クルーズ船最初の夕食。
レストランを入るとナイフとフォークがこんなふうにお出迎えしてくれた↓
食事がおいしいことがいちばんだが、さらにこういう心遣いで楽しませてくれようという心意気(^.^)
↓チョイスメニューで茄子のイマームなんとか↓これって…
トルコであった「坊さんがびっくりした」という料理ではないか。エジプトは長くオスマン・トルコの支配下にあったし食は楽々国境を超える。
***
夕食前には夜のルクソール神殿を見学した
最近はどのグループも定番のように夕方にやってくる。
船での休憩を長めにとって三十分ほど遅らせて行ったら見違えるほど空いていた↓これでも空いているのです(^.^)混んでいる時はガイドさんが「初詣ですねぇ」と言うぐらい(^.^)↓
↑これまで何度も見た、塔門入口の巨大座像。この像はしかし設営した時にヒビが入ってしまい、それを修復する楔がうってあったということをはじめて知った↓その楔の跡がこれ↓
重量がありすぎて置いた時にヒビが入ったのを見た古代の担当者は青くなったことだろう。
完全に割れたら像が倒れてしまう。その前に楔を打って修復したのか。
「別の場所にも同じ処置をしたところがありますよ」と、ガイドさんがもうひとつの座像の後ろを見せてくれた↓
目立たない裏側。こちらの楔は現在でもがっちりと打たれている↓
巨大な建造物を安全に人の前に出現させる建築者の苦労は今も昔も変わらない。
遥かな時を超えて、古代の人の気持ちが感じられる。
こういう発見がなにより面白い(^.^)
↓神殿の内陣近くで、足が逆さに彫られた石があった↓
いや?これは石自体が積みなおされているのだ↑
↓この部屋はエジプトの古代宗教が衰退した後、キリスト教会に転用された場所。
「転用」する時に古代神殿を壊して積みなおしたのだと理解した。
古代神殿の神の名をわざわざ逆さにはめ込んだりするのはイタリアの古い教会でもよく見られる。
ここでは上から漆喰を塗りフレスコ画が描かれていたのだから、逆さだってカンケーないのでですね↓
明日朝はいよいよ気球。
今回は05:15にクルーズ船を出る。
レストランを入るとナイフとフォークがこんなふうにお出迎えしてくれた↓
食事がおいしいことがいちばんだが、さらにこういう心遣いで楽しませてくれようという心意気(^.^)
↓チョイスメニューで茄子のイマームなんとか↓これって…
トルコであった「坊さんがびっくりした」という料理ではないか。エジプトは長くオスマン・トルコの支配下にあったし食は楽々国境を超える。
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夕食前には夜のルクソール神殿を見学した
最近はどのグループも定番のように夕方にやってくる。
船での休憩を長めにとって三十分ほど遅らせて行ったら見違えるほど空いていた↓これでも空いているのです(^.^)混んでいる時はガイドさんが「初詣ですねぇ」と言うぐらい(^.^)↓
↑これまで何度も見た、塔門入口の巨大座像。この像はしかし設営した時にヒビが入ってしまい、それを修復する楔がうってあったということをはじめて知った↓その楔の跡がこれ↓
重量がありすぎて置いた時にヒビが入ったのを見た古代の担当者は青くなったことだろう。
完全に割れたら像が倒れてしまう。その前に楔を打って修復したのか。
「別の場所にも同じ処置をしたところがありますよ」と、ガイドさんがもうひとつの座像の後ろを見せてくれた↓
目立たない裏側。こちらの楔は現在でもがっちりと打たれている↓
巨大な建造物を安全に人の前に出現させる建築者の苦労は今も昔も変わらない。
遥かな時を超えて、古代の人の気持ちが感じられる。
こういう発見がなにより面白い(^.^)
↓神殿の内陣近くで、足が逆さに彫られた石があった↓
いや?これは石自体が積みなおされているのだ↑
↓この部屋はエジプトの古代宗教が衰退した後、キリスト教会に転用された場所。
「転用」する時に古代神殿を壊して積みなおしたのだと理解した。
古代神殿の神の名をわざわざ逆さにはめ込んだりするのはイタリアの古い教会でもよく見られる。
ここでは上から漆喰を塗りフレスコ画が描かれていたのだから、逆さだってカンケーないのでですね↓
明日朝はいよいよ気球。
今回は05:15にクルーズ船を出る。