旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

コモンボ神殿、ガラベーヤ・パーティ

2019-01-02 18:03:54 | エジプト

コモンボ神殿は船から歩いてすぐの場所にある。
昔からワニがたくさんいる場所だったのだそうだ。
※2016年の訪問時のブログ、博物館内部の展示品もごらんいただけます
夕方から夜に訪れることが多かったが、今回はお昼過ぎ。
陽の光がまた違う見せ方をしてくれている。





船に戻って、

両側に流れてゆく夕暮れのナイルを楽しむ。



今晩はエジプトの民族衣装「ガラベーヤ」をみんなで着て楽しむパーティ
夕食バッフェのあとに


「いや、私たちはいいです」と固辞していたご夫妻を説得し・見立てて着ていただいたし(^.^)

衣装が変わればみんな気分が変わるものなのですよ(^.^)

いろいろゲームして

実は…毎回どういう格好をしても似合わない小松であった。
昨年はとってもうさんくさい感じになってしまったし…
今年はどうしたもんかと思案のあげく、「アラブの男になるのには髭が必要だ」と思い至った。
自分でしょぼしょぼ描いていたら途中から本職のメイクさんが手を入れてくださり…こんな感じになりました↓


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エドフのホルス神殿への馬車より

2019-01-02 10:10:00 | エジプト
朝起きると、クルーズ船はとっくにエドフに到着していた。岸から道路に出るところには馬車がぎっしり待っている

ガイド氏は「ここはいつもきんちょうする」という。
馬車に二人ずつ乗車して神殿まで行くのだが、どの馬車を使うのかは「おやぶん」にしか決められない。
ガイドさんにとってこの交渉がたいへんなのだ。

ようやく我々が乗る馬車が決まって走り出す。

地方都市の朝の風景、なかなか面白い。でも道が悪いので注意して。四人乗せて走っていた時期には落ちて怪我をした人も実際いたのだ。

★youtubeに馬車からの動画を載せておきましたのでごらんください(^.^)


★馬車じゃなくて、安全なマイクロバスでの送迎にする方がよいのではないか?
誰でも思いつく改善策なのだが、それをさせない事情がある。
馬車引きたちは自分たちの既得権をおびやかす=生活をおびやかすバスの導入は、どんな手を使っても止めようとする。

この町へ入ってくるバスは一台一台チェックされている。
はじめからお客を乗せて神殿に行くバスはよいのだが、空のバスがクルーズ船の乗客を迎えに行くのを許さない。
クルーズ船のお客にはどうあっても馬車を使わないと神殿へ行けないように仕向けている。
空のバスの運転手が街の入口で「何か事故が起きてもしらないからな」と脅されたそうな…・
「まるでやくざみたい」と嘆息のガイドさん


馬車業者たちも少しずつは「秩序だって」きているのだが
★2016年に訪問した時のブログはこちらからご覧ください
たとえば、乗り場をつくって定額制のサービスをすれば安心して乗れるのだけれど。親方の既得権がそれをさせないのかもしれない。

降りてしばらく歩くと神殿が見えてきた

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写実的だがデフォルメされた美しいホルス神

↓屋根のある神殿

↓もともとは銀製の船が置かれていた至聖所

↓至聖所外側の回廊もおもしろい

そして、これらの発掘された場所は地下水が侵食する危機にあるとおしえてもらった


***
船に戻ってランチ
船のショップでカルトゥーシュのペンダントも。金はここ十年ほどでびっくりするほど高くなった↓


午後にはコモンボ神殿に到着する

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