旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

アーリントン記念墓地と朝鮮戦争記念碑

2021-06-15 11:44:49 | アメリカ東部
2006年アメリカ東海岸の旅より
「嫌がらせに、南軍のリー将軍の邸宅敷地に死体を埋葬しはじめたがはじまりです」と解説されて驚いた。今も丘の上にある「アーリントンハウス」が、そのリー将軍の邸宅↓

ロバート・リー将軍は妻が初代大統領ワシントンの孫娘だった縁でこの広大な敷地を手に入れた
奴隷制度には反対だったが南軍の将となったリー将軍は戦地となった首都から避難する。
戦争が終って自宅に戻ってくると周囲が墓場になっていて唖然としただろう。
住むのを断念し国に寄贈されたことにより、戦没者を埋葬する公式な墓地になったのである。

「アーリントンハウス」のふもとにあるこの墓は↑JFK暗殺されたケネディ大統領のもの

妻のジャックリーンが灯した「永遠の火」は、彼女自身の墓との間に位置している。

1961年のケネディの有名な演説「アメリカの同胞たちよ、国がなにをしてくれるのかではなく、あなたが国のためになにができるかを問え。世界の人々よ、アメリカが何をしてくれるのかではなく、人の自由のために共になにができるのかを考えようではないか」

入口のビジターセンターには暗殺を報じる当日の号外↑

司法長官を務めていた弟のロバート・ケネディも暗殺され↑近くの一角に簡素に葬られている↑


同じヴァージニア州側にあるペンタゴン(国防総省)
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↑1995年に完成した「朝鮮戦争記念碑」があるのは、ポトマック川を渡ったワシントンDC(コロンビア特別区)、リンカーン記念堂の近く↑

十九人の兵士がぬかるみ(田んぼ?)の前線を進む姿↑

磨かれた黒い壁に写って三十八人=三十八度線をあらわしているそうな。

FREEDOM IS NOT FREE
自由はただで手に入らない


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