国語屋稼業の戯言

国語の記事、多数あり。国語屋を営むこと三〇余年。趣味記事(手品)多し。

3カードモンテ最終回かも

2018-04-03 14:30:00 | 3カードモンテ
●3カードモンテコレクターとしてマジックライフを楽しんできましたが、リハビリ中であることと財政難であることなどが原因で新規購入する気力も起きなくなりました。また、多くのモンテを持っていたものの演じている主な作品は3つ程度でしたし。

そろそろ終わりにしようと考えていました。

●そんな中でこれを紹介して終わろうと思える作品が販売されました。



カラーモンテ&ラスベガスモンテ

●MAJION特製DVDがついてきます。実際に野島伸幸氏が現場に投入してきた作品だそうです。
 DVDでは野島氏による詳しい解説がついてきます。

●モンテとしての良いところは3枚すべてのカードがハズレになったり、アタリになったりするところですね。モンテマジックの欠点はむきになって当てる観客との接し方でしょうが、これだと意外な現象なのでむきになることは減るはずです。さすが世界で一番売れたパケットマジックと言われているだけありますね。

●すべてがアタリ、ハズレになることからの観客の推理としては6枚のカードがあるということになるでしょうが、それを現象にしてしまっているのも、良いとまどいを観客に与えるでしょう。3枚であることはその前に示しきっていますから。

●クライマックスがあるところも同じ現象(移動・変化)の繰り返しになりがちな3カードモンテには貴重です。「もっと(同じことを)やって」という観客の気持ちを抑えることができるからです。

●と、ここまで書いて思いしったのですが、要は出だし、中盤、エンディングのすべてがすばらしいのです。

 ついでにいうと、序盤のジョークも良い演出です。

●惜しむらくは中級者以上 というところでしょうか。

 しかし、以前の私にもできたモンテですし、手順はシンプルなので、どなたにも可能だと思いますし、リハビリ中の私には適度な目標になってくれています。

●しかも、カラーモンテ&ラスベガスモンテとという二種類のモンテ入りです。お買い得ですね。

●マツコの知らない世界で3カードモンテの世界を紹介できる機会があったら、これはぜひとも紹介したい作品ですね。







●今後、もし3カードモンテを紹介できる機会があったら最終回プラスxという表記にします。

 紹介されたいモンテ、ご不要のモンテがありましたら、国語屋までお送りくださいませ。



・・・・・・・・4月9日追記・・・・・・・・・
ジョーカーは何人?

●Joker Trick (ALONG FOR THE RIDE) by Peter Nardi のmMLの付録。

 ジョーカーの人数をあてるというスリーカードモンテ風のマジック。

 コミカルな上に手渡し可能なので観客とのコミュニケーションもとりやすい。



●ちなみに【走れバイシクル!】の文句が泣ける。

・・・・・・・・6月4日追記・・・・・・・・・・


●SETTAIモンテ

●野島伸幸氏の週刊マジオンの6月3日公開作品。5枚で始めるが、モンテのシーンは3カードモンテになっている。

●モンテマジックの欠点に、観客が当てにくるためや演技の邪魔をしたいために演者の予定や予想と違う行動をしてしまうということがある。

●それを「接待」という設定にして観客のストレスを減らす工夫や現象になっている点が良い。

●意外なクライマックスもあり、一般の観客ならかなり楽しめる作品である。

 ぜひとも演じたい作品だ。





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