森の散歩道

四季の自然・野鳥・花・生き物など

松の実にヤマガラ 

2011-02-16 | 野山の鳥

先日の古洞で撮った写真の残りをアップしました。お馴染みのカラ類の混群ですが、ヤマガラ、エナガ、ヒガラ、コガラ、シジュウカラ、コゲラの6種も一緒に動いているのは初めて見ました。撮った写真はピンボケばかりで、ヤマガラとヒガラしかありませんでしたが。(2月14日撮影)

ヤマガラ

 

松の実を突いていました。

 

 ヒガラ

 

帰り道、立ち寄った田尻池です。オオハクチョウが40羽ほど休んでいました。そろそろお別れが近付いて来ました。

例年では3月上旬頃になりますが、運よくお別れのシーンに立ち会えた時は本当に感動します。

 

こちらを向いてオナガがモが並んでたので、記念写真を撮ってあげました。

 

 今日は春のような暖かい日で、最近スイミングスクールに通い始めた年少組の孫を送って、待ち時間に神通川へ行きました。立山連峰が見渡せました。

 

カワアイサ

 

ミコアイサが6羽泳いでいました。両方ともとても警戒心が強かったです。

 

 

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カワウ夫婦の巣材集め

2011-02-15 | 水辺の鳥

前回の続き(2月14日撮影)

カワウのコロニーを覗くと、頭の部分が白い婚姻色になったカワウたちが繁殖の準備を始めていました。グァグァグァ…と鳴き声も賑やかで、巣材集めに忙しそうなカワウ夫婦もいました。

 

一年で一番大切な季節…巣材集めにも力が入りますね。

①水に潜って巣材をとって来ました。

 

②よいしょよいしょ

 

 

矢印のカワウさんは申しわけ程度の巣材を銜えて運んでいます。巣作りはやっぱりご主人のお仕事?( ^^)

 

 

場所とりに早くから来ているのですね。

 

 

 

 点のように雪の上に並んでいるのはカモたちです。マガモ コガモが多い池です。

 

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ハンノキの実にマヒワ

2011-02-14 | 野山の鳥

朝晴れてたので早めに家を出て古洞ダムへ行きました。カラ類の混群とミサゴ、マヒワの群れに会えました。途中で会ったナ同期のHさんたちと少しご一緒しました。カワウのコロニーを覗くと、早くも繁殖の準備を始めていました。何種か撮れたので、マヒワからアップしました。

マヒワは、10羽ぐらいの群れで、ハンノキの実を啄んでいました。

 

 

 

 

 

♂ 

 

 

 

 ダム湖では、ミサゴをよく見るのですが、ノスリは珍しかったです。

 

 昨日は、県自然保護課主幹 赤座氏の講演会があり、県内の野生動物の行動、クマの行動域調査、クマの出没状況、被害などについてお話をお聞きしました。

前日クマの話を聞いたばかりで、雪の上を大型犬より大きい獣が歩いたような足跡にぎょっ!としました。(クマではないと教えて頂きました)

 

 

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愛想のよいツグミさん

2011-02-13 | 植物園(鳥と花)

前回ハギマシコの続きでアップしました。

この日はツグミさんとも遊びました。最初は、不審者かと思われ木の中でかくれんぼしていたツグミさんですが、そのうち安全と見なされたらしく出て来ました(^^) 

 

 

 

雪が融け出した草地がツグミさんの餌場です。何か見つけたようですが、確認は出来ず・・・

 

 愛想の良い子でした。

 

 

ハスの池で、ハシビロガモの若鳥とコガモが必死で餌とりです。泥まみれになっていました。

 

 

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ハギマシコに少し近付けました…

2011-02-11 | 植物園(鳥と花)

2月11日 建国記念の日

中央植物園友の会の今年度会費を納めに植物園へ行くと、学芸員さんの「平成22年の研究発表展」と「中国雲南省のトウツバキとその文化」の企画展が催されていました。

見た後、外を1時間ほど回りました。もう会えないと思っていたハギマシコに思いがけずまた出会えて、ちょっとだけリベンジが出来た気分です。♂♀の2羽で落ちている草の種を啄んでいました。上から下を見ているので、ハギマシコの目がほとんど伏し目がちになってしまいましたが、それでも今回は前よりずっと近い位置でゆっくり見ることが出来ました\(^o^)/

ハギマシコ♀

 

 

 

 

落ちている草の種を食べているのでしょうか。もぐもぐ食べていました。

 

 ♂は、お腹に薄紅色の班があります。

 

 

 

手振れになってしまいましたが、可愛い子に会えて良かったです。

 

マガモ 

 

オオバン

 

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マイペースなウソ

2011-02-10 | 野山の鳥

昼間の気温は5℃ぐらいでしたが、薄日が差して久しぶりの明るい空でした。午後から鳥見お友達のお誘いで呉羽丘陵へ出かけましたが、収穫がないままお別れして、その後、桜の花芽を食べるウソを見つけました。真下を人が歩いても車が通っても、全く気にしないで夢中で食べて、のんびり屋なのかなと思いました。カニのように横歩きで枝を伝って、面白い動きも見せてくれました。2羽でしたが今にも花芽を食べ尽くしそうな食欲には圧倒されました。ウソとは、今シーズン初めての嬉しい出会いです。

ウソ 鷽 アトリ科 16cm ソメイヨシノの蕾を好んで食べる ♂は頬と喉が紅色

 

 

 

蕾の芯(子房と呼ばれる部分)をより分けて食べています。

 

この子の胸がは、赤味があるので、アカウソ系でしょうか。

 

 

 

 オオタカの若さんかな。2~3回旋回しました。最近よく丘陵で見られているようです。

  

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オナガとヒヨドリ

2011-02-09 | 野山の鳥

今日は一日雨で、夜から雪に変わって冷え込んでいます。暖かい地方では梅の開花も聞かれるのに、春はまだ遠いようです。

夕方うちの窓から、お隣の畑へ飛んで来たオナガを見ました。オナガを撮ろうとしてカメラを出していると、大声で鳴いたヒヨドリを嫌って行ってしまいました。一瞬屋根に止まった所を1枚だけ撮れました。お隣のツバキの木には、ヒヨドリが2羽いつも主のように止まっています。

 

 

顔は可愛いのに…あの甲高い声にはどの鳥も逃げ出してしまいます。

 

雨で濡れた体も、なりふりかまわず餌さがしに懸命なスズメさんでした。

 

 

川の上を飛んで行く、マガモも見ました。

 

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タゲリも見れました 

2011-02-08 | 野山の鳥

2月5日にマガンを見に行った時、会いたかったタゲリにも会えました。田んぼで数羽飛んでいたのですが、この日は雨が降っていて、ピント合わせにもたもたしているうちに遠くへ行ってしまいました。警戒心の強い鳥ですね。飛んだ時は白い羽が見えてとても綺麗でした。今までもっと遠くでしか見たことがなかったのです。あと、海岸でのウオッチングも、見たという証拠写真になりました。

 タゲリ 田鳧 32cm  後頭部の長い冠羽がユニークですね。背中の緑と赤紫色の光沢が特徴ですが、撮れず残念。

 

 

ムクドリとツーショット

 

 アイガモ  マガモとアヒルの雑種だそうですが、中にハシビロガモに似た子がいたり、いろいろ交じって面白いです。

 

イカルチドリ

 

イソシギ

 

ユリカモメ 

 

アカエリカイツブリではないでしょうか。初めて見たカイツブリです。もっと近いと良かったのですが…テトラポットより沖で潜水しているのを双眼鏡で見ました。

 

帰り道で、ミヤマガラスが田んぼで群れていました。車から降りて見ていると私たちに警戒したのか一斉に電線へと移動しました。100羽近くいたようです。 

 

 

 

真っ黒!(^^ゞ

 

 

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生き物セミナー

2011-02-07 | ねいの里

昨日2月6日、自然博物園ねいの里で生き物セミナーがありました。

野生鳥獣による農林業への被害が県内でも問題となっており、特にサルやイノシシ等の獣類による被害が多い。そのため、それらの生態や体の構造について学び、どのように付き合っていけばよいか考えるものです。

ツキノワグマ

 

 鳥獣保護のお仕事をされていらっしゃる間宮先生から、展示のクマ、イノシシ、シカなどのはく製を使って、体の仕組みや生態についてお話をお聞きました。

 

  シカ  矢印の所が、「足のかかと」です。動物はつま先で歩いているのですね。

 

この後、生のシカとイノシシを解剖して、歯や骨、内臓、肉などから、体の仕組みを勉強しました。ねいの里では、ジュニアナチュラリストの養成を行っておられるので、ジュニアナチュラリストの学習目的も兼ねて行われました。農作物に害を及ぼすシカやイノシシは、今まで狩猟することで数が調整されていましたが、狩猟をする人は年々少なくなり、増加の傾向にあります。解剖はめったにない機会なので、怖いもの見たさで見せてもらいました。

矢印の所が、膝です。 外見では見えなかったけど、モモの下にちゃんと付いてたのですね。

 

 

内臓は、ちょっとリアルすぎてお見せ出来ませんが、シカの胃は、牛と同じで4個あります。一度食べたものを、口に戻してすり潰し、3番4番の胃へと送られて行くうちに、消化してして行くのがよく分かりました。

 

 肉は、背中の部分の背ロースが柔らかくて美味しく、モモの辺りに多い肉は脂肪が少ないので固いそうです。この後、内臓は研究機関へ提供され、肉は食用に、他すべてが有効利用されるとのことです。

  

 

午後から高志会館で、日鳥連富山県支部の新年交歓会が行われました。前半の特別公演では県自然保護課中田氏より「この冬の鳥インフルエンザについて」、湯浅支部長の「サンコウチョウの繁殖生態」繁殖の素晴らしい写真、村本義雄氏の「思い出に残るトキの姿」と、興味深いお話をお聞きしました。その後、会員のショートレポート、ハクチョウやアサギマダラの調査報告などがあり、後半の交流懇親会では、ロシアの国際交流員の方や石川県支部の来賓の方との交流も始終和やかな雰囲気でした。

 

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マガンの群れ ヒシクイ

2011-02-05 | 野山の鳥

県内では姿を見せることの少ないマガンの群れが県東部の田んぼへ飛来していると、一週間前のK新聞にも載っていて、一度は見たいと思っていたので、鳥友達に連れて行ってもらいました。例年は、新潟県の辺りで越冬するマガンたちが大雪の影響で、餌を求めて南下して来たとみられています。田んぼへ行くと、稲の二番穂や草の根を啄んでいるマガンたちがいました。分散しているマガンを合わせると500羽近く見ることが出来ました。小雨が降ってとても寒い日でしたが、たくさんのマガンたちに会えて幸せでした。

マガン 真鴈 カモ科 72cm 嘴の基部から額にかけて羽毛が白いのが特徴

 

 

 

 

ヒシクイも数羽入っていました。

 

オオハクチョウもいました。

 

 

 

 

 

マガンやヒシクイを見るのは、昨シーズン新潟県の朝日池で見て以来でした。小雨が降ってたのですが海岸もウオッチング出来てよかったです。お昼に「魚の駅生地のとれたて館」で食べた海鮮丼が美味しかったです。

あと、撮れたタゲリと海岸の鳥がありますが今度にします。

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