名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

老夫婦の田植え

2007年05月14日 | セカンドルーム
集落で野良仕事をしている人は、ほとんどが高齢者夫婦である。
若い人たちは町へ働きに行き、残って農業をする人は稀である。
70~80代の人たちも元気にやっているけど、一方が動けなくなると農作業を止めてしまうケースが多い。
重労働に加えて、長い年月、お互いに支え合ってきた仕事を一人でするのが、きっと切ないのだろう。
今年も田植えの準備をしない田んぼが目に付き、山間地農業の厳しさが感じられる。

この老夫婦は田畑の仕事に加えて牛も飼育しているので、年中無休で日の出から日没まで元気に働いている。
遊びも美食も無縁で質素でつつましい暮らしに、老いや病気も近付かないようだ。

コメント
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