旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

2012年ブータン_追記

2021-06-04 09:00:18 | ブータン
2012年1月のブータンより。別ブログに書いていたモノをこちらにも載せておきます。
※当時の日記ブログは左下「カテゴリー」から「ブータン」をクリックしてください。
通称「Tiger's nest(寅の巣)」と呼ばれるタクツァン寺院はブータンを代表する場所↓

以下は当時書いていたコメント↓
「ブータンの旅で最も印象に残る場所といえば、やはりタクツァン僧院だろう。
今回、どうしても自分で確かめてみないといけないと思っていた。
何を確かめる?
そう、実際にどのぐらいの道をあるくのか、フツーのパッケージツアーでも行程に入れて歩いていただくに無理のない場所なのか、であります。

結論から言えば、中級の上のハイキングコースというところ。
パロの市内から登り口までバスで二十分ほど。ここから僧院が遥か崖の上に見えて、「あそこまでほんとにいくの?」と思わせる。
そこからカフェテリア・レストランのある第一展望台まで、ゆっくり歩いて一時間強。ここまでいくと僧院が谷を挟んでどぉん!と見える。
さらに少し上がり、第二展望台になると、僧院はその内部の様子までが対岸に見える。この写真はそのあたりからのもの。

階段を三百段下り、雪渓から流れ出す滝を見上げ、川をわたり、こんどは三百段の階段を登って、僧院の入り口に着く。第一展望台からゆっくり歩いたので二時間弱かかった。

僧院の中は撮影禁止。
バッグとカメラは入り口で預けさせられる。
ひそかに持ち込もうという輩も多いのだろう、しっかりボディチェックがはいる。

内部はいくつもの寺院の複合体となっていて、各お堂に入るとき靴を脱がねばならず、石の床はとてもつめたい。
いや、これ、ほんとおおおおに冷たくて、具合悪くなりそうなほどでした。
※内部の様子は写真がなくて残念ですが、また別のところで。

帰路は、全く同じ道を戻ってくることになる。
全行程で約10km。六時間はかかるだろう。
どうです?歩きたくなりましたか?それとも行きたくなくなりましたですか?」

ドチュ・ラ峠の仏塔群

↓以下に当時書いたコメント↓
「ティンプーから東ブータンへの道を進むと四十分ほどで標高三千メートルを超えるドチュ・ラ(「峠」の意味)に至る。
晴れた日にはここから七千メートル級の山々が見えるそうだが、あいにくの霧であった。

着いた時には十メートル先も見えない状態だったが、トイレが凍っていた使えないとか(笑)いろいろやっているうちに、青空が見えてきた。
2004年に第四代国王の妃によって建てられた百八基の仏塔が整然見えてくる。

ガイドさんはあえて詳しい説明に及ばなかったが、この仏塔がここに建てられたのは時期からみてインドの国境で起きた戦闘による。インドの反体制ゲリラがブータン領内へ逃げて拠点を持っていたのを、ブータン国軍がやっと実力で排除したのである。
ブータンは通貨ヌルタムがインド・ルピーと等価で為替固定されているのでもわかるように、インドの強い影響下にある。
良かれ悪しかれ。」
**
ブータン料理

↓以下、当時書いたコメント↓
ブータン料理は、一説によると世界一辛いとされる。
「唐辛子は野菜です」とガイドブックに書かれていたし、たしかに唐辛子はいろいな料理に頻繁に使われる。
だが、だから美味しくないということは全くなく、同じように米を主食とする我々日本人はけっこう好きなのではないだろうか。※個人差大でしょうが

この写真はティンプー市内のブータン料理の店でバイキング式のものをもりつけたもの。
上の赤い米は日本でももともとはこのような赤米が主流だったのかもしれない。その右側黄色く見えるのがもろこし系、右側には豚の脂肪を乾燥させてスライスした高カロリー食品・赤唐辛子やイモと共に炒めてある。
下のイモはマスタードとソテーされている。じゃがいもはどれもとても美味しい。
最後に左に見える緑色のものが、ブータン料理といえば筆頭にあがってくるエマ・ダッツィ。唐辛子のチーズ煮込みであります。
右上には川海苔のスープ。

これらのブータン料理は、まぁ、食べる前から辛いのを想定しているので大丈夫。
ブータン人がどれだけ辛いものが好きなのかを知ったのは、後に市内を散歩していた時であった。
下記「トラベルコちゃん」ブログに書きました。

コメント
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