kotoba日記                     小久保圭介

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木の横、星の下

2009年12月06日 | 生活
昨夜は遅くまで労働だったので、
今朝は9時まで眠りました。
朝、寝床で、
ああ、もういずれ起きなくては、
と思うのです。
でも、起きたくない。眠い。
このまま温かい布団の中にいたい。
そう思うのです。
ところが、
気が付くと、
布団をはねのけ、
こーしてあーして、
という一連の動作を、
僕の脳は想起しています。
で、
その通りにします。
いくら、今日は起きないぞ、
と思っていても、
起床後のアクションを、
思い描いていることに、
ハッとしました。
そんなわけで、
カーテンを開け、
布団を干し、
着替えて、
朝食をとりました。
そのあとは想起していなかったので、
適当に、思いつくまま、
観葉植物を移動したり、
聡怩オたり、
洗濯など。

昼下がり、
思い立ったが吉日、
図書館に行って、
本を数冊借りてきました。
未読で読みたいと思っていた、
福岡伸一著「生物と無生物のあいだ」を、
さっそく読みだしました。
面白い。
以前、テレビ「ニッャ唐フ教養」で、
福岡伸一さんがゲストで出ていて、
科学について、
「文体を変えて言えば」とかナントカ、
文体という比喩を使っているのが、
凄く面白くて、
また、
昨日の新聞で、
釈迦に学ぶというコラムがあり、
田上太秀という方が、
福岡伸一の「動的平衡」という言葉を書き、
今の自分は一時的な、「よどみ」に過ぎない、
と釈迦の教えと福岡伸一を繋いでいて、
難しいけれど、
きっかけを僕に与えてくれた興味深い記事でした。

夜、一時間ほど歩いて、
いろんなことを考えていました。
歩いていると、
楽しくなってきました。
もみじが、
少ない灯りでライトアップされていて、
静かな道で、色付くもみじを見て歩きました。
空に星が見え、
木々が並ぶ道で、
木と話ができそうな、
木と友達になれそうな、
そんな夜でした。
帰ってから、すぐにお風呂に入り、
ベランダから、
東の空に、
三つ星、
オリオン座が見えました。
コメント
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