旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

はじめてのキプロスへ

2015-11-22 12:13:08 | キプロス

「キプロスへ研修にいきませんか?」と、日頃お世話になっている海外手配会社の方からお話をいたのは半年以上前だった。想定外の場所だったが、自分のの幅をひろげられる絶好の機会と思い参加。すぐに出発の日11/22となった。 

ドバイ乗継。砂漠の中の摩天楼
機内の飛行マップを見ていたら、戦争をやっているシリアとイラクの上空をしっかり避けているのがわかる四時間ほどの飛行の後、南キプロスのラルナカへ向かい降下をはじめた。窓からキプロスの島の大地が見えてくる。木々ははえていても森林はみえない、乾いた台地。地中海は雨が少ない場所なのだと、あらためて感じる遠くの丘は白く、何かを採掘している。キプロスCYPRUSという名前は銅のラテン語CUPRUMからきているという。今でも鉱物資源は豊富だし、大理石もとれる。

飛行機を降りてすぐ迎えてくれたのがこの絵。右端の裸像、すぐに「あれだ」とぴんっときた↓

キプロス島はギリシャ神話の愛と美の女神ヴィーナス誕生の島。発掘された神像のうちのひとつが特に有名で考古学博物館に収蔵されている。※後日、実物を見ることが出来た↓


また、島の南半分は主にギリシャ正教徒が住んでいる。左端で礼拝のポーズをとっているのは大天使ミカエルかしらん。古代の文明とギリシャ正教、ひと目で南キプロスをあらわしている。

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