旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

スプリトのホテルは旧市街ど真ん中

2015-11-03 23:20:12 | クロアチア

スプリト旧市街ど真ん中のホテルヴェスタブロ・パレスは、小松の《手造の旅》にぴったりのホテルだった。

港の近くにバスが止まると、ホテルから案内の方がこられた。ついてゆくと、ディオクレティアヌス宮殿の入口に案内される。え、ここから入るんですか⇒ 地下千七百年前の宮殿地下を抜けてと再び地上に上がると、すぐそこがホテルの入口だった⇒ ロビーはシンプルだが居心地良い空間 ここはかつてディオクレティアヌス帝が、来訪者を迎えるレセプションルーム(ヴェスタブロ)だった場所にあたる。そうか、だからこの名前になったんだ。

全部で七部屋か八部屋。それぞれの部屋が違うデザインになっている。「え~、あの人の方が部屋がひろい」とか言わない皆様だから、こんなホテルが使えるのであります《手造の旅》。

部屋に荷物を置いたら、旧市街のレストランに食べに行こう。地元のパスタは「マカルン」という。同じ名前のレストランはこちら→

パスタは中が空洞になったうどんみたいなもの ロブスターの半身わるくないけど、刺身の方がほんとはよいなぁ。

紙に包んで焼いた魚料理 「何の魚?」ときくと、画像をみせてくれた⇒ サン・ピエトラという通称があるそうな。

それは、聖ペテロが指でつまみあげ、その跡が胴体の黒い点だという伝説がある。きけば、まぐろの倍はする高級魚だというのだが・・・まぁ、そこそこのだった。まぐろはまた別に食べましょう(^^)

**ホテルのすぐ近くに、もとディオクレティアヌスの墓所だった教会の塔が見える明日の朝は見学スタートだ。



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ユライ・ダルマツィナッツの残した教会

2015-11-03 16:45:30 | クロアチア

《手造の旅》クロアチアとアドリア海 五日目午後、夕暮れの一時間前に、シベニクの旧市街に到着。入り江の奥に位置する魅力的な町がひろがる。

かつての城壁が、現代的な建築の壁に埋め込んで保存されている そばには19世紀の劇場

そこからは細い道に入り、ヴェネチアのような路地が続くこういった町に共通した問題は真水の確保。雨水をためる貯水槽がまちのいろいろな場所にあった。フランチェスコはの修道院の屋上にはかつての貯水槽井戸の跡しかし、下は現在こんな洞窟礼拝堂に変更されている 水道が通ってから後にこのように変更されたのだそうだ。

シベニクの見ものは15世紀に石だけで建設された教会。世界遺産に指定されている⇒

16世紀後半、ルネッサンス建築がひろまりはじめた時代、ユライ・ダルマツィナッツはこの教会の第二代目建築主任に就任した。契約は五年だったが、入れ込んだあげく三十年わたりこの聖堂建築にかかわったのだから、この建物は彼の代表作と言ってよいだろう。

内部もすべて石造り いちばん奥右手の階段を降りると、彼自身が直接彫った彫刻でいっぱいの洗礼堂がある⇒ 外からの自然光を最大に生かした彫刻の妙!

・・・続く

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秋のプリトヴィチェ国立公園

2015-11-03 00:30:40 | クロアチア

《手造の旅》クロアチアとアドリア海10日 五日目

プリトヴィチェ国立公園は今回訪れる中でいちばん標高が高く、11月初めとなればかなり寒くなってる可能性があった。現に日陰は霜がおりている 気温は4度ほど。寒くはあるが、気持ちより高い青空がひろがり、観光客で数珠つなぎになる夏よりずっと快適である。紅葉もおわりかけているが見事 国立公園内の乗合バス「熊もいるんですか?」そう、いるんです。これはホテルのロビーにあった剥製⇒今日はこのバスにはのらず、落ち葉を踏んで木道をおりて湖畔からボートに乗る。澄んだ水には魚がたくさんこれは入場券の裏の地図

ボートのエンジンの音だけが小さく響いてくる、ほとんど貸切の船の上。乗船に行列する夏とは全然違う雰囲気。ぐるりと紅葉が取り囲む。人に慣れたきれいな小鳥が寄ってくる三十分ほどで下船、いくつも階段状に続く湖をみながら歩いてゆく。

「大滝」のところまで。夏よりもぐんと水量が多い さいごはバスの待つ場所までジグザグの道を15分ほど上る。さっきまで歩いていたルートと大滝が見晴らせる。

***

バスに乗り、山を左手に見ながら進む。あの向こうはすぐボスニア。内戦時代にこの一帯は戦闘地域だった。今も軍の基地がおかれている

昼食はドライバーさんの提案してもらった場所でセルフサービス。ここは兄弟の熊が飼われていて、ちょっとした動物園。

ネコちゃんが熊のご飯をいただきに入っていますが、熊のご飯になっちゃわないでしょうか。この二頭は親が撃たれて小熊でひきとられたのが、ここまで大熊に人間のサイズと比べてみるとよくわかる シカも このドライブインカフェの砂糖はこんな楽しいデザイン ロビーには

***

バスは海岸線へ出る。クロアチアのアドリア海沿い=ダルマツィア地方は切れ込んだ入り江が連続してあらわれる。こんな橋ができる前はずいぶん時間がかかるドライブだっただろう奥に見えるのはスクラディンという歴史ある小さな町奥にある湖と海の間に位置している。

午後はシベニクの街を見学する。ここにも世界遺産指定された教会があるのだ。

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