旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

ブルックリン橋を歩いて渡り、国連やウォール街も

2021-06-09 21:46:00 | アメリカ東部
2006年アメリカ東海岸の旅よりブルックリン橋を歩いてわたるのは《手造の旅》で実現させたかったこと(^.^)

1883年にイーストリーバにはじめてかかった、全長1.8㎞の、当時世界最長の吊り橋。


「自由の女神」からマンハッタン島の南端「バッテリー(砲台)パーク」に戻り、すぐ近くのウォール街まで歩いた。

ウォール街はその名の通り城壁があった場所。
オランダがニューアムステルダム(現ニューヨーク)を建設した当時、イギリスの攻撃に備えて壁を建設していたあたりと伝わる。
※別説:オランダ人たちのなかでもフランス語を話す人々はwaalと呼ばれているので(ベルギーの「ワロン地方」もこの由来)、彼らが住んだあたりを「ウァール・ストリート」と呼んだ
かつて白人たちはこの壁の南側のちっぽけな地域に固まって住んでいたのだ。

それが今や世界の経済を動かす場所になっている。

↑すぐ近くにあるギリシャ神殿風の建物は「フェデラル・ホール」。
イギリス領時代のニューヨーク市役所、独立後にははじめての議会として使われ、初代大統領ワシントンが選出された場所※再建されてますが
正面に立っている像はワシントン。
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冒頭写真のブルックリン橋はマンハッタン方向へむかって歩いた方が景色がよいというので、まずは車に乗ってブルックリン橋を渡る。

↑途中右手に1907年建造の「アンブローズ灯台船」が見える↑
海峡を通る船のための目印となる船だったが、1932年にラジオ無線が導入されるとその役目を終え、第二次大戦では偵察船として使われたそうな。幸い沈没せず、最初の場所にもどってきて博物館船となっている↑

ブルックリン側で車を降りて↑橋の上部=車道の上の道へあがっていこう↑

けっこう広い

木道となっている。自転車もOK。
太く長いワイヤーが張り巡らされている。


マンハッタンに向けて歩いていくと、正面に摩天楼のパノラマがひろがる(^.^)


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「グランド・ゼロ」も訪れた

かつてのワールド・トレードセンターにも一度だけ訪れたことがあった。
次に何が起きるかなど、誰にもわからない。
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四十二丁目の国連ビルへ。
ここはセキュリティをうければ誰でも入ることができる

シャガールのステンドグラスもある。

イラクの国連事務所が攻撃された時、現場に掲げてあった傷だらけの国連旗が見られる。

立派なお土産屋さんもある。

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少し早目の夕食を終えて、NY最後の夜はミュージカル「CHICAGO」

コメント
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