何度見てもすごい迫力!
紀元前13世紀にナイル川に面した岩崖にこれが掘られていたなんて…
当時首都だったテーベ(現ルクソール)からは今よりもずっと遠い、異民族ヌビア人の地にこれを建設するとはラムセス二世はどれだけの権力と富を握っていたのか。
今まで「すごい!」という感想しか言ってこなかった気がする。
ところが、今回ご一緒したお一人が、冷静な一言を放った。
「この神殿、つくりが荒いですね」
はっとした。小松はこれまで神殿の巨大さに幻惑されていたのかもしれない。
内部の壁画をよく見てみよう↓
ルクソールで見てきたような、ピシッと張りつめた美しさはここにない。
↑この直線の彫られ方ひとつとっても↑
ガタガタなのは年月と石の質だけが要因ではない。
↑人物像のバランスも良くない。あとから描き足したと思われる部分もある。
↓かつては彩色されていたのだろうけれど、それで「荒い」のをごまかしていたのではないかしらん。
ネフェルタリの小神殿についても同様
入口はまだよいのだが
内部の「ハトホル柱」の平面的で簡素な彫られ方↓
ラムセス二世は、完成した神殿を見に来たのだろうか。
少なくとも彩色前の神殿は見ていなかっただろう。
これじゃ、きっと満足しない。
**
一度ホテルにチェックインして、
日の沈む少しまえに「音と光のショー」の為の別チケットで再入場
同じ道を歩くと
簡素な石の座席にぎっしり
その日、いちばん多い言語が大きな音で流される。今日は日本語!
他の言語についてはイヤフォンがある筈なのだが…今日は見あたらなかった。
二つの神殿の壁を使ってプロジェクトマッピング
エジプト全土に遺跡を使ったショーはあるが、ここがいちばん見る価値があると思う。
アブシンベルに宿泊する大きな目的になっている(^.^)
紀元前13世紀にナイル川に面した岩崖にこれが掘られていたなんて…
当時首都だったテーベ(現ルクソール)からは今よりもずっと遠い、異民族ヌビア人の地にこれを建設するとはラムセス二世はどれだけの権力と富を握っていたのか。
今まで「すごい!」という感想しか言ってこなかった気がする。
ところが、今回ご一緒したお一人が、冷静な一言を放った。
「この神殿、つくりが荒いですね」
はっとした。小松はこれまで神殿の巨大さに幻惑されていたのかもしれない。
内部の壁画をよく見てみよう↓
ルクソールで見てきたような、ピシッと張りつめた美しさはここにない。
↑この直線の彫られ方ひとつとっても↑
ガタガタなのは年月と石の質だけが要因ではない。
↑人物像のバランスも良くない。あとから描き足したと思われる部分もある。
↓かつては彩色されていたのだろうけれど、それで「荒い」のをごまかしていたのではないかしらん。
ネフェルタリの小神殿についても同様
入口はまだよいのだが
内部の「ハトホル柱」の平面的で簡素な彫られ方↓
ラムセス二世は、完成した神殿を見に来たのだろうか。
少なくとも彩色前の神殿は見ていなかっただろう。
これじゃ、きっと満足しない。
**
一度ホテルにチェックインして、
日の沈む少しまえに「音と光のショー」の為の別チケットで再入場
同じ道を歩くと
簡素な石の座席にぎっしり
その日、いちばん多い言語が大きな音で流される。今日は日本語!
他の言語についてはイヤフォンがある筈なのだが…今日は見あたらなかった。
二つの神殿の壁を使ってプロジェクトマッピング
エジプト全土に遺跡を使ったショーはあるが、ここがいちばん見る価値があると思う。
アブシンベルに宿泊する大きな目的になっている(^.^)