国語屋稼業の戯言

国語の記事、多数あり。国語屋を営むこと三〇余年。趣味記事(手品)多し。

マンスリーマジックレッスンから出ていた野島伸幸氏の作品ら

2023-12-11 17:57:16 | マジック

 

●マンスリーマジックレッスンから出ていた野島伸幸氏のDVD作品らの初期の作品群を見直す。知人にお勧めの作品を紹介するため。知人の事情を踏まえての記述である。

 そうか、このようなDVDがマンスリーマジックレッスンショッパーズで販売されているのかということさえ知っていただければ良いと考えている。

●以下に、私による推薦の作品群。基準はヘタレな私でもできるもの、できたものらである。

 昨日、『History』の「ア・リ・サ」が好評だったので、今日、ざっとながらもDVDらを見たのである。

●知人のために作ったリストとコメントだが、肝心の部分(使用するテクニックやタネ)は飛ばしつつ、ざっと、書いてみようと思う。なお、全作品が傑作なので為念。

<インプレッション>
1stより(野島氏がマジックバーなどで演じていた作品群です。)
● おしぼり メイトカードが一致するセルフワーキングトリックです。
● ミニトラ パケットによるトライアンフでセルフワーキングとしては傑作だと思います。私も演じていましたし、私の友人もスナックで酔っぱらいながらも演じていたそうです。ということは、安全性も高いです。
● エースオープナーからの絶妙手順 野島氏がマジックバーで演じていた手順だそうです。以下、私が演じていた部分ですが、全部見せた方が良いと思います。
● ラストトリックは終わらない前半 ラストトリックを二段構えにしています。これは一つの見識だと思います。私はここしか演じませんが、これ以下の部分も演じた方がテクニックを持っているように見えます。

インプレッション2nd STAGEより
AKA(洒落っ気があるマジックです。)
他が決して難しい作品ではないのですが、なぜかこれを中心に演じています。
● 「通通ジョーカー」も演じていた気がします。

インプレッション3rd STAGE
サンドイッチ・トラベラーズ
ノーエキストラで行われるパケットトリックです。私にとっては難度が高いのですが、現象が効果的なので採用していました。解説は複雑に感じますが、実際にやってみると比較的容易です。角度問題に対してもフォローがあり、親切な作品解説だと思います。
ジェミニ・ロケーション
フル✕✕✕ものですが、完成度が高いです。マグルには手掛かりがつかめません。プロでも追えないかもしれません。先のサンドイッチ・トラベラーズと連続して演技できるのも良いです。やや、私には複雑な面もありますが、現在の私でも練習するとできるレベルです。これを演じて私ですらプロに間違われました。昔のことですが。
ジェミニ・サンドイッチ
サンドイッチ・トラベラーズ、ジェミニ・ロケーションをやった後に演じると完璧だと思います。ダメ押しです。一応、ジェミニ・ロケーションを演じずにジェミニ・サンドイッチを演じられます。(後略)
アソビシャス・カード(あ「そ」びしゃすです)
アンビシャス・カードですが、一方的に上がるわけではなく、色々なバリエーションを持たせています。ノーセットでいけます。ジェミニ・ロケーションなどを演じた後にリフルシャッフル(今の私にはできません(泣))をしてから演じると効果的だと、友人がいっていました。単なるアンビシャスでないところが良いようです。

インプレッション4th STAGE
● コインマジックからは逃げております。これは個人的事情によるので、傑作ぞろいですお楽しみください。
● ストライク 考案者による解説なので丁寧です。
● 親指の貫通、EZマインズ・ハンドカフ、シングル・ハンドカフらはオーソドックスな流れのあるもので良いものだと思います。私は親指の貫通、EZマインズ・ハンドカフを演じてから、クレイジーマンズハンドカフを演じていました。今ではクレイジーマンズハンドカフは演じられませんが(泣)。全般的にこの輪ゴムの章はおすすめです。

インプレッション5th STAGE
●あべこべライジング
 小ネタとして演じるのに最適です。
●アップル・チェンジ
 一発ネタとして演じられます。カード当てに使用していました。
●サザンクロス
 こういうパズル的なネタって意外と重宝しました。不思議です。

<History>
フェイク・アンビシャス
 賢いです。
クイックサンド→ア・リ・サ
 「ア・リ・サ」は多用しています。ローリスク、ハイリターンなマジックだと思います。カードのファンをきれいにできない私ですが、ファンを使用しなくてもいけます。クイックサンドを演じないで「ア・リ・サ」だけを演じても良いと思います。
235プリンシプル
 テンヨーの鈴木徹氏も認めた逸品です。私は「スカ、アタリ、オオアタリ」でやっています。
ごちゃり
 自分より前に演じていた人がトライアンフを決めた時に最適です。「失敗したデックです」というセリフから初められます。少々、セルワーキングのフル✕✕✕ものなので時間はかかりますが、ダブルクライマックスなので乗り切れると思います。なにより、裏表が初めから混じっているデックを利用しているところが関心を引き、秀逸です。また、退屈しないように演出も工夫されています。細部にまでこだわっている野島氏らしい作品です。

 

●上記はあくまでも主観によるものです。わたし、個人の感想です。

 けれども、今まで持っていなかった人が購入してくれると嬉しいです。

 

 


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