7月21日 午前中萩浦地区センターにて、馬場記念公園の歴史と自然を愛する会の主催で「北部地域の自然を考える集い」が開催されました。
講師は日鳥連県支部長さん、演題は「馬場記念公園周辺の自然今昔」おはなしをお聞きしました。参加の皆さんも興味深いお話に熱心に聴講されていました。
最初に富山県自然保護課から、「富山県の絶滅のおそれのある野生生物と生物多様性について」M氏よりパワーポイントで説明がありました。
今年は10年ぶりに、富山県のレッドデーターブックが見直され、改訂版が8月末頃に出来上がるとのことです。
馬場公園周辺の鳥類、昆虫、魚、他に県内で撮影された珍しい鳥など、スライドで数多く見せて頂きました。
ツキノワグマ (子熊)
奥深い山では今の時期は、熊も子育てをしています。
人が熊の領域を侵さないように。今年は山に熊の餌となるブナの実がたくさん実って、里へ降りて来ないことを祈りたいです。
自然保護課で作成されたパネルやはく製なども展示して見せてもらいました。
講演会が終わって、近くの馬場記念公園を見て来ました。10年ほど前に、写生で訪れて以来で懐かしかったです。
大正12年廻船問屋(妻馬場はる)馬場家の巨額の寄付金を基に、この地に富山高等学校が創立され、
以来昭和25年までの歴史の中で、三千七百余名の卒業生を世に送り出し、今はその跡地が「馬場記念公園」として地域に親しまれています。
馬場はる刀自 銅像
「馬場記念公園の歴史と自然を愛する会」の会のことを初めて知りましたが、会長さんとお話して、地域の方の熱心な活動により、貴重な財産が守られるのだと思いました。
以前はもっと樹が多かったように思ってたのですが、月日の流れで景観が少し変わったようです。広場がゲートボール場となっていました。
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今日の鳥
スズメの幼鳥が、ハエのような虫をゲットして見せてくれました。
ちょっと大きかったのかな。半分にちぎって食べてました。
スズメは旺盛に食べることで、逞しく生きられるのですね ^^
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