 | セカンドルーム
このあたりで、太陽が東の山から姿を現すのは6時である。
林間から太陽が昇るにしたがって光の輪が広がり、集落が急に明るくなっていく。
今朝は冷え込んで、霜が下りていたけど強い日差しですぐに消えてしまった。

山に囲まれていると、日の出と日の入りのメリハリがいつも鮮やかだ。
この集落には、今も太陽の動きにそって暮らしている人たちがいる。
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タラの芽

2007年05月11日 | セカンドルーム
先週見たときはまだ蕾が固かったタラの芽が、ここ数日の暖かさで大きく開いていた。
この木は枝を少ししか出さないので、一本から2~3個ほどの芽しか出ない。
わき芽を残しておけば来年も生えてくるけど、全部採ると木は枯れてしまう。
この辺りの人たちは、ワラビやぜんまいなど、乾燥して保存の利く山菜は熱心に採っているけど、たらの芽を好んで食べる人は少ない。

近所の老人が、以前は鋭い棘は山仕事の邪魔と刈り取っていたけど、山菜採りに来る人たちが目の色を変えて探すのが不思議だといっていた。
山菜の王様などと言われ、乱獲されるタラの木は迷惑顔で棘を尖らせている。
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代かき

2007年05月10日 | セカンドルーム
先週あたりから、田んぼの代かきをするトラクターのエンジン音が、あちこちから聞こえるようになってきた。
昔は手作業や牛馬を使ってやっていたけど、今はほとんどの家が機械を利用している。
代かきは、苗が同じ深さに植えられるように田の面をならす作業である。
むらが出ると田植えの時に苗が水没したり、田面が露出したりして生育に影響するので、色々と工夫をしながらやっている。

この老夫婦はトラクターで丸太を引いて丁寧にならしているので、代かきが終わった田は、まわりの景色を鏡のようにを映している。
農業は手間をかけた分、収穫も多くなるようだ。
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庭のわさび

2007年05月09日 | セカンドルーム
庭の隅に生えている山わさびの花が咲いた。
谷川沿いのわさびは大きく育って、白い花も散り始めているのに、ここのわさびはいつも遅い。
湧き水は太陽に温められることが無いので、冷た過ぎて成長が遅いのかも知れない。
厳しい環境で、ゆっくり育ったわさびの辛みはとても強い。

日ごろの飲料水は、同じ水脈の湧き水を利用している。
多くの地層を通ってろ過された水は、爽やかでどこのミネラルウオーターより美味しい。
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夕暮れ

2007年05月08日 | セカンドルーム
今日は夏を思わせるような天気で、畑仕事で大汗をかき、強い紫外線で肌がヒリヒリした。
長い冬に馴染んだ体が、まだこの気温に慣れていないようだ。
山の木々も枯れ葉色から、少しずつ淡い緑に変わり、代かきが終わって田植えを待つ田んぼから、蛙の大合唱が聞こえるようになった。

今ごろは、6時頃に西の山に真っ赤な太陽が沈んでいく。
初夏の陽気も日が落ちると、急に気温が下がり、まだ暖房が離せない。
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こごみ

2007年05月07日 | セカンドルーム
透けるように鮮やかな緑の「こごみ」が,一斉に芽を出し始めた。
「こごみ」の旬はほんの数日間で、芽が伸びきって葉が広がるともう美味しくない。
若い芽で葉がしっかり巻いているところを、ポキンと折って摘み採ってくる。
あくが無いので、下ごしらえの手間がかからず、おひたし、和え物、野菜炒め、天ぷらなど、どんな料理でも美味しく食べられる。

こごみが出ると、色々な山菜が次々と出てくる。
これからしばらくの間は、散歩の途中で摘み取った山菜が、単調な食卓に彩を添えてくれる。
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連休が終わって

2007年05月06日 | セカンドルーム
大型連休の最終日は雨に見舞われた。
田畑にとっては恵みでも、観光客や帰省する人たちには恨めしい雨だ。
我が家も最初は8人居たのが途中で5人になり、昨日は全員が帰っていって、もとの静かな暮らしに戻った。

子供たちは、きれいな自然を見たり、畑仕事や山仕事を手伝って何を感じただろうか。
今年も山里の思い出を、小さな胸いっぱいに抱いて町へ帰って行った。
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家庭菜園

2007年05月05日 | セカンドルーム
毎年、5月の連休は畑を耕し堆肥を入れて、種を蒔いたり苗の植え付け準備などをしている。
今日は小さな子供たちの手伝いで、トウモロコシ、キュウリ、枝豆の種を蒔き、ネギの苗を植えた。
都会育ちの子供は土に触れる機会が無いので、堆肥の中から出てきたカブトムシの大きな幼虫やみみずにびっくりしたり、水遣りや土堀りに大はしゃぎしていた。

種を蒔いたポットに日付とそれぞれの子供たちの名前を記しておいた。
夏休みに遊びに来る時には、蒔いた種が大きく育って、収穫の喜びを体験できることだろう。
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飛騨エアパーク

2007年05月04日 | セカンドルーム
今日は、子供たちを連れて、近くにある飛騨エアパークへ遊びに行って来た。
農道を利用した飛行機の離着陸場で、高原野菜の運搬や防災救急医療などに利用されている。
今日はグライダーやモーターグライダーが、十数機集まって滑空を楽しんでいた。
小型機に引かれてグライダーが離陸する様子を、目の前で見物できる。
飛騨の観光地はどこも大混雑だけど、ここは静かだし芝桜やタンポポが咲き乱れ、家族連れには絶好の遊び場だ。

ここからは、乗鞍岳や御岳、笠が岳などたくさんの山が望める。
さぞかし上空からの眺めは素晴らしいことだろう。

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野草採り

2007年05月03日 | セカンドルーム
連休初日は飛騨地方もお天気に恵まれ、暖かい一日だった。
名古屋から子供たちが遊びに来たので、近所で野草採りをした。
いま食べられるのは、わさび、せり、あずき菜、行者にんにく、あさつき、よもぎ、ふきなどである。
ワラビ、ぜんまい、たらの芽、こごみなどはもう少し後になりそうだ。

夕食は5種類の野草に裏山の椎茸を加えて、お座敷天ぷらで食べた。
久し振りに賑やかな食卓で、天ぷらもおいしかった。
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椅子の制作

2007年05月02日 | セカンドルーム
椅子の木取りが終わって、今は部材のホゾ加工をしている。
部材同士を接合する方法は色々あるが、家具や建具の伝統工法では釘や緊結金具を使うことは少ない。
ホゾ加工は部材を凹凸に加工して、それぞれをはめ込む組手の一技法である。
昔は鋸と鑿で加工していたが、今は凸部を丸鋸盤、凹部は角鑿盤を使う人が多い。

縦方向は少し硬めに、横方向は緩めにと習ったけど、そのハメ合いが難しい。
早くて正確な機械加工も、伝統工法を理解していないと思い通りの強度が出せない。
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