
10月、過ごしやすい季節に行われる丹波亀岡の祇園祭。
祭りを楽しむためには、ど真ん中の宿にとまるのがよい。
亀岡祭をぞんぶんに楽しむには「ここしかない」と思った古民家再生の宿を下見に訪れた。

外観ではここが宿泊施設だとはわからない。

三棟の古民家が元の雰囲気を残しながら快適に改築されている

飾られている書や絵画はアレックス・カー氏の作品や持ち物だそうだ。
※五島列島の小値賀島を訪れた時「藤松」というお店がアレックス・カーさんの監修で改築されていた
⇒こちらからその時のブログをご覧いただけます

三つの棟それぞれから坪庭を楽しめる

↑これは閑院宮載仁親王(かんいんのみや ことひとしんのう)の書だった。

町家らしい急な階段↑この棟は二階にもうひとつ寝室があった↑
敷地は結構広い。元は京都の老舗香木店の持っていた場所だったそうで立派な蔵がある。

ここなら出て十メートルほどに「亀岡祭」の十一の山鉾のひとつが立つ。
きっと楽しんでいただける筈(^^)
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お昼は料理教室もしている方のところで、京野菜をたっぷりつかったメニューを用意していただいた。


※こちらに詳しく載せ
「十月は鯖寿司がおいしいんよ」と言われる。
でわでは、きっと出番をおねがいいたします(^^)
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亀岡町家カフェ↓この欄間は亀山城が取り壊されるときにここに移築されたとつたわっている↓

ガイドの会の会長・副会長とお会いする

昨年11月にはここで心づくしお昼ご飯もだしていただきました(^^)
※こちらからその時のブログをご覧いただけます。紅葉黄葉がとてもきれいでした
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昨年の亀岡訪問時、目に留まって突然訪問した「柿渋染」の工房を再訪

あの時購入した鳥獣戯画をデザインした柿渋染抗菌マスクを使っているうちにたいっへん気に入って

どうしても手に入れたかったのです↑(^^)
柿渋は抗菌効果があると証明されて小物の売り上げもあがっているのだそうだ。

もうひとつ、気になっていたのはストール↑
ごわっとした生地だがそれ故ボリューム感がある。一時間半ほどでこれを染める体験もできる。10月の旅で組み込んでみるのもおもしろいかも(^^)

この「紙」の籠も他にはない↑「紙」というのは「こより」のようなもの↓

これを染めて丁寧に編んでいるのだ↑ちょっとナンタケットバスケット
アメリカ東部ナンタケット島のバスケットを思い出した※こちらのページでちょこっと載せました
安くはないけれど、価値ある品ではないかしらん。
半日、四か所で人にお会いした亀岡下見、十月の旅はきっと楽しいものにいたします(^^)

↑この中に山鉾のセットが収められているのです。
組み上げがはじまる10月23日から見学できればおもしろいかもしれません。