●「水と新聞紙」という有名なマジックがある。基本的マジックと言えよう。なぜかやったことがないけれども。
戸崎拓也氏の演技をトリックス八重洲店で見たときに感動して購入したのだが、休み時間に教室で演じられない(もし水で床が濡れたら危ないから)ので、演じなかった。
●折りたたんだ新聞紙に水を注ぎ、さかさまにしても水はこぼれない。広げてもおかしいところ(染みなど)はない。さかさまから元に戻すと水は再び出てきてしまうという流れのマジック。
●それの改案がトリックスから出ていた。二つほど発見。
●『水に流して新聞紙』。以下現象面要約。
「演者は最近、嫌なニュースが多いですねえ」と言いながら、新聞紙に水を注ぎ、流しこむ。その後、新聞紙を広げると裏表とも白紙になってしまう。その紙をたたむと中から先ほど入れた水が、新聞のインクを吸いとって、真っ黒になって出てきてしまう。そこで一言「ヤなことはすべて水に流して新聞紙!! なぁんちゃって!!」と言う。
●最後のギャグが良いね。一度は言ってみたい。
●平成6年(1994)の9月22日の新聞紙である。なんと村山首相(社会党)のころの新聞である。
●特価1200円なり。「考案・野島剛司、解説・南部信昭」である。
このあたりにも時代を感じる。
●『”きたいはずれ”の液体』。以下現象面全文( )内は補記。
封筒にグラスの水を注ぎます。しかし(封筒をさかさまにしても)水はこぼれません。水は一瞬で消えてしまったのでしょうか? いいえ、気体になったのではなく固体になっているのです。
●企画・開発/あかぬまとしを表記が「TRICKS」から「TRIX」になっているので2002年以降の作品。
●固体は水、ミルク、ビール、赤ワインに対応してる。
●封筒なので新聞より気楽にできる気がする。新聞紙を広げてからの改めがないからね。
●固体になるという設定も面白くないか。
●「水と新聞紙」って宴会芸に使われていたことが多かった気がするけど、ストリートでも使えるんじゃなかろうか。
●まあ、今度の公民館でのマジックショーでは演じられませんが。
絨毯状の床に水の染みとか作ったら大変なのさ。
掃除も使用条件に入っているからね。
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