とあるコンセプトを発展させたもので、私は大傑作だと思ております。考案者のお二人には、ずっと再版の件をプッシュしておりました。 https://t.co/el8jEoZi3s
— ゆうきとも (@tomoyukimagic) February 14, 2020
●あの「マジックカードA.M.A.」(商品へのリンク先はこちら)の復刻版が発売されるようである。
●ゆうきとも師が「大傑作だ」と言ってくださるほどの大傑作である。
●もうそれだけで安心して買えると思うのだが、駄文をつけさせていただく。
なお、駄文には特に推している作品などは書かない。購入者に予断を抱かせたくないからである。
あの作品とあの作品とあの作品とあの作品が特に好きで演じているんだが、内緒だ。
●2001年に販売されていた商品だから、かろうじて今世紀の作品である。
かなりの人にとって手品を始める前に販売されていた商品ではないかと思う。
●私もいまだに演じていて、マジックを趣味とする友人に2~3か月に一度くらい見せているが、一度も同じトリックデックだと気づかれたことがない。
反応はなかなかよく「おー!」とか「かっこいいじゃないですか」などの反応や賛辞をいただいたこともしばしば。
●まさしく「さまざまなマジックが行える汎用型トリックデック」の名にふさわしいトリックデックである。
●私が買った当初は14手順であり、その後、17手順に増えた(ということは最低でも2個は買っているな、俺)。
だのにである。
「今回の増補で、総計20種類以上になっています。」だそうである。
一割以上作品を追加してしまってはもはや単なる「復刻版」と言えない。
「まさに決定版です」と書かれているわけだ。
●「トリックデック自体は、2つの『基本的原理』を組み合わせたもの」で「20種類以上」の手品ができるとなるとアレとアレじゃないのかと思う方もいらっしゃるかと思うが、ソンナコトナイヨ。
アレとアレじゃないのに20種類以上とはかなりの数である。
ここで3作品以上増えていることでお気づきの通り、研究家やクリエイターの方にはたまらない素材となる。
もっと多くの作品が作れるということである。今回、発表されていない手順ができて、ある程度の作品が集まったら共同レクチュアーノートを出したいね。
新しい作品ができたら、とりあえず、mMLの編集部に出してみようと思う。
●また、20種類以上も作品があるので、初心者向けから上級者向けまでの様々な作品があり、自分の実力に合った作品が探せるはずである。
そういうことを踏まえて、一つづずつ作品をこなしていけば初心者の方も中上級者になること間違いなし。
●複数の作品にさりげない【付記】がついているところも好み。
中上級者はそこも楽しめたり、刺激を受けたりするのではなかろうか。
●個人的には「過度のカード当て」には「『ここまでやる必要があるのか!』『こいつは、やりたい放題だ!』などの批判は甘んじて受けましょう!」などという一文もあって、南部氏のユーモアセンスが感じられるところも好みである。
●はっ!
個人的に気に入っている点を書くのを忘れていた。
この解説書は南部信昭作品集という一面があるのである。本宮氏作品も南部氏の監修が入っており、あとは南部信昭氏の作品である。
これだけの数の南部信昭氏の作品に触れる機会はそうそうないと思う。
貴重な作品集である。
●以上のような理由から私は今年、一番の作品として推すし、購入するのである。
もう二十年もたつとね、新しいのが欲しくなるのと、やはり20種類以上の作品という言葉に弱いわけさ。
ベテランの方は再購入者に一緒になりましょう。
また、初めて購入される方は一緒に楽しみましょう。
Master Magic!(なんか表紙に書いてある)
<付記>
●.AMA版「メガ・バインド三重殺」が紹介されているということは、本家「メガ・バインド三重殺」も再販されるのかしらん。
あれ、傑作なんだけどなあ。
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