山藤の花が咲き始めた。
淡い紫色の花は、ほのかな甘い香りを漂わせている。
山藤は庭園の藤棚に咲いている房ほど長くないけど、大木に絡みながら天空高く咲く様は、可憐な花に似合わずたくましい。
「飾るには短き房の・・・」と詠んだ人は、きっと山藤を見たのだろう。
山仕事をする人たちは、藤がほかの木に巻きついて枯らしてしまうので、見つけると切り取ってしまう。
藤は手入れをしない、荒れた山にしか咲かない。
飛騨でも藤の花が目立つ森が増えてきた。
淡い紫色の花は、ほのかな甘い香りを漂わせている。
山藤は庭園の藤棚に咲いている房ほど長くないけど、大木に絡みながら天空高く咲く様は、可憐な花に似合わずたくましい。
「飾るには短き房の・・・」と詠んだ人は、きっと山藤を見たのだろう。
山仕事をする人たちは、藤がほかの木に巻きついて枯らしてしまうので、見つけると切り取ってしまう。
藤は手入れをしない、荒れた山にしか咲かない。
飛騨でも藤の花が目立つ森が増えてきた。