旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

リバティアイランドで見上げる「自由の女神」

2021-06-08 10:58:59 | アメリカ東部
2006年アメリカ東部の旅より
「1884年から1924年の間に一千四百万人の人々が移民としてニューヨーク港にやってきた。女神が高く掲げたトーチは(製作者の意図とは関係なく)、ついに希望の国へたどりついたことを感じさせた」現地の案内版より

↓リバティ島で展示されていた実物大のトーチ↓


一般的なニューヨーク観光でマンハッタンの南端から見る「自由の女神は」けっこう小さい。
↓(自由の女神のある)リバティ島からマンハッタンがこんな風に見える距離なのだから

《手造の旅》ならもう少し近くから見上げたいではないか。
「自由の女神」入場券を買ってリバティ島行きのフェリーに乗った。

↑途中に見えるこのエリス島は移民たちが検疫を受ける場所。

映画「ゴッドファーザーPartⅡ」で、
故郷シチリアで敵対するマフィアに親を殺されひとりでNYにたどりついたヴィトー少年。

入国官に名前を訊ねられ言葉が分からず、出身の村の名前「コルレオーネ」と答えてそれがファミリーの名前になる。感染症隔離されたエリス島から「自由の女神」を見上げる姿。

※ここの見学は別の機会にしました

リバティ島に上陸し

「自由の女神」に入場しようと思ったら、大きな荷物は預けなくてはならない。
9.11からまだ五年。安全検査はとてもきびしい。

↑このコインロッカーはなんと指紋認証式!
預けた本人が来ないと取り出せない

女神の立つ台座は博物館になっている実物大を間近にするとその大きさにびっくり。
入るとすぐに女神のキビシイお顏が↓これは作者のフランス人バルトルディが母をモデルに製作したそうな↓
※出身のアルザス地方コルマールの村の入口で大きな自由の女神にであった2011年のブログをこちらからごらんください

フランスからの巨大なプレゼントは

こんな風に組み立てられていった。

9.11の後、内部に登ることは禁止されていたが、真下から構造を見上げることができるた↓

鉄骨で組み上げられたビルのようだ。

外に出て台座のすぐ下から↑見上げると、近すぎて顔が見えない。

当時のカメラだとこのぐらいやらないと全体が入らなかった。

台座のその下の星形を出てやっと全体が入る。

「自由の女神」はフランス製だけれど、アメリカ的なモノの象徴
ジーンズや時にアメリカ国債の販促にも使われた。

マンハッタン島に戻ると、バッテリーパークでもたくさんの女神たちが小銭を稼いでいた↑






コメント
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