NPO法人のシンポジウムに参加した。映写会が出来る程の立派な会場だった。
新潟の歴史的背景としては、江戸時代港町として堀の風情や人情の町として繁栄し、物資輸送の手段として開発、縦横無尽に掘り廻らした掘とそこにかかる橋は明治時代130を数えた。
風にそよぐ柳の下を掘りの水が流れ、振り袖姿の新潟美人がそぞろ歩く姿はいつしか柳都.新潟の象徴にもなった。
昭和期、地盤沈下や新潟国体開催準備のため澱んで臭く不評と化した堀はすべて埋められ道路と化した。
平成に入り、新潟市は深刻な市街地空洞化が進んだ。郊外は大型ショッピングセンター等新規出店で繁盛する反面、市街地では店の灯りがひっそりと灯り交通量も寂しいかぎり。
新潟市に来てくれた人に見せるものがない。風情ある街、ゆっくり散策できる憩いの空間がほしい。
「掘りと柳と新潟の女性が醸す風情をもう一度」「中心街に柳と掘りと屋台街」「交通規制は新交通システムで解消」
「市街地乗り入れ規制等先進県の知恵を生かす」
いろいろ楽しめるお話が聞けました。